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strippoker0926さんの My best 2018

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大阪府

フランス料理

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南森町、リーガロイヤルホテルはシャンボールで修行された村上シェフの割烹的スタイルのフレンチ。 カウンター8席、テーブル5卓。奥にも離れたテーブル席があり、個室ではないですが数人でゆったり利用できそう。 割烹のような白木の板でシェフは盛り付けなどされるので、プロの仕事がじっくり見れて楽しい。 ナフキンは今治タオル。かわいい。 お料理はシェフの生まれ故郷であるしまなみ海道の食材をメインにランチは¥1000に土日は予約制の¥3500、ディナーはおまかせ¥10000のみです。 ディナーコース¥10000 ■今治クマ海老 六三島野草卵 キャビア ■宇和ミカンサーモン ルッコラ 泡春巻き ■愛媛からの送り物 ■瀬戸貝 タケノコ ■しまなみ海道の猪 ゴボウ プラリネ ■魚島のワタリガニ ラヴィオリ ■伊予牛のフィレ コンソメ ■岩城島に浮かぶレモン ■コーヒー ■小菓子 最初のお品は4層になっていて、とてもキレイ。 ブロッコリーのみじん切り、野草卵?あとトマトのペースト、クマ海老=足赤えびを叩いたもの、それらが敷き詰められキャビアと食べられる花が添えられている。 サーモンにルッコラのゼリーが巻きつけられ、水菜やパプリカなどのソースに泡の春巻き。 このあと、一品目のクマ海老の頭を揚げたものを出して下さる。 そして、「愛媛からみかんが届きました」とおっしゃるのでなにかと思ったら笑 蓋を開けたらかわいらしい"みかん"。 そこから仕上げに取り掛かる。 "みかん"の正体はフォアグラの球体、その周りにみかんのゼリーにジャム、下にはチョコレートケーキを砕いたもの、レモンポークのパテはとてもまろやかで臭みがない。 タケノコには貝の煮汁のソースにサフランを加えたもの。 猪にはごぼうのソースとポルチーニをキャラメリゼしたものと共に。 そしてワタリガニはほぐし身をイカスミとほうれん草のパスタで包んだもの。ワタリガニの泡と共に。 メインのフィレ肉はコンソメの出汁で煮込み、それでソースも。 デザートは飴細工でレモンが形づくられ、中にはレモンクリームとムース。 村上水軍の船に乗って出てくる小菓子。 沢山の食材を用いた独創性あふれるお料理たち。 メニュー表では食材のみ記載されてるので、それがどんな風に出来上がってるのかと一品目が出てきたときからワクワク。 ソースは野菜を用いたり、煮汁やコンソメを使ったりとフレンチとはいえ全体的に優しい。 どれも見た目からして素敵だったけれど、特に煮汁が格別なタケノコと、ゴボウの苦味が相まって一層豊かになった猪、あとお肉料理のコンソメの出汁がしつこくなく、でもしっかりしていて美味しかった♡ そして随所に遊び心も散りばめておられます。 ホテルフレンチ出身と聞くと無難でソツなくおいしいお料理をイメージするけれど、良い意味で裏切ってくれる村上シェフの個性溢れるお料理でした。 パンはひじきが練りこんだものと全粒粉パン。オリーブオイルで。 3品目あたりでおなかの具合を聞かれたましたが、量が多めなので調整されてるそう。 ちょっと少なめでお願いしました。 こういう気遣い嬉しい。おなかいっぱいすぎて食べるのってほんともったいないもんね。 シェフはお若めで、物腰柔らかな方。 場所柄土曜日だったからかな?カウンターには他にお客さんがいなかったので、白木の板の前、特等席で色々お話させて頂く。 五感で楽しむフレンチ、是非カウンターで♡ ------------------ R2.8月ランチ再訪。 ランチは¥4000.6000のコース2種より。 ランチコース¥4000 ■アミューズ *ゼリー状にしたホタテ出汁とアスパラのスープ *オマール海老の出汁を使った野菜のテリーヌ ■ひじきを練り込んだフォカッチャ ■海の幸 パプリカ カラマンダリン ■愛媛からの贈り物 ■とうもろこし コーヒー パルメザンチーズ ■旬魚 トマト オリーブ バジル ■レモンポーク マンゴー ■デザート ■コーヒー紅茶 海の幸は愛媛の細貝、真蛸、パプリカのムース、カラマンダリンのムース、オリーブオイルのパウダーと、とてもフルーティーでさっぱりした味わい。 "愛媛からの贈り物"はフォアグラの球体。 冷製ゴールドラッシュのスープには鱧とコーヒーゼリー 毛蟹、そしてパルメザンチーズのサブレ。 お魚は天然真鯛をローストし、トマトピューレ、ズッキーニ、きゅうりパスタを添えて。 メインのレモンポークは1時間かけて焼き上げた綺麗なロゼ色、焼きなすのピューレとマンゴーと共に。 パンが残ってたら、キーマカレーを少し出してくれました。 デザートはピスタチオにココナッツのスープ。 フルーティーで野菜を沢山使ったお料理、ソース。 美味♡ #ランチ #フレンチ

