押しも押されぬ良店訪問の巻。 今日のご紹介は、一軒一投稿を常にしている私にとって、 正に治外法権の名店 ”鮨 かんざき”さん。 真摯で真っ直ぐな想いを持たれ、卓越した包丁技術で 鮨をアートに昇華させる大将が営まれているお店。 更に、毎回驚愕の海の宝物を仕入れるルート、センスを併せ持っておられます。 私も毎回レビューこそしてませんが、今までも驚愕の 帆立貝、特大さざえ、倉沢鯵、特大アワビを食し、 嬉しい驚きは数知れずとなりました。 酒呑みには堪らない、レアな地酒を提供してくれる のも、かんざきさんのNICEなポイントです。 この日も驚愕! かんざきさんの水槽は、素通り厳禁の宴 オーダー。 ○先ずは美酒 黒龍 純吟 三十八号 毎年、年一回だけ販売される希少な限定品。 山田錦を使用した、マイルドで魚料理にぴったりな味。 流石はかんざきさん、酒への拘りも強く感じる。 ○特大伊勢海老のお造り & 頭は焼きで かんざきさんに来たら、ショーケースのみならず、 水槽からも目離し厳禁! 生きた特大伊勢海老を捌き、新鮮極まり無い品を、 贅沢に丸々一匹使用した逸品!旨いに決まってます。 伊勢海老シーズン到来を、最高の品で実感。 ○松茸をたっぷり使って土瓶蒸し ショーケースに立派な松茸を発見。 大将の ”土瓶蒸しで出しましょうか?” の一言に、お願いしました。堪らん! ここから握りに移行 ○金目鯛の炙り握り ○北海道産 紫雲丹の軍艦 色艶素晴らしい鮮度高い品。 バフン雲丹は完売でしたが、旨さの余りお代わり連発。 ○穴子の握り ○かんぴょう巻 ○イクラの軍艦 此方に来たら、イクラもスルー厳禁。メチャ旨いです! ○大トロの重ね握り ”未だ食べられますか?” と確認の一言を残し、おもむろに取り出した大トロの塊。 牛肉と見紛う美しい刺しビッシリの、上質な脂で輝く品。 贅沢に切り分け、重ね握りにして頂く! 最早、言葉は必要無い。 ○地酒 醴泉 純米吟醸 山田錦 ひやおろし 岐阜県玉泉堂酒造が、秋上がりに仕上げた品。 仄かな香りで鮨にmatch。 ○仕上げに生牡蠣 & 赤出汁で〆 ここでも妙技を存分に発揮する大将。 此方のお椀は、魚のアラを使用した上品な出汁取り。 結果は勿論、安定のSuper excellent! 常連様も、素晴らしくフレンドリーな方ばかり。 カウンター鮨は、やっぱりエンターテイメントだな。