池田歓さんのMy best 2018

ケララバワン【創業14年の実力！】2018カレー317軒457食目 2018.8.7 (前振り) 最強のラリースト、タダケンからお呼びがあった。 西武線のカレースタンプラリーやってるよ。ケララバワンも参加しているから行こうよ。なぬっ！そういえば先週末にタダケンとタコさんが西武線スタンプラリーのカレー店で遭遇して、遂にタダケンもタコさんの弟子、すなわち部下3号になった。なんということだ、タダケンに抜け駆けされてしまった。 こうなったら事情聴取だ。タコさんの部下2号と部下3号と誘い合わせてケララバワンに集合だ。 というわけで、練馬のケララバワンに集合した。 (本題) ケララバワンはすごい店だ。南インド料理店としてはかなりの古参だ。創業14年。店主サッシーさんは、出身地のケララから外国の出稼ぎの賄いから始まり、北部バラナシなどで修行を積んで、故郷に戻り料理屋を開いた。その後日本人の奥さんと結婚して、日本でケララバワンを開いた。そりゃ長いストーリーのようだ。漫画家の奥さんが、このサッシーのストーリーを面白く描いているのでご興味ある方はそちらをご参照あれ。 参照: インド夫婦茶碗(流水りんこ) https://manga.line.me/product/periodic?id=000093q6&t=1532649600024 ■ダールワダを摘んでビール ■メニュー名わからないけどバナナ葉で蒸した魚 ■マトンビリヤニ ■ライタ ■オクラとチキンのカレー ■フィッシュカレー ■シーフードビリヤニ とても美味しかった。そしてGKも頑張ってタコさんの部下になりたいと思ったのであった… タコさんの部下2号と3号に挟まれて… #ケララバワン #ビリヤニ

魯珈 ろか 【9:30に並ぶ】2018カレー331軒473食目 2018.8.15 SmileYと約束した。10:00でも行列だったから、9:30にしよう！ そして、9:30に行ったらSmileYは2番目で GKは3番目になった。いいポジションだ。 11:00開店なのだけど、10:46にお待たせしましたと営業開始してくれた。店主の絵理さんがすごいのは、ワンオペなのに一人一人のお客さんを自ら迎えて席に案内しコミュニケーションをとること。更にとても久しぶりの客でも覚えていること。変身前でもゴーグル仮面さんお久しぶりですとお迎えしてくれた。提供するカレーの味だけでなくサービスまでも優れているから誰もが支持する。 敢えて1席後ろの方に譲ってSmileYと一緒に並んだ。 注文: ■魯珈プレート&限定カレー ▶︎ラムビンダルー ▶︎冷やしサンバル(とろろ&豆腐入り) 魯肉飯の逸品ぶりを確認してから、ラムビンダルーに手をつける。もうラムビンダルーがほんと丁寧に作ったんだなってわかる。 そして冷やしサンバルのこの夏夏しさ！ 素晴らしいーっす！ 大好きなのが辛子高菜のマスタードオイル漬けね。これがだんだん混ざる混ざるーマザルザルーって、無くなって行くのが寂しいのよ。もっとー！という気持ちで引き上げるのが、いいんだよね。 いや美味かったぁ！ めでたしめでたし

デリー銀座店 【8月限定:ビーフカラヒ】2018カレー318軒459食目 2018.8.9 デリー銀座店 8月限定のカレーはビーフカラヒ 田中社長のブログによれば、昔からデリーではカラヒはマトンとビーフの両方出していたけど、ビーフが高くてレギュラーメニューからは消えたのだとか。従って、これはある意味復刻メニュー。過去とは違って煮込みビーフではなく、いい和牛を薄切りにして、焼きたてをカレーに合わせたのだという。 デリー田中社長のブログ https://www.delhi.co.jp/bossblog/13699 すごい！デリーで2番目に辛いとされているカラヒに、焼きたての和牛をそのまま絡めたというあたり、田中社長、大正解です！ とても美味しい。 めでたしめでたし