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大阪府

料亭

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西天満、フレンチと和で修行された大将が営む創作的割烹屋さん。 職場の人に連れてってもらう。 もちろんリクエストしたけれど。 趣きある店内は檜の一枚板のカウンター6席、奥には最大12名まで入れる個室もあります。 侘び寂び的な粋さを感じる、まさに外との別空間。 今回は6名でカウンター占領。 コースは¥13000.15000.18000.20000。 おまかせ¥15000 ■佐賀のホワイトアスパラ、和歌山の赤糖房、アンチョビオイル、赤貝 ■徳島産黒鮑の椀もの、福岡のタケノコ、よもぎ生麩 ■お造り *明石の鯛 *サヨリ ■ホタルイカ、もち米、ペースト ■金目鯛の春野菜 ■明石産サワラのレアフライ ■山形牛A5雌牛のすき焼き風 ■シラスごはん ■わらび餅 ホワイトアスパラのみずみずしさに赤貝、アンチョビオイルの組み合わせが素晴らしくマッチしていて、のっけから興奮♡ つぎの鮑がまた濃厚。最近おいしいと思う鮑食べてなかったなぁ。 4品目はもち米の上にホタルイカ、そのあとにホタルイカのペーストがのっていて酒好きにはたまらない逸品。 金目鯛は春野菜のあんかけと共に。 その後の新鮮なサワラのフライには塩がたっぷりかかってるけれど、これがまたちょうど良い塩梅になってます。これ、ほんと美味しかった! そして山形牛は贅沢にもすき焼き風で。 想像以上に素晴らしかった。 基本は和なんだけど、自由自在に組み合わされた手法、食材。絶妙でした。 食べたかった神戸牛カツサンドは¥18000のコースからみたいなので、今度は是非そちらを頂きたい。 終始、おいしい!幸せ♡とニコニコしていたらしい。そこまでの自覚はないけれど。 あと、器がまた素晴らしい。 日本酒を香水瓶にで提供してくださるなんて、なんてエレガントなの。。 自宅でも真似しよ。 店主の方は職人さん的な一見コワモテな感じで口数も少ないですが、さりげなく気遣い下さり、控えめながら説明もきちんとして下さり、好感持てます。シャイなんですね。 こちらは是非また訪れたい名店。 #和食

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大阪府

日本料理

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宗右衛門町、高麗橋吉兆で9年、他にフレンチや割烹店などで修行された店主が営む割烹店。 こんなとこに?てな雑居ビルに入ってます。 靴を脱いで上がり、掘りごたつ式のカウンター席へ。 奥に個室もあるよう。 予約時、威勢の良い感じで受けてくださいました。 ランチは¥7000で12時一斉スタート、ディナーは¥12000で最初に予約が入った時間でその日のスタートが決まります。 おひとりなのでこういう形でされてるのな。 お料理は月替りみたい。 卯月の御献立¥12000 ■先付:足赤海老の芋羹 雲丹 山葵 車海老の味噌出汁 ■椀:あさりと筍の寄せ豆腐春キャベツ包み 鯛 柚子 ■造り:徳島の鯛 赤貝 ■ヒラアジ 馬刺し 山菜 ■揚物:伝助穴子みのむし揚げ ちり酢 ■凌ぎ:炙り鳥貝 アピオス素揚げ 焼き茄子たれ しぼり生姜 芽葱 ■八寸 *しらすとしめじのみぞれ和え *味噌漬けクリームチーズの出汁巻き トマトソース *鯛の子ゼリー *桜寿司 *一寸豆塩茹で *百合根三色団子 *粒貝旨煮 *サーモン龍飛巻き ■焼物:宮崎牛ランプ肉低温ロースト 焼き筍 木の芽ソース ■強肴:苺と蛍烏賊 スナップえんどう ズッキーニのアチャラ しぼり生姜 千貝柱の土佐酢ジュレ 若荷 ■煮物:春若芋と黒メバルの桜蒸し 道明寺 ■食事:筍御飯 赤出汁 香の物 ■水菓子①鹿児島マンゴーゼリー寄せ ゴールドキウイのソース ■水菓子②抹茶と大吟醸酒粕ブリュレ お料理、どれも素晴らしかった♡ 最初のお料理は山葵を出汁で溶かし、海老芋饅頭を崩しながら頂く。車海老でとった出汁がまた秀逸。 椀物はあさりと鯛のアラでとった出汁で柚子がきいて豊かな香り。 そこから山菜を馬刺しで包み、更にヒラアジで包んだもの。味付けされてるのでそのまま。うまー♡ みのむし揚げはパリパリと食感良く、上にアイコトマトの磯辺揚げも添えられてました。コーン塩とちり酢で頂く。 八寸も美しい。 お肉おいしい♡ ご飯は残ったものをおにぎりにしてくださいました。 こちらは素材そのものを楽しむというよりも、その組み合わせや様々な調味料などを駆使されたたし算のお料理というか、どれもこれもありきたりな日本料理ではなく、旬を大事にしながらも趣向をこらした逸品ばかりでした。 素材そのものを楽しみたい人にはやや重いかもしれないですが、ここでしか味わえないお料理だと思うのでわたしは好き。 2日前までの要予約というのも納得! おひとりでされてるので慌ただしくスタートされましたが、とても丁寧に作られてます。 口数はそんなにないれけど気さくな大将は一心にお料理されてました。 また月が変わったら伺いたいと思うようなお店。 #ランチ #和食

