鎌倉のイタリアン。このお店は語り尽くせないほど魅力的なポイントがたくさんあった。 珍しく箇条書きも使いながら書いてみよう ・鎌倉駅から近いが小町通から一本入り静かで自然が多い場所に立地。避暑地に来たようだ。 ・地産地消で素材小坪港、湘南、山北等神奈川県のものを活用。 ・地元の生産者とのパイプも強くメニューにその方の名前も出てくるほど。 ・料理は繊細で綺麗。目の他に香りも楽しめる。 ・青山のイタリアンで勤務なさったシェフは自身のこのお店で、今年ゴ・エ・ミヨに選出。(ご存知ない方はミシュランガイドだと思ってもらえるとイメージがつきやすいと思う)神奈川県では6店舗のみ選出されたという快挙。 料理は芸術的、お肉や魚に素材を素揚げしたりスモークしたりアクセントをつけて合わせる。今回は苦味を付加したものが多いような印象もあった。新鮮な野菜で構成された前菜や旨みがぎゅっと詰まった魚からリゾットへ。メインは蝦夷鹿ならず、蝦夷豚。希少らしく甘みがすごい。締めのドルチェは半分凍ったアイスにふきのとうが入っており塩も効いている。付け合わせはフキのマチェドニアとオリジナリティにあふれていた。 松井シェフも気さくに話してくれた。親しい友人と鎌倉で食事の際は連れていきたい。
最寄りは代官山。魚を中心としたフレンチです。明るい雰囲気の店内はカウンターや個室があり複数のシーンで活用できそうです。 コースは全て肉ではなく魚のシャルトキュリーで始まる。国内の素材にこだわり熟成、スモーク等多種類の調理法でつくったものを少しづつ食べさせてもらった。メインは金華豚と魚づくしからの変化球。付け合わせの玉ねぎは焼いたもの、ピクルス、ピューレ、五日寝かせて乾かしたもの等、あらゆる手法が楽しめた。その後は仕込みで残った魚を使ってスープを作ってくれてこれも感動。 フレンチってバターをそれなりに使って重たいイメージを持ってる方もいるかもしれません、魚のメインですし軽く感じます。 またシェフは360度目がついているかのような気配りがすごい。ミシュラン一つ星を獲得してます。
クオリティが高すぎて期待を大きく上回ってしまった、、千葉駅から徒歩5分強、住宅街でひっそりと営業しているインド料理店(隣はOrbという人気のパン屋さん)。 初めてはバターチキンがオススメとのことで注文。これは一般的なバターチキンと違って美しい。そして非常に上品で少し辛くチキンも結構入っている。ライスかパロタか選べてパロタに。これも普通ではない、パロタは円状のパンケーキのような形をしているものが多いがこちらは薄く削いでいる感じです。マレーシアはこれに近いスタイルらしい。カレーがなくてめちゃくちゃ進む、これ単体で良い。他のメニューも再訪して本気で食べたいと思った(ただ千葉駅は家から遠い)。 途中で店員さんが水を出してくれたり、辛さは大丈夫か確認してくれたりホスピタリティがすごい。更には遠くから来たと行ったら厨房の方も総出でお礼をしに出てきてくれてなんとも嬉しく、記憶に残った。開店して3年少々という新しめのお店、また絶対に来たい。
六本木駅から近い。フレンチをベースに独自の料理に昇華。規制の概念を壊しているかのようなメニューが多い。シェフはフレンチでたくさん使うバターをベースにしたメニューは一品程度に抑え、日本人向けに繊細な味わいを意識。とうもろこしのガレットは低温で焼いたコーンの髭までついてくる。軽くコースをまとめるために春巻き出したり工夫が多い。メインの肉は鳩だった、ジビエではなく狙って育てた養殖の方が旨いのとのことでそちらを。気が向いた時には坦々麺なんかも出すそうです。料理の探究心、尊敬しました。 シェフと料理の話でかなり盛り上がって楽しかったです。スタッフさんのホスピタリティもありがたかったです。再訪を誓います。