恵比寿ガーデンプレイスすぐ近く… あのLDHグループが運営する2022年1月にオープンしたばかりの新星 『鳥焼き 小花(おはな)』へ。 鳥焼き…とある通り、焼き鳥ではなく鳥料理の専門店です。 日本が誇る焼き鳥の名店「鳥しき」で修行された焼き師で店主の佐藤さんが、鳥しき直伝の「強火の近火」で各食材や部位ごとに適切な火入れを行う、既に名店の呼び声高いお店。 新しい焼き鳥の形を追い求め、串に刺さっていない「鳥焼き」という形を取ったんだ。 店内はカウンターのみ、おまかせコースのみ。(12,800円〜) 完全予約制で17:00/17:30〜、20:00/20:30〜の2部制になってます。 乾杯はシャンパーニュ「N.V.ドラビエ カルト・ドール ブリュット」から。 ■鶏ムネ肉のガリ巻き スタートはサッパリ感が心地良い巻物から。 中にはきゅうり、ごま、紫蘇、そして自家製のガリ。 ■鶏の味噌煮込みの春巻き パリッとした春巻きの皮の中に、アッツアツでコクのある味噌煮込み(※火傷注意(笑))の入った新感覚春巻き。 ■鶏ささみのリエット ささみをペースト状にして煎餅風に…。 粒山椒の刺激をのせて。 ■鶏ワンタンの鶏がらスープ 最高級の鶏ガラからとったスープはそりゃうまいよな(笑) ほっこりと身も心も温まる優しさとともに。 ■信玄鶏の砂肝とハツのゴマダレ 上にはシャキシャキっとしたネギとゴマダレ。 砂肝の命とも言えるコリコリとした食感や、柔らかなハツ…と2種類味わえるのもいいね。 枇杷型の器も実に風情が。 ■赤茄子のみぞれ餡 コレも熱々注意(笑) トロットロのテクスチャーと生姜のワンポイントが効いてるね。 ■岩手鴨のロースト 小花は鶏だけじゃなく鴨もうまいんです(笑) サーモンピンクの美しい火入れの鴨には塩と粒山椒、ワサビとシンプルな味付けが正解。 ■大根の甘酢付け ■つくね最中 上にマスタードの乗った和風ハンバーガー風。食べると肉汁じわっと系。 この独創性は見事!! ■じゃがいものアンチョビソースがけ ホクホクのじゃがいもとアンチョビソース。 ■首の皮の酢味噌和え ■伊達鶏の膝肉 運動量の多い膝のお肉は柔らかながらも、ジューシーさハンパない。 鶏の旨さを堪能できる逸品。 ■伊達鶏の手羽先 ★いっしーリコメンド 日本が誇る銘柄鶏・福島県産の伊達鶏は、味と歯応えのバランスが絶妙。 サッパリとした岩もずくと合わせて。 ■鶏かわず 鶏肉をかわず(蛙)に見たてた一品。薬研、横隔膜の部位を。 ■椎茸の炭火焼き 中にはグリーンのほうれん草の餡がけ。 ■梅軟骨 ■伊達鶏のモモ焼き モモ肉の2種食べ比べ。 皮目パリッパリの伊達鶏は、一つは辛味噌とサンチュで韓国風、もう一つは粒マスタードでシンプルバージョンも。 ■焼きおにぎり 料理の締めは、焼きおにぎりをお茶漬け風に。 熱々の鶏ガラスープを、表面パリパリのおにぎりにかけてツルッと。 少食男子、この時点でお腹いっぱいだったけどサラッと食べられて嬉しい限り(笑) ■南高梅のかき氷 梅シバのシャキシャキ食感もいいアクセントになっているかき氷。 冬のかき氷ってのもオツだね。 いやぁ…うまいうまい。 入念に練られてであろうコース構成や、それぞれの食材の個性に合わせた火入れのバランス感覚。 まだできてすぐなのに、予約が取れないのがその実力を物語っているよね。 本当は教えたくない名店だけど、今回は特別に教えちゃいます…(笑)