淀屋橋odonaの2階にオープン、中華旬彩 森本の新業態。 石と木と緑で構成されたおしゃれなインテリアでカウンター6席、テーブル席、半個室のスペースがあり、2階でもガラス張りで明るくゆったりした店内。 中華のお店でこーゆーナチュラル系の雰囲気って珍しいですが、店名を施した桃型の木のプレートにグラスや器、おしぼりトレーまで何から何までこだわりを感じました。 シェフを務めるのは、シェフワングランプリにも出てらしたアナクラウンホテルは花梨出身の花田氏。 ランチコース¥7700、ディナーコース¥11000.16500.27500。 お昼はお子様用メニューもあり。 ランチコース¥7700(税込) ■OMOTENASHI *フォアグラのタルト *クラゲの中華和え *よだれ鶏低温調理 *海苔とタピオカ イクラとサーモンの寿司仕立て ■マカと金華ハムと烏骨鶏のスープ ■Dim Sun ■ソフトシュリンプ ■天然黒酢ノ酢豚 ■ホルモン麻婆豆腐と白ごはん ■杏仁豆腐 ■プティフールと中国茶 この金額でこのコース内容は満足感ありました。 最初のフィンガーフードは春巻きで作ったタルトに紹興酒漬けのフォアグラ、いぶりがっこ、パイナップルを合わせたもので、食感に燻製の風味が抜群の相性。 そしてクラゲともずく、モロヘイヤの中華和えは見た目から美しく上品な味わい。 低温調理でしっとり仕上げたよだれ鶏は、辛味とのバランスも良くて今まで食べたなかで一番好み。 ドライアイスを入れた器に軍艦に見立てた海苔とタピオカを合わせた生地とそこにサーモンといくらをのせて寿司に見立てたお料理。サクサク食感と魚介の組み合わせが抜群で、石の上に提供されててオブジェのよう。 マカや金華ハム、烏骨鶏を使ったスープは派手さはないけれど地味深い。 点心3種は小籠包、とびこ入りシュウマイ、フカヒレ餃子。間違いないお味。 サクサクのスパイスに絡めた海老。 24時間茹でたとろとろのスペアリブを使用した黒酢酢豚。 麻婆豆腐には七輪で焦げ目をつけたホルモンが中央に、ホルモン苦手なわたしでもそれだけで食べておいしかった。 杏仁豆腐もとても繊細に飾り付けされ、選べる中国茶にプティフールは鉄管茶のマドレーヌやチョコクッキー、チーズクッキー、マカロン。 おなかいっぱいになったのでお持ち帰りにしてもらいました。 雰囲気も味も構成もとても好み。 お料理はとても洗練されていて、様々な食材と食感や風味の組み合わせが抜群で、創造力に長けていながらも独りよがり感や奇抜さはなく上品な味付けで、一品としても全体としても調和がとれていてとてもバランスがいいと思いました。 パテシィエとソムリエがいらっしゃるので、デザートも美しく、アルコールも楽しめます。 そして花田シェフは入店したときや最初のひと品めにご挨拶くださり、帰りもお見送りと、口数も無駄に多くない控えめな方で、とても好感が持てました。 河内鴨を使った北京ダックも是非食べてみたいなぁと思うので、今度は夜に伺います。 --------------- R6.8月ディナー訪問。 コース¥16500 ■ 海苔とタピオカ、いくらとサーモンの寿司仕立て ■マカと金華ハムと烏骨鶏のスープ ■OMOTENASHI *クラゲ、もずく、モロヘイヤの醤油和え *河内鴨のたたき *フォアグラのタルト ■ “酸鶏”コーラジーチー ■クリスピーシュリンプ ■ラムじゃが ■スジアラの蒸籠蒸し ■スイカのグラニテ ■薩摩黒牛サーロインの黒酢牛 ■ KAWACHI-DUCK ■フカヒレごはん ■河内鴨の汁そば ■杏仁豆腐 ■プティフールと中国茶 とろける酢牛、河内鴨の北京ダック、味変もできるラムじゃが、極上のフカヒレ、歯応え抜群の河内鴨で出汁をとった汁そば。 どれもほんとにおいしい。 #ランチ #中華