いつか伺いたいと思っていたお店。四連休中のランチにと妻が予約してくれていました。暑い暑い日。小田急線向ヶ丘遊園駅南口から徒歩7分ぐらい。緑水道やバラ並木に癒されます。 予約席に案内していただくと綺麗なプレートがセッティングされていました。鮮やかで美しい。前菜4種、メイン5種から一品ずつ選択、デザートと飲み物という内容で¥2200。 前菜は、私も妻も「オードブル盛り合わせ」に。魚介類のタブレ、ジャガイモのポタージュ、イノシシのパテ、の3種盛り合わせです。 魚介類のタブレは、具材の多さに驚かされます。サーモン、イカ、タコ、エビ、ブリ、鯛、枝豆に胡瓜にサヤエンドウ、などなど。食べ進む都度、次々と具材が現れてきて楽しませてくれます。 ポタージュはジャガイモの味が濃厚で素晴らしく、いい具合に冷えています。 イノシシのパテは臭みがまったく無く、肉肉しい味が堪らない。赤ワインと合わせたい。添えられた酢キャベツやマスタードと合わせるのもいい。フルーツトマトとプラムの甘い酸味も抜群に合います。 さて、メインの方は、私は鴨のロースト、妻は仔牛のムースのパン粉焼きを選択しました。 鴨肉のカットが大胆で目を見張ります。表面はカリッと焼かれ、中はミディアムレア、絶妙な焼き加減です。時折り口の中で気付かされる少々の岩塩も上手い技ですね。夏野菜の素材も活かした美しい一品です。 仔牛のムースは肉感のある味ながら口当たりが溶けるような食感で今まで味わったことのない新鮮さを楽しみました。 デザートはカスタードシューにフランボアーズとチョコレートのトッピング。誕生月のお祝いメッセージとローソクの演出をいただきました。 このお値段で、これだけの素材と技を堪能させていただけるとは、驚かされます！四季折々に伺いたい超秀逸店です。
Ichiro.SuzukiさんのMy best 2021
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素晴らしいお店です。「美しい料理」は味も期待を裏切りません。実に丁寧な仕事をされてます。美しくて美味しい。豊かな時間を過ごしました。 前菜盛り合わせ ■冷製ポテトスープ ■フルーツトマトと自家製リコッタチーズのカプレーゼ ■ローストビーフと紫キャベツマリネ ■鶏肉と豚肉のリエットとブレッド ■サーモンと柑橘系フルーツを入れたキャロットラペ ■鶏ハムのサラダ 特製シーザードレッシング ■ラタトゥユ 前菜 ■生ハムとキノコのワインビネガーマリネ パスタ ■定番ボロネーゼ（乾燥パスタ） ■ゴレゴンゾーラチーズとキノコのオレキレッテ（ショ ートパスタ）（手打ち） 肉料理 ■フレンツェ風トリッパ（牛胃袋）のトマト煮 全般にさりげなく各種ペッパーや香草を活用して料理を更に引き立てています。 大満足です。 改めてメニューを目を凝らして見渡しながら、次回は何をいただこうかと考えてワクワク感を楽しませていただきました。
街の小さな小さな洋食屋さん。テーブル2セット（計6席）、カウンター3席、の構成で、アットホームで落ち着く空間です。私はシャラン鴨のコンフィ、妻はイタリア産子牛のタンシチューをいただきました。付け合せの一品一品の丁寧な作り込みがわかります。ポテトサラダ、茄子と赤ピーマンのグリル、ボイルブロッコリーのクミン風味、などなど秀逸な味。…骨付き鴨肉は絶妙な塩加減と粒胡椒、ローズマリーの香りが相まって最高に美味しい。タンシチューにおいてはタンブロックの柔らかさに驚きます。部位が違うのでしょうか2種の食感を楽しめました。いやあ奥深い。知る人ぞ知る名店でしょう！長身なシェフは黙々と料理を仕上げ、柔かなお母さんが自然で気持ちいい接客をしてくださって、とても居心地がいいんです。
