3週間くらい前の定時過ぎに怪しく忍び寄ってくる代表。 こういった場合、悪魔のプレゼントが投下されると名曲『大迷惑』にもあるわけで、少しの緊張を覚えたわけで。 『どうしました?』と尋ねると『以前紹介してもらったお店移転するらしくてグランドオープン2/2なんだってさ』と。 どうやら以前代表が三島に越してきた際に近場の美味しいお店紹介してと言われ、地元では無いため、行ったことはないが気になってるんですと紹介した店の話らしい。 というわけでせっかくお誘い頂いたので、行って来ました三島の山幸さん。 自分や仲間の釣果がお薦めラインナップに上がるこちらのお店。今回の注文内容はこちら。 ・本日の刺身盛り(三点盛) ・鯵のなめろう ・アブラボウズの西京焼き ・白子(水炊き仕立て) ・雑炊セット お刺身3種盛りはアブラボウズ・金目鯛・ヤリイカ。それとリニューアルオープン記念として、豊洲で買い付けた一尾丸々のマグロがお薦めとのことだったので追加させてもらいました。 アブラボウズと金目鯛、マグロは塩を加え炙ってあり、塩味にお酒が進む。個人的にはアブラボウズの炙りがその脂の甘さと塩加減の塩梅の良さで1番好き。今回初めて頂いたがこれは癖になりそう。 西京焼きは渡されるなり、見栄えと香りとも良く、テーブルに置くなり、手をつけてしまい、写真は撮れませんでした。ごめんなさい。 皮目の焼き加減から味、身のふっくらしっとりとした感じまで丁寧さを感じます。口に入れるなり今贅沢してますよ!と言いたくなる一品です。 なめろうは叩き過ぎず身の食感が残る状態、味付けはどちらかと言えば薄く、鯵の身本来の味わいが活きていてシンプルゆえにお酒とこいつの無限ループになりそうで怖かったぁ。 生姜や大葉、ゴマを加えたものも美味しいがシンプルで旨いが1番やばいことを改めて知った思いです。 白子は定番のポン酢でお出しすることが多いとのことだが、今回は水炊き仕立てでお願いしました。半トロクリーミーな白子、ポン酢に絡めようともその本来の甘さは健在。これ最高!! この後水炊きにすると優しく丁寧な、どことなく上品な仕上がりとなるが、大将が少し手元のポン酢を出したらまた一層美味しくなると教えてくれたので試してみました。 さっきまで上品な雑炊でれんげばかりが活躍してきたが、今度はとんすいを持ち上げて、掻き込みたくなるほどに様変わり。これを当てに酒を飲んでもいい。 あ〜、これ試して欲しい。 店内はBOX席とカウンター。 入口付近にクロークがあることで上着を席で持て余すこともなく、手元に置いておきたいものは机の下に籠があるので、安心です。 店員さんは粋でこちらの要望をしっかり聞いてくれる大将、明るくテキパキした奥さん、それとどことなく初々しさがある可愛らしい女性(娘さんかな?)と多くはありませんが、皆さん配慮と丁寧さがある接客をしてくださるとても素敵な方々でした。 づらづらと能書を書いて来ましてが、自分の言いたいことは明確。 『居心地良く、幸せな気分になれる美味しいお店見つけました!!』ということです。 ぜひ足を運んで体験してみて下さい。