滋賀県で最強レベルの懐石料理を提供する「康月(こうげつ)」さん。ランチは1年先まで予約で埋まっている程の人気店。1年も経てば忘れちゃって来ないお客さんも多いとか(苦笑) 夜はそこまで混んでないので入りやすいです。 こちらは食材・調味料・調理のレベルが非常に高く、何を頂いても最高に美味かつCPも良く、人気店である事も頷けるお店です。私のベスト2020年とさせて頂きます。 今回は夜の6,500円雪コース(魚メイン)にステーキを別途注文しました。8,500円月コースよりも、この注文の仕方の方がお得感がありオススメです♫ 地酒も色々ありますが、今回は七本槍(しちほんやり)を注文。 お料理については大将が丁寧に説明してくれるのですが覚えきれませんで、いい加減な解説となることご容赦ください。 1品目手前にあるサバのへしこが超絶絶品でした。この小さな一切れで酒1合楽しみました。 2品目の汁物、入っていた(何かの)魚の肝が美味で思わず連れと微笑み合いました。 3品目は鯉。上にはゴボウの葉や鯉の鱗を揚げたものが盛り付けられています。ゴボウの葉は初めて食べましたがいい香りがしました。鯉は丁寧に処理されており臭みもなく、味付けも秀逸でした。 4品目はカツオのタタキ。大変美味しかったのですが、盛り付けられていた何かのシャーベットが冷たくて、個人的には少し抵抗感がありました。 5品目はイサキ。油がかなり乗っていて、イサキの常識を覆す程のものでした。これがメインディッシュでしょうか、来てよかった〜と感動。 6品目は鮎と竹の子、本当に味付けが素晴らしい。 7品目、ここで突然供される猪肉そぼろご飯の一口サイズ。このそぼろと白米、めちゃくちゃ美味い。後で思い出してもヨダレが溢れます。 8品目、写真のお野菜を炊いたやつですが、酔っ払っていて説明を聞いていませんでした。こちらの地元野菜も大変美味です。 9品目、ここで単品注文していた炭焼きのイチボステーキ、本能に訴える美味さ。既に酔っ払っているにも関わらず、思わずワインを注文。 10品目、白米と香の物とその他諸々。あ、へしこおかえり〜♫と変なテンションに。釜炊きのご飯はお代わり自由で、お焦げとTKG(卵かけご飯)のどちらも無限(?)に頂けます。既にお腹がはち切れそうでしたが、ご飯も卵も最高に美味しいくて何故か入ってしまいます。 11品目はアイスで締め括り。 滋賀の旬の食材の旨みを匠の技で最大限に引き出された数々の逸品を食し、終始体の細胞が喜びを訴えるかのように震えました。感動の連続で、日本人で良かったと心から思います。 また伺います。