常連の友人が誘ってくれて、初めてお伺いしました。 まずはドゥラモットのマグナムで乾杯。 最高や…。 これだよこれこういうので(が)ええんよ。笑 ミーハーな人にはサロンと同じ葡萄を使ってるシャンパンとでも説明すればウケるんやろな。 しかし本質はそこではない。 果実味とトーストやナッツの香りが素晴らしい。 俺はフードにしてもドリンクにしても味と香りと視覚で楽しみたい人間やしな。 なんでボトルのサイズが大きいほうが美味しさが増すんやろね。 瓶内二次発酵の醍醐味なのか? 個人的にはジェロボアムまでしか飲んだことないんやけど、同じ銘柄の場合はやはり大きい方が美味しいと感じる。 伊勢海老とキャビア。キャビアのほどよい塩味が伊勢海老の甘味を引き出してくれた。 桃のビシソワーズはジャガイモの澱粉質な味覚は感じさせつつも桃でサッパリとした味わいで調和してる。3杯くらいおかわり欲しいくらい。 ワタリガニとゴーヤはオマール海老のビスク ワタリガニ使っとるのに、ビスクはオマールって贅沢やな。笑 鮎や鮑などの食材も良いし、なにより調理が素晴らしんよな。 鮑もかなり大きいサイズやったで。 メインは鳥取和牛オレイン55のシャトーブリアンもしくは鳩のいずれかを選択を迫られた。 間違いなく前者は確約された美味しさは得られるんやろが、俺の想像の範囲に収まるやろから、 逆張りで迷わず鳩を選んだわ。 ピジョンはそんなに好きちゃうんやけどな。 アントルヌーで食べた鳩はめちゃくちゃ美味かったわ。 非常にジューシー。濃厚。旨味のかたまりやね。 デセールは本来は古典的であろうピーチメルバを現代的にアレンジしたもので、これも最高やった。 すべてのお皿にワインをペアリングしてもらったんやが、グラスで出すレベルを超えとるんよw アンリ・ボワイヨさんのピュリニーモンラッシェ 1er cruなんかなかなかよそで出てこーへんよな。知らんけど。 料理とワインとの調和も素晴らしいしなあ。 語彙力が無く食レポ苦手やから、言葉では表せへんのやけど、人生の中でもトップ5に入るであろう特別なディナーやったかもしれへんわ。 また行きたなってきたわ。