(仮)エチオピア【スタンプラリー番外】2018カレー388軒546食 2018.9.17 ■チキン豆カレー ¥950 - タイトルに(仮)エチオピアとつけた。なぜ(仮)かといえば、これはスタンプラリーの勘定外としたいからだ。 - チキン豆カレーを選択。今年のあけたんは辛さ0推しなので、GK は辛さ1推しを試してみようと思った。それで辛さ1倍と言ってみたら、豆はもともと3倍からと言われた(^◇^;)というわけで、3倍！何かが噛み合わない（笑） - チキン豆カレーは超オススメなメニューだった。これまでとはエチオピアの印象が変わった。エチオピアのチキンやビーフといえば、自分の中では日本人考案型インド風カレー味のイメージだったのだけど、今回食べた豆チキンは、高級な南インド料理店に出てくる一品のような明らかにインド料理のメニューだった。驚くほどいろんな豆がいっぱいに入っていて滋味深い。美味しかったぁ。 #神田カレー街食べ歩きスタンプラリー #神田カレー #エチオピア #豆カレー #豆チキンカレー

《写真不具合のため、一旦削除&再投稿》咖喱人 カリービト【スタンプラリー何軒目かの2回目】2018カレー405軒567食 2018.9.25 ■カレー2種盛り ▶︎キーマカレー ▶︎南インド風小エビと大根のココナッツカリー ●ホッピー黒 & 中のおかわり 計¥1,865 - 青山に行ってメガネのフレーム交換、飯田橋に行って散髪。そろそろSmileYも来る頃かな。というわけでカリービトに来た。 - 前回スタンプ1/4もらったから、今回は2回目の1/4をもらいにきた。 - SmileYがなかなか来ないと思ったら、アパ社長カレーでラタトゥイユカレーを食べながらラタトゥイユ顔を開発してきたらしい。新しいな！SmileYって流石だ！そろそろ独自路線ネタで歩み始める模様だ。 - やっぱり、いつきても何を食べてもカリービトの一皿は超絶美味い！うまい！もう一度言うぞ、美味い！ - 大根とか言うと"インドでカレーに大根なんか入れないよ"とか言う輩がいるから"インド風"という話だったけど、そのツッコミをする人は「インドには日本の9倍の国土と10倍の人口がいる」ことを知らない人だとGKは思ってしまう。日本の食材や料理だって誰一人知り尽くしていないのに、10倍規模のインドのどこかには大根のカレーがあってもおかしくないだろう、と思う。カレーが自由である根拠はこんなところにもあるのかもしれない。(どんな反論も受け付けないけど、面白いネタはなんでも受け付けるぞ)。 - そして、店主はGK専用の難しいスタンプを始めたことを後悔するかのように「難しいな」と呟き、スタンプを押してくれた。 ★サザエさんの会: SmileYと2人。デリーゲートでデート中のあけたんとレジェンド青木さんに乾杯！ - 今夜も めでたしめでたし #神田カレー街食べ歩きスタンプラリー #カリービト

