ラーメン激戦区の常磐線沿いの中でも最近熱い激戦が繰り広げられている金町に昨年12月オープンしたばかりの店。 「ハリケンラーメン」で修業したご主人がつくる鶏醤油ラーメンは自らが学生時代を過ごした茨城の醤油「紫峰」をベースに昆布や煮干しで出汁をとり、ほのかに柚子が薫る。 このスープを菅野製麺の麺に更に店で手揉みを加えた太縮れ麺がほどよく持ち上げてくれる。 具材は穂先メンマや大葉、葱を加えた鶏つくねの他、ご主人の出身地会津の名物豆麩が入る。 今回は食べなかったが、茨城の米「ゆめひたち」を使用したまかない丼もかなり美味しそう。 自分の生まれ育ったバックボーンを仕事に生かせる人はやはりカッコいいし、良い仕事をするのがわかる一杯。欲を言えばもう少し量が欲しいところ。