1983年。東京ディズニーランド開園と同じ年に産まれた私は、母方の実家が浦安だったこともあり、世の平均よりは高い頻度で通っていた。ABCDとかの券でライドに乗ってた記憶もうっすらある。 学生時代、ある噂を知った。ディズニーランド内で酒が飲める店があると。今でこそシーで普通に酒が飲めるが当時はあり得ないことだったし、それ以上の情報が一切なかったので「クラブ33」という秘密の場所に対する憧れは私の中でどんどん大きくなっていった。 そして奇しくも33歳の今年。ついにその想いは実を結んだ。 ジャガイモのエスプーマ サーモンのマリネ スズキの蒸気蒸し 熊本産赤牛のロース 柿のシャーベット 葡萄のデザート 食後のコーヒー、お茶菓子 こう字面で並べるとまぁ普通のフレンチ。でも憧れの店で食べてるという興奮、店内のシークレット感溢れるムード、食卓からのんびり眺めるパレード…付加価値がやばい。極め付きは同行者からのサプライズ。いや本当にプライスレスな一日になりました。 このご時世、情報はいくらでもネットに溢れているが、それでもなお気軽には行けない秘密の店であり続けて欲しい。その方がいつかまた行けた時の喜びが大きいから。 #Rettyやってて良かった