トプカ 神田本店【連日トプカの1日目はトネキング選手権かカレーナイトアワーか】2018カレー337軒481食目 2018.8.20 どういうわけか、集まる人の都合と趣旨の違いで、2日連続トプカで飲み会となった。 1日目のこの日は、神田カレーマイスターばかりで、 ▷イトーちゃん★★★★(1期生) ▷あけたん★★★(2期生) ▷GK ★★(3期生) ▷カトちゃん★(4期生) 星の数は神田カレーマイスター獲得回数。ここでは当然星の多い人が偉い、ということにする。ということなので、神田カレーマイスターとしては、イトーちゃんはお父さんみたいにエライし、あけたんはお姉さんみたいにエライし、カトちゃんは弟みたいに可愛いのである。ということにしておこう（笑） この日は本当は、トプカに来る予定ではなかった。一番偉い1期生イトーちゃんの発案で、放映しっぱなしのFacebookライブ動画の通称"カレーナイトニッポン"をもうちょっとちゃんとやろうよ。と、相談するために集まった。集まって、また放談して腹が減った。兄貴分のイトーちゃんがトプカに電話したら席があった。でも、放談したから、いずれちゃんとやれるかも。水野仁輔と伊藤盛リーダーのような本格的なM響アワー並みでなくとも、自分のないお父さん、自分の時間のないお母さんが、こっそりと押入れで30分視聴してほくそ笑むくらいのものにはしたいのである。次回、日程調整が一番難航しそうだ(^◇^;) それだけだ。そして、席が1つ空いているのも寂しいとあけたんを呼んだら来てくれた。 みんな仲良しじゃん。高校生並みだな。 だけど店に来たら高校生というわけにはいかない。おじさんおばさんは、美味いつまみと酒に溺れにやって来た。 だから、あけたんが来るまでの間に高校生みたいに仲良しのおじさん達は、トネキング・コンテストを始めて大いに盛り上がった。 トネキングというのは、神田にいらっしゃる立派な名士で、神田カレーマイスターの仲間内では、最もかっこよくダンディーに生ビールをグビグビするおじさんとして敬われている。これに傾倒して、トネキングっぽい飲みっぷりを楽しむドクタサトーという神田カレーマイスター2期生の先輩がいるのだけど、それに習ってこの時の酔っ払いの楽しみこそトネキングになった。 ●先輩イトーちゃんのトネキング！ ●GKのトネキング！ ●カトちゃんのトネキング！ カトちゃんのトネキングは目が怖いというコメントを複数頂いたので、目を消した。 ちゃうやろ！ ちなみに食べたものは美味い。トプカの魚は、そんじょそこらの居酒屋なんて敵わぬくらいに美味いんだ。 ■まぐろ中落ち ■かつお刺身 ■くじら ■山芋！ すまねぇ、正しいメニュー名を忘れたけど女将の発案メニューですこぶる美味い。 ■鶏わさ ■白えび揚げ もちろん日本酒がうまい！ こんなノリで過ごすうちにあけたんがやって来た。この辺であけたんも揃うと次に始めたのは、 まさかの、 カレーナイトニッポンを始めてしまった(^◇^;)。ただの酔っ払いだ。酔っ払いのライブ放映！ ☆ここにリンクを貼るけれども、正直これを見ることはオススメしない。あなたの人生の大切な時間をただダラダラと酒飲んで笑ってるだけの放映、まさに放ちっぱなし。でも、それでも暇つぶししたいという方はどうぞ。 GKも今見直したけど、思ったよりも面白かった（笑） リンク https://www.facebook.com/akihiko.ito.581/videos/1826362007439809/ 好き勝手話をして、笑って… カレーが出て来る。 ■ムルギカレー ■欧風カレー ■キーマカレー ■マトンカレー どれも本格的に美味しい。トプカの店名の由来がTop Quality of Curryなだけに、特段のこだわりを持って提供されるこのカレーは本当にうまい。でも、夜は、店がそれこそこちらも特段のこだわりを持って提供するほど魚も美味いのである。 酔っ払いのライブ放映中も、お姉さんあけたんはけっこう冷静。 兄貴分、弟分の揃うマイスター達は、自分たちが最後の客になるまで楽しんだのであった。 めでたしめでたし

コロンビア【宇都宮に大発見！滋味深きスパイスカレー】2018カレー442軒619食目 2018.11.8 ■ナスキーマ ¥900 辛さ5 ■エビカレー ¥1,000 辛さ0, ご飯少なめ - 宇都宮にやってきた。たまたま用事のない日があって、であればお休みにしようと急に有給休暇を取った。そして、たまには大人の休日倶楽部のJR乗車券5%割引でも体験してみようと思った。それで木曜日がお休みという大人の休日倶楽部友達を誘ったら、二つ返事で乗ってきた。そうだ、一度行ってみたいと思った大谷資料館(大谷石の名所)にでもいってみよう。餃子ももちろん食べたいね。 - なんて思いながら、湘南新宿ラインのグリーン車の乗り心地を楽しんでいたら、宇都宮でやけに人気の高いカレー屋を食べログに発見した。一つはスパイスカレーを名乗っている。もう一つはインド料理屋だ。このスパイスカレー店は要チェックだろう。 - 開店間もない時間にバスを伝馬町で降りて少し歩くと、宇都宮ケーブルテレビの正面にスパイスカレーの看板の存在を認めた。何かワクワクする。 - スパイシーキーマを基本とするラインナップが数多くあって、ナスキーマを食べたいと思いながらきたけれども、明らかに傾向の違うメニューの右側の列のカレーも食べたいと思ったら、連れはそれに乗ってくれた。 - 先にサービスの豆と芋の系統のサラダを出してくれる。これがとても美味しくて、カレーへの期待を膨らませてくれる。 - このナスキーマは食べる前からカルダモンとクローブの香りをいい感じに、それぞれの香りの識別がはっきりわかるくらいにその力を発揮してくれる。もう期待全開だ。見た目はカフェハイチのようだけど、その中身の性質は全く異なる。卵の黄身がプルプルと揺れて、焼いた茄子の光沢があまりにも美しい。もう、食べるのがもったいないくらいに美しいのだ。 - 食べてみたら、その見た目と香りからくる期待を裏切るどころか、それを上回るスパイシーな香りと刺激。ご飯とのバランスも優れている。辛さは3で辛口で0〜10くらいの調節があるようだけど、辛さに強くはないGKに辛さ5は正解だった。卵の黄身が辛さを柔らかくしてくれてほどよい刺激になった。 - 一方でエビカレー。これがとんでもなくまた秀逸な逸品だった。クリーミーなのにインド料理のようなしつこさがなく、スッキリしているのにクリーミーかつスパイシー。エビ出汁も生きていて、エビもプリプリした食感がOH!最高！ - いずれも東京や大阪を始め各地食べ歩いてきたGKの経験を凌駕する優れたスパイスカレーだった。これは本当に秀逸な逸品。もう一度言う。"秀逸な逸品"だ。 - ご店主からまた来てくださいと見送られる。普通地方の店でまた来てくださいと言われても来ることなんでない(できない)のだけど、ここには必ずくると心に決めた。他のメニューにもおよそ経験のない美味を期待している。 いや、本当にいい店に出会ったなぁ！ 宇都宮また来るぞ！めでたしめでたし ※その後の道程は、大谷資料館で石切り場の洞窟を体験して、宇都宮餃子有名店を3軒食べて帰ってきた。ちょー充実したお休みだったな。満喫！ #ゴーグル仮面 #宇都宮 #コロンビア #スパイスカレー

カフェ・ネクストドア【名店霧笛楼のカレー】2018カレー466軒671食目 2018.12.8 Pen 2017 No.434 365日カレー天国 掲載 ■横濱フランスカレー ¥1,350 ■霧笛楼チキンカレー雑炊 ¥900 - 元町通の繁華街の裏手に白亜の洋館がある。1階は品のよいフレンチレストラン、2階は結納や特別な接待などの舞台に用いられる特別な個室のフレンチ料亭と謳われる。その横に併設されたケーキ屋さんの喫茶室がカフェ・ネクストドアだ。 - 誉れ高き横浜を代表するフレンチレストランの味、霧笛楼のカレー2種のメニューをリーズナブルに提供する。それぞれ限定20食。店内の規模から察するにランチの客が一巡あまりで売り切れということになる。 - 横濱フランスカレーは、皿の真ん中に牛蒡の炊き込みご飯が盛られており、その周囲にじゃがいものポタージュが敷かれている。その炊き込みご飯に牛蒡は見つからないのだけど、食べれば牛蒡の香る落ちついた味わいのご飯だ。実に品がいい。白いご飯と黄白色のソープに囲まれて、上品すぎる。そして、別盛りで和牛バラ肉のカレーがその脇で待ち構える。白色と乳白色の品格を別盛りカレーで汚すあたりが感性を刺激してくれる（笑） - この牛バラ肉のカレーが猛烈に美味しい。欧風カレーたるものはこういう風に仕上げて欲しいと感じる一つのお手本と言えるのかもしれない。牛バラ肉の質が実によくて旨みとろみが全面的に美味しいという言葉に変換されてしまう。その深さがたまらない。 - 連れが軽い方がいいと、霧笛楼チキンカレー雑炊を注文したので少し分けてもらった。これは雑炊の雑炊たる旨みと卵との絡みが大変よくて、そこに意外にクローブの香るカレーらしいカレー感をそっと支えるように活躍してくれる。素晴らしいバランスだ。 - 食後にルージュルージュとコーヒーを注文したのだけど、見るからに美しい表面の輝きと食べれば内側で層をなす姿も美しい。フランボワーズムースのフルーティーな酸味とマンゴークリームの濃い果物感とがザクッとしたクッキー生地に混ざってポップに弾ける。さまざまな美味しさが凝縮された一品だぅた。コーヒーがまた高級店ならではの隙のないしっかりした酸味とコク、そして香り。最後までとことん楽しませてくれた。 - これはいい。誰かの何かの祝い事のあるときにでも連れてきてやりたい。 支払いを済ませて店を出てくると、カレーメニューの立て看板には売り切れの札が貼られていた。いいタイミングで店に入れたようだな。 めでたしめでたし #ゴーグル仮面 #pen365日カレー天国 #365日カレー天国 #霧笛楼 #霧笛楼カフェ #カフェネクストドア #カレー

KHANA-PINA カーナ・ピーナ【突き抜ける辛さと極上の旨み】2018カレー489軒704食目 2018.12.23 ■ランチセット ▶︎マトン (辛さ セミホット) ▶︎ドリンク ダヒ(ヨーグルトドリンク) ▶︎サラダ付き - ホットはとても辛いと言われて、ご案内に従ってセミホットにした。人の話は聞くものだ。セミホットも十分にめちゃくちゃ辛い！ - マトンのとろみと旨味が極上！これ以上マトンを美味くするなんてできないだろうと思うくらいにマトンの味がしみ出して美味いのだった。 - というか、店の入り口から見た様子や住宅地の喫茶店風情からは、先入観だけで言えば普通の喫茶店カレーくらいしか期待していなかったのだけど、驚くなかれの極上ぶりだった。意外なところに大変な店が隠れているものだね。日本人のいうインドカレーというジャンル(例えばエチオピア)においては、カレーファンなら一度は来るべき名店の一つだと思った。 ああ、めちゃくちゃ美味かった。 めでたしめでたし

シタール【冬限定ご馳走メニューの恍惚✨】2018カレー491軒707食目 2018.12.24 食べログカレー百名店2017収載店 (冬季限定ごちそうメニューから) ■マライティッカ ¥800 ■ローガンジョシュ ¥1680 ■ハーフ&ハーフ(ナン&ライス) ●グラスワイン - 我ながらカレー野郎だと自分を笑う。Xmasイブに実家で両親兄弟や甥っ子と食事を共にし、隙間時間に作ったカレーを食べて…じゃ、俺はカレー屋行ってくるねと実家を後にした。いや、カレー食べたらまた戻るつもりだ。 - それで来たのはシタール。 もう10年も前から両親が一度行ってみたいと言っていたのを、それでも順番待ちは嫌だと言う母のわがままも聞こうとするとどうしても来れなかった。そこで思いついた。両親を置いて一度一人で体験すればよいのだと。 - 妙な時間に実家を出てきて着いたら16:30。休日のこの時間だと行列はなし。並ばずに座れた。店はだいぶ広い。全36席もあって、隙間の空間や通路にもたっぷりとゆとりがある。BGMはジョンレノン のHappy Christmasが鳴っていて、思わず口ずさみそうになる。 - おばちゃんが手際よく丁寧にメニューを説明してくれた。何時でもOKのトリプルセットは魅力的には見えたものの、もう少し特徴あるカレーが食べたかった。ご飯やナンが丸々出てくるのも困る。それで相談した。 結果、自分の枠にしっくりくるのは、冒頭のメニューになった。ローガンジョシュはご飯が合うのだけど、ナンも食べたいけど多いと言うならハーフ&ハーフもできますよと。マライティッカはけっこう量もあるXmas Specialですけど、多ければ包みますよと。いちいち我が意を得たり。自分のツボに1番ハマるメニューに行き着かせてくれた。名店の名店たる所以というのはこういうところにある。相手の懐具合と経験値まで読み解く能力。なぁワトソン君と微笑むシャーロックホームズの如き洞察力を感じ取れる。チェーン店の学生バイトを100人連れてきたってこうはいかないのである。おじさん的にとてもごきげんだ。 ■マライティッカ やはり、この選択は正しかった。さっぱりクリーミーにジューシー。なんだろね、これはよく漬け込んだ味わいなのがある。 とてもオススメ。エラ・フィッツジェラルドのジングルベルを耳にしつつワインが進む。いや、そこに女将さんがどうですかと尋ねるのでワインが合いますと言ったら、ほら、だからデキャンタをオススメしたのですよ（笑）。尋ねると、デキャンタはワイン2.5杯分くらいだという。 ■ローガンジョシュ - 南インドを代表するビーフカレーだけど、とんでもなく美味い！方々のローガンジョシュも経験したけれども、これほどの逸品は初めてだろうと思う。この冬季限定メニューに巡り会えた俺は幸運だ。 おかげで、赤ワインのデキャンタを追加してしまった。 自家製のアチャールやチャツネもいろんなものに相性がいい。 千葉県民諸君に告ぐ！この冬こいつを逃したら後悔するぞ！ 名店を楽しませていただきました。 めでたしめでたし