11:30に予約して伺いました。間口は小ぢんまりと素敵ですが、店内に入ると一枚板の大きなカウンターが広がり奥行きもあります。広いっ！ カウンターから臨むキッチンも広々としていて、中央にはアイランド型のガスコンロ、火力強力そうなのが5口。大きな寸胴が２つ、グツグツ煮えたぎっていました。カウンターから調理の様子を観れて、キッチンスタジアムの様相です。 火にかけられたダッチオーブンや寸胴鍋の周りを調理のお2人が忙しく立ち回っておられる様子を眺めるのが楽しい。ワクワク感が高まります。 まずは前菜 ■プロシュートのサラダ 熟成バルサミコで 続いてパスタ ■IRORIのパスタマルゲリータ（濃厚トマトソースに特 製チーズソースをかけて） ■チーズと胡椒のパスタ（カチョ・エ・ぺぺ） メインディッシュは ■自家製ポルケッタ（5時間低温でじっくり焼き上げた ローマのローストポーク） 以上、前菜・パスタ（2種から選択）・メインディッシュ、の3品にドリンク付コースを2人でいただきました。 別途追加で、 ■ピスタチオのジェラート ■アフォガード（バニラアイスにLAVAZZAのエスプレ ッソかけ） の、デザートを堪能して大満足です。 素晴らしい料理でした。 夜、ワインをいただきながら、鴨燻製やレバーペースト、厳選牛の炭火焼きや肉厚椎茸のミートパイ、などの魅力的な品々を味わいに来たいと思います。
ランチに伺いました。 メニューAとBからの選択でした。 前菜3種盛り合わせ＋本日のパスタ3種および本日のピザ2種から1品選択＋本日のドルチェとカフェ、以上の内容で¥1400(税別)がメニューA。 メニューBは、前菜が5種に増え、メニューA同様に本日のパスタかピザから1品選択＋お魚かお肉のメインディッシュ選択＋ドルチェとカフェ、以上で¥3000(税別)。 2人共メニューBをいただく程ハングリーでもなく、Aのお手頃価格にも惹かれたので、本日はメニューAでパスタとピザをそれぞれ選んで分け合って食べてみようということにしました。 ■前菜3種 ①モッツァレラとトマトのオリーブ仕立て ジェノベソース和え ②鶏胸肉のソテー パプリカソース ③ジャガイモとツナの自家製マヨネーズ和え ランチメニューでこの内容は驚愕です。見て美しく、品々の美味しさに感激します。 ■パスタ ポロネギ入りアサリのトマトソース アルデンテで超好みです。 ■ピザ マルゲリータ(トマト、モッツァレラ、バジル) 生地は薄め、焼き上がり具合が絶妙に美味い！自家製辛味オイルをかけると尚楽しめます。この辛味オイルは容器を持参すれば販売もしてくれるそうで、ファンが多いとか。 ■ドルチェ ティラミス ラズベリーソース カカオナッツと乾燥ラズベリー ミントのアクセント まとまりが秀逸で、特にカカオナッツのアレンジには驚かされました。 最後のコーヒーの美味しさは超満足な締めくくりになりました。 このお値段でも一切妥協無し、全力投球の品々。 心掴まれました。
新宿御苑駅から徒歩3分、ハンバーグの評判店「ウィル」さんに伺いました。11:30開店に向けて長蛇の列に並ぶのを覚悟で11:00頃到着したところ、並んでる人は10人程。雨が降っているのもあってか予想より少なくてラッキーです。開店第一陣で着座できました。 7種のハンバーグに、3種のソースからお好みを選ぶシステムです。私は「フォアグラバルサミコ」に「クリームマスタード」ソース、妻は「モッツァレラチーズ」に「デミグラス」ソース、で。無料の温泉たまごを付けて、宮城米のライスを選びました。ハンバーグ配膳までのつなぎに、イイダコとセロリのマリネを追加。 まずは、ミネストローネが運ばれます。酸味がしっかりしていて食欲が促進されます。プロローグに最適。 イイダコとセロリのマリネも同様で、オリーブオイルと優しい酸味、イイダコのコリコリした食感が、メインディッシュへの期待を膨らませてくれます。 さて、運ばれてきた「クリームマスタード」ソース、ビジュアルに驚きます。白いハンバーグ！新鮮な驚き！マスタードのプツプツが見える！ 一方の「デミグラス」ソース、ちょっとチーズがはみ出しているのが堪りません。見るからに美味しそう！ ナイフを入れると、肉汁がジュワっと広がります。フォアグラが顔を出した時には目を見開きました。火の通り具合が絶妙なミディアムレアで良質なフォアグラなのがすぐ分かります。肉汁とホワイトソースが溶け合い、フォアグラとハンバーグのコラボに、ほのかなマスタード風味…絶品です。 モッツァレラチーズとデミグラスソースの掛け合わせも期待通りにとても美味しい。 大満足です。店員さん達のキビキビとした手際も心地よく、オーダーから配膳・水差し・皿下げ・お会計までのフォーメーションが自然で流れがいい。お客さん達もマナーを心得ていてダラダラ長居しない。回転良いです。 帰路では、次回のハンバーグとソースの組み合わせ議論で盛り上がりました。
仕事納めです。旧友と二人で忘年会に伺いました。黙々と仕事する大将、店内を切り盛りする女将、なんかいい感じ。オーナー店ならではの家族的な雰囲気にホッとします。 さて、お通しにエビスビールで乾杯！ぷわーっ！今年もお疲れ様！ 続いての、おこげ餡掛けに思わず美味い！と声が出てしまいました。これは絶品です。 続いてのお刺身のあたりから日本酒を熱燗でいただきました。宮城の浦霞で。 ここからが揚げたて天麩羅の数々！海老、鱧、蓮根、南瓜、ピーマン、百合の根、などなど。衣サクサクの熱々。揚げたての美味しいこと。幸せ！ 大好物の白子ポン酢をいただきながらお銚子は三本目を空けました。お酒の〆は河豚ひれ酒に。香りが最高です！最後は天茶漬け。いやはや、唸る美味しさ！ 最高の仕事納めになりました。
17年ぶりに訪れました。全く変わらない佇まいに老舗の力を感じます。桜鍋、あぶら刺し、と瓶ビールをお願いしました。あぶら刺しは歯応えがありますが、噛んでいるうちに口の中で溶けていきます。ビールをクピっと！幸せ〜。さて、桜鍋はお店の方がテキパキと綺麗に作ってくださいます。馬肉は煮え過ぎないように色が変わったら食べ頃、濃口の出汁が美味い！すき焼き風に生卵に浸していただきます。〆にご飯と生卵を投入！美味過ぎてかっ込んでしまいます。いやはや、大満足。なんとも贅沢な時間を過ごしました。
昼飲みに参りました。まずは、エビスビールをグビリと。お通しのねりみそ美味し！鴨ロースと小田原産かまぼこを肴にグビグビと。頃合いで日本酒のぬる燗と若竹の煮びたしを追加。若竹に削り柚子が振られていて風味が素晴らしい。菜の花も季節を感じる味わい。窓からの風景や店内の雰囲気を楽しみながらぬる燗をチビリチビリと。小君良く動く花番さん達は爽やかな気持ちにさせてくれます。手を挙げるとササッと飛んで来てくださいます。いやあ、昼飲み最高です。 さて、締めのせいろ、さすがの味と喉ごしです。一気にいただきました。最後は、つゆに蕎麦湯を注いで、ゆっくり味わって啜ります。ほっ、となります。
地域の老舗名店「てらしま」さんに12時開店に合わせて予約無しで伺いました。歴史を感じる佇まいです。特上をお願いしましたが既に予約で本日売り切れとのこと。特上を食べたいならば予約するべし！学びました（一方で竹は小ぶりな鰻が最近手に入らないので品無しとのこと）。松をいただくことにして、約30分焼き上がりを待ちます。店内は、家族6人客、常連と思われるご老人2人組、カウンターに1人客×2、と私達2人でほぼ満席です。焙じ茶を飲みながらのんびりと待ちます。テイクアウトをお願いに来たお客さんもいました。 さて、鰻重とお吸い物が運ばれてきました。肝吸の美味しさにまず驚きます。なんて透き通った味！肝の苦みと柚子の香りがほんのりと。高貴な味です。 鰻重は、肉厚でふっくらとした焼き上がりに濃すぎない上品なタレが適量で、お米のパリッと感もある絶妙さ。うんまーい！がっつかないように、ゆっくりゆっくりいただいたのでありました。素晴らしい一時を過ごすことができました。