【BAR羽月: Ever More 2001】 一昨日木曜日の晩に、友人達が僕の"神田カレー街食べ歩きスタンプラリー"全82軒達成を祝うために、行きつけの神田のBAR羽月に集まってくれました。 この日こいつを飲んで行け！という 殿塚バーテンダーのおすすめは "エバモア Ever More 2001" 麒麟シーグラムが7年間にわたって1年ごとに異なる味のシリーズを出したという幻の銘品。こちらのBARには2001しかなく、7年文揃えて手に入れるのは難しいので、あちこちのBARを探し回るのも面白いかもしれません。 さて、このエバモア2001は驚くほどに滑らかな逸品です。香り心地よく、控えめな刺激の後に柔らかい味わいが舌に絡みつくような滑らかな品。他の年号のつくものがそれぞれに異なるというのは、これからの出会いが楽しみですね。 2杯目はいつものラフロイグでcreosoteのスモーキー臭と戯れました。 背後に見えるのは、僕のつけてるCafe&Bar Logです。カレーばかりでなくて、好きな世界は何でも記録にしては思い出に換えていくのが僕の流儀です。羽月に2度目にきた時に勧めてもらった今井酒造の火樽について記しています。 この日のちょっと学ばせて頂いたのはカシス。参加した女子に用意してくれたカシスソーダに使用したカシスも羽月ならこれぞという一級品を用意してくれます。 フランスはディジョンのクレームドカシスなのでした。ちょっと味見させてもらったら、柔らかい甘みが魅力的で癖になりそうでした。 さて、 ちなみに、この日このあとは、 僕が仲間達をとっておきのカレー屋さんに案内しました。
池田歓さんのMy best 2016
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カレー#番外リピート ギンザハレHARE創業の味3種 2016.12.28 今年のうちにどうしても行きたいカレー屋があって、こいつを夕食にあてた。前回最後に訪れたのは2016年2月4日。銀座の先鋭達の中で最も美味しいと思っているカレー屋で、以前は時々通っていたのだけど、ダイエットのために今年は2月27日を最後に、9月末に神田のスタンプラリーを始めるまでカレーはお休みしていた。 でも、僕のワナドゥ手帳カレーログの中では、やはり今年けじめをつける理由があった。ギンザハレには6種類のカレーがあって、とにかくハレが好きなのでこの6種類を制覇したかったのだけど、まだ3種類しか食べていなかった。 それで、カレーログにはハレのために3つの空白のページがあけてある。しかも、各ページはもう記すメニューも決まっていて、メニューの写メから切り取った各カレーのメニュー名も貼ってある。 それで、一度にこの3つのカレーを食べるべく訪れた。このカレー屋はいつも流行っていて、ワインやビールを前にして語り合う客達がほとんどの席を埋めていた。銀座ソニービルのすぐ背後というリッチなロケーションだし、高級クラブの入る雑居ビルということもあって客層はハイレベルでおしゃれな人が多い。たまに訪れる高級そば屋の明月庵田中屋もこの並びだ。 食べるカレーは決まっていた。 マッサマンカレー スペシャルカレー イエローカレー 全てハーフで注文した。唐辛子の数はメニューと同じ。 店員さん(もしかしたらオーナーさんかな？女将かな？)に僕のカレー日記を見せて、空いたページを埋めるために来たことを伝えると喜んでくれた。 この３つのメニューこそ、創業当時のオリジナルメニューだと。期せずして、僕はハレの創業当時のラインナップを一度に食べ比べることとなった。 マッサマンカレー マッサマンというのは、元来タイの宮廷料理のことで、マッサマンカレーといえば16世紀のアユタヤ王朝で生まれたとされる。昨今の日本では広くタイカレーをマッサマンカレーと称していることが多い。 それで、ここギンザハレのマッサマンカレーであるが、ココナッツミルクの滑らかな旨味を存分に引き出している。チキンが合うというのでトッピングのチキンはマッサマンカレーに入れてもらったのだけど、なるほど、これはカレーにチキンが入っているというより、チキンにマッサマンカレーをかけると美味いという相性だ。 次にとりかかるのが、 スペシャルカレー 一口食べるなり口から美味しい！と言葉が漏れた。ずいぶんと甘い味わいなのだけど辛味がしっかり攻めてくる。これもココナッツミルクの味が全体を甘くまろやかに仕上げていて、その一方でカレーのスパイスが同居しているらしい。スペシャルカレーというだけに、ここにタイとインドの融合があるのかもしれない。とにかく口当たりよく、ずっと食べていたいと思うのだった。 そして最後に イエローカレー 正直僕は辛さに強くはない。でも、例えばスープカレーはしっかり辛い方が味もコクも美味しさを発揮してくれると思っている。それくらいの辛さはいいけど強い辛さを謳っているメニューには案外弱い。だから、このイエローカレーへの挑戦はなかなか叶わなかった。でも、今日ここで挑戦する。 名前はイエローカレーだけど見た目は黄色くない。スペシャルカレーに対して油分が多くなったくらいにみえる。一口食べてみて、なるほどこれはクセになる人がいるはずだと感じた。ハレのカレーの美味さの秘密がなにかわかったような気がした。これこそはメニューを完成させた料理人の腕前なのだろうと思うのであるが、自然と舌に甘みから順に味が攻めてくる。一口入れた瞬間にしっかり甘くて、その後から塩味、酸味、旨味と味を支えるスパイス感がやって来て、そしてその後カーッと辛味が攻めてくる。だから、口に入れた直後に抵抗がなく美味しいという言葉が飛び出す。それで店員さんに美味しいと言ったら、私もイエローが一番好きでまかないではイエローをよく食べるのだけれども、辛くてねぇ（笑）という。 辛くて唇が痺れ、その後口の中を燃やし、食道〜胃袋が辛いと味覚を感じている様子がわかる。だから、一口二口食べてはちょっと休むが、頭から汗が吹いては来なかった。自分の中でもまだ整理のつかぬカレーの甘み、旨味と辛味の世界。何を持ってこの辛い料理を僕たちは美味しいというのかが未だに解明できていないのだけど、食べたくなるんだなぁ。辛さに弱い方にはオススメしないが、でも好きな人は確実にこれこそがクセになる確実に美味しいという言葉の出てくる美味なのであった。 ギンザハレ創業当時の3種の味を食べ比べた年末の食事に舌鼓を打って、この年末年始に僕のカレー日記、ワナドゥ手帳カレーログの1冊目が完成を見ることになる。 帰
カレーノトリコ初めて来ました。 食べてすぐにこの店を皆さんが話題にする理由がわかりました。スタンプラリーで80余軒食べたのに、まだその範疇にも入らないカレーにこんなにもすぐに出会うなんて…私達の大好きなカレーには、まだまだ多くの可能性があることを思い知らされました。 人がなんというか知りませんが、僕にはスープカレーでもインドカレーでもない、また新たなものを提唱された気がします。 美味しいですね。
神田カレー街食べ歩きスタンプラリー(D)9軒目 トプカ 神田本店 トップ・クオリティー・オブ・カレーの略号を店名由来とするトプカ。創業20年と言いますが、蕎麦で有名なまつやの並びに位置して、裏には竹むらや藪そばといった江戸級の老舗が軒を連ねる地域で堂々たる神田老舗風情を醸すカレー店です。東京カレー屋名店会 http://www.t-curry-m.com/history.html にも名を連ねています。 スタンプラリーの都合上、一度きたら次回いつこれるかわからないのであいがけメニューがある時は、それをなるべく選びます。今日はAセット1300円、牛すじカレーと、インドポークの盛合せを注文。 ご飯は完全に2食分の量で堰を割っています。それで左右に牛すじカレー、インドポークを並べています。 牛すじカレーは、これは大変な旨味カレーです。お婆ちゃんのカレーライス2日目を彷彿とさせる濃厚さと凝縮した旨味があります。食べるうちに中からちゃんと牛すじも登場して、噛んでも噛んでも止まらない味を楽しみます。 一方でインドポーク。もちろんインドにポークカレーはないのでインド風カレーにポークの入った風情のものです。食べれば唐辛子の辛味が舌を刺すのですが、これがまたポークの旨味が凄くて、かなりの強い辛味を凌ぐインパクトがありました。トップ・クオリティーの名に恥じぬ長年のこだわりを感じ取ることのできるカレーなのでした。 実は今日もまたカレー屋2軒はしごするつもりだったのですが、この2杯分のカレーに遭遇したので、1軒で諦めることとしました。 各所で記されている通り、扉をあけて目の前の席には あの相葉くんがここに座っていましたよ、の表示を確かに確認しました(笑) 今日も美味いカレーに巡り合った。 めでたしめでたし そのあと、キャベジン飲んで水泳のトレーニングに向かったのでした。
仕事始めの今日の夜の3次会に今年の初カレー。べっぴん舎の濃厚海老カレーを辛さ3で。 美味い！ 同席の友人には薬膳カレーを辛さ3でオススメしました。 ※2017年1店目1食目のカレー、1店目1食目の神田カレー #年末年始
神田外ですが 今夜は、神田カレー街食べ歩きスタンプラリーから数えて99軒目のカレーを阿佐ヶ谷の友達が祝ってくれました。 高円寺 大一市場のくじら、値段を指定したら僕たちのために特別にコース料理を用意してくれました。オススメ下さったワインもなかなかでした。真面目にお客さんの満足を考えてくれる意思の伝わる素敵な店でした。 本当にどのメニューをとっても秀逸です！
神田カレー街食べ歩きスタンプラリー 81軒目 煮込みハンバーグカレー膳 850円 ルー増し＋100円 ------------------------------------------------ 長文なので先に結論を添えます。 並んででも、無理をしてでも、行ってよかったと言える素敵なカレー屋さんのストーリーです。 とても長い文で、他に投稿したコピペ全文が入りませんでした。 興味ある方はこちらまで、 http://s.ameblo.jp/komedarian/entry-12220866500.html 最後まで読むと、少しほっこりするかもしれません。 ------------------------------------------------ ついに来たぁ！過去6回来て閉まっていた海カレーTAKEUCHI。あんまり人気で売切れ御免のカレー店だ。土曜日も営業日なのだけど平日の売行き次第では土曜日の営業に支障があるようで、調達と仕込みのため急遽閉店といった案内がホームページに掲示されたりする。小さなお店で手の込んだ料理を限られた手数で作ればこういうこともある。実際このスタンプラリーでは、オフィス街のの神保町では休日の材料資材の調達は難しいと語る店主も中にはいた。この店はいつも満席のようで、夕方4〜5時くらいで「今日は5時で閉店しました。寒い中待って頂いたお客様には申し訳ありません。」といった趣旨の案内も掲示されたりする。 土曜日に3回来てシャッターが降りていた。 それでホームページの掲示板を見つけてチェックするようにしたが、以後行ける時には開いてなかった。それで平日終業後に会社から飛んでくること3回。いずれも閉店直後の雰囲気を漂わせていて、シャッターは降りていないがClosedの表示の前で立ち尽くした。 だから、土曜日も平日の夜も諦めた。 それで、 スタンプラリーもあと2店舗というこのタイミングで仕事を午後は休みにした。これがスタンプラリー初期なら以後の見通しも立たぬ状況でお休みというわけにいかないが、残り2店舗なら気兼ねなく休みをとれたのである。 11:55に会社を出て神保町に着いたのは11:30だった。昨日20分で鴻オオドリーまで行けたのはまるで奇跡のようだと感じる（笑）。今日はゆっくり歩いて来た。 店の外に並ぶ椅子に座って順番を待つ。 10分ほど並んで案内された。 もともと神田カレー街公式ガイドブックにもアピールされていた海カレー膳を注文するつもりで来たが、店に入って席に着くまでの短い数秒間に、店内の席に並ぶ美しいハンバーグがたくさん見えて、あんまり美味しそうだったので座った途端にハンバーグと言ってしまった。本来ハンバーグはデミソースらしいのだが、デミグラスソースにするか？カレーソースにするかと尋ねられて、もちろんカレーと応え、更にルー増しとお願いした。 つまり、煮込みハンバーグ膳850円をカレーソースで注文し、ルー増し+100円だ。今日はカレー1食でいいので、ご飯を減らすのではなくカレーを増やした。 こんなに人気の料理が随分とリーズナブルで驚く。思うに欧風カレーの老舗店はなんであんなに高いのだろう？と疑問にも感じる。まぁ、大勢の行列を処理するために多くの従業員を要するのも理解できるのだけど。 5席のカウンターが2列、あと3席の小さなカウンターが1つ。工夫しながら何とか13席設けた狭い店内だ。これで少しでも多くの人に食べる機会を提供している。でも夕方でなくなってしまうまで、それこそ丁寧に手の込んだ料理を提供するのだろう。 サラリーマンも多いが、神保町らしい学生っぽい私服姿の若者はもっと多い。汐留で働いているとこういう人達はあまり遭遇しないので、何かゆっくりした空気とともに新鮮さを感じる。 実際店の佇まいも内装もお洒落でとても静かな鄙びた空間を提供している。大勢の人が行き交う神保町のランチタイムの裏通りで、まさに街の喧騒を忘れさせてくれる。こんなに人気で行列する店でなければ、昼下がりにお茶を飲んでゆっくりしたい。 《煮込みハンバーグカレー膳》 ♪もやしのおひたし ♪味噌汁(豚汁) ♪ご飯 ♪煮込みハンバーグカレー の4つの器が盆に乗ってくる膳スタイル。ご飯と味噌汁はおかわり自由だという。 １つ１つ器に乗ったメニューが語るだけの素敵なものだ。 味噌汁とはいうが、食べやすい細かに刻まれた具がたっぷり詰まった豚汁で、この時期根菜をこんなに摂れる汁を食べられるのは嬉しいし、これがおかわり自由というのだから日頃野菜不足の人にも嬉しいサービスだろう。 ご飯の盛りが面白い。小さな椀にてんこ盛りに丸く山盛りに盛られているのだけど、頂点にごま塩を振って梅干し、そして小さな飾りの星型に切ったニンジンが乗っ
神田カレー街食べ歩きスタンプラリー17軒目に来ました。インドカレー カーマ。 昔ながらの鄙びた風情を感じさせてくれる落ち着いたお店です。やっぱりカレーってこういう店がいいですよね。 日本のご飯に合うインドカレーというコンセプト。 同行者と半分こということで、店の看板チキンカレー850円と、キーマカレー850円を注文。 18年創業の文字に積み重ねた歴史を感じて期待が膨らみます。 チキンカレー、とても美味しいです。確かに日本でインドカレーの名乗るのがこれです。日本風インドカレーの代表選手の１つでしょうか、後味の柔らかさが旨味を口に残します。ああ、美味しいと何度も言いながら食べました。 キーマカレー、これもまた日本のご飯に合うようにアレンジしたインドカレー風そぼろカレーと言いましょうか。肉の旨みが凝縮されたとても美味しいキーマカレーです。キーマカレーってこんなに美味しかったっけ？と思う逸品です。是非お試ししてほしい一品でした。 スタンプもらいました。 ごちそうさま！
投稿が消えたのか漏れたのか、なぜか入っていなかったので再度入れます。 2016/11/20 神田カレー街食べ歩きスタンプラリー82軒のフルコンプを達成した日に、親兄弟にお祝いしてもらいながら、ついでにここもと紹介したのがこの店。スタンプラリーでもグリーンカレーにナスがたっぷりでとても美味しかったのですが、満足できる美味しいプーパッポンカリー(蟹カレー)を提供してくれることが、最も私にとってはポイントが高いのでした。 タイに行ったら何と言っても、プーパッポンカリーと、マンゴーライスが日本では食べられない最高の楽しみなのですが、まさかこれだけのプーパッポンカリーが出てくるというのは驚きなのでした。
カレー番外 リトルスターレストラン 三鷹でカレーライス 今日来たのは正解だ。いつも休日は大変な混雑なのだけどとても空いている。三鷹住民にはきっと一番人気のある店だ。 切干し大根を炒めたような小鉢が舌に優しくて食欲を誘う。トマト味のキーマみたいでキーマではない欧風カレー。焼いたジャガイモが芳ばしい。日本のカレーライスが食べられるってしあわせなことだ。 立て掛けてある荒木経惟の陽子、川島小鳥の未来ちゃん、平松洋子の買えない味、どれも時間をとってじっくりと目を通したいけど、今日はパラパラとめくる。温もりを感じるカウンターで思い思いの静かな時間を過ごす人がちらほらといる。年末の隙間時間、とても豊かな気持ちで過ごしたのである。 片手に算盤、片手に論語、心にはカレー愛を！ 今日もめでたしめでたし