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大阪府

イタリア料理

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谷町四丁目、イタリアでの修行も長くフィレンツェの三ツ星エノテカ ピンキオーリではパスタ部門のシェフを務められ、その後名だたる名店で活躍された村田シェフのイタリアン。 木のぬくもりがあったかいカフェのようなお洒落な店内はL字カウンター7席とテーブルがふたつ。 カウンターはあるけれど、そこでは調理はされておらずドリンク類やグラスなどを収納されていて、奥にオープンになった広いキッチンがあります。 今はディナーのみの営業でお料理はおまかせ一本。 おまかせ¥8800 ■パルミジャーノの薄焼きパン ■水ナスのサラダ仕立て 生ウニのジェラート ■ハンガリー産 鴨ととうもろこしのガレット ■駿河湾アカザエビ 日向夏 フェンネル ■バベッティーニ 香草パン粉とライム サルディーニャ産カラスミ ■リコッタチーズのニョッキ 仔ウサギ、ハマグリ ■フランス産うずら ■白桃とミルクのジェラート ■小菓子 ■ハーブティ 薄焼きパンはパリパリおいしくて風味良い。下にギッシリ詰まったコショウは風味付け。 冷菜、みずみずしい水ナスと絶妙な味付けのトマトのジュレ、生ウニのジェラートの濃厚さにバジルの風味が最高にマッチ。 そのあとはガレットの甘みと鴨の旨味を一緒に。ソースは鴨の出汁とエスプレッソのソース、炭塩がまたおいしい。 次の冷菜はアカザエビにウイキョウや日向夏、フェンネル、ピスタチオなどが彩られたもの。 そして特に楽しみにしていたパスタ。 最初のパスタはもちもちと、たっぷりの削ったライムとからすみが。ライムの酸味と食感がとても良い♡ ふたしなめのパスタはリコッタチーズにバジルとオリーブをそれぞれ練りこんだニョッキ。ハマグリのスープに仔ウサギの肉。そら豆。雑味なく澄んだスープ♡ お肉料理はうずら。パンチェッタで巻いたモモ肉とコンフィにしたムネ肉。 そしてたっぷりのサマートリュフが。 食後にはお決まりでハーブ酒やグラッパを出して頂きました。 あーおいしかった。。 全体的に素材を活かした優しい味なんですがとても洗練されている。 てか、組み合わせのセンスがすごい。 特にパスタは食感とか風味とか食材などの色んな要素が絶妙に絡み合って最高でした。 パンはふわふわな黒糖とミルクのパンにスキャッチャティーナにハチミツ、ローズマリーのフォカッチャなどこういうところにもセンスを感じる。 シェフはとってもダンディで物腰柔らか。 素敵です♡ また絶対伺います。 #イタリアン

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大阪府

フランス料理

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本町、北野ホテルやフランスでも1年ほど修行された若きシェフのイノベーティブなフレンチ。 一言で言うと、すごく良かった♡ カウンター9席のこじんまりした店内。 程よくカジュアルめな、センスの良い空間。 シェフは斎藤工似のまだ31歳とお若い方です。 ランチは¥3500.5000、ディナーは8800.10500。 ランチコース¥3500 ■お楽しみ ■三重 鰆 ■四万十 かぼちゃ ■高知県四万十 鶏 ■兵庫県加西市 米 ■河内デラウェア ■ほうじ茶ティラミス 梨 ぶどう ■出雲茶 ハーブティ お料理はお客さんの目の前に器を置き、そこで仕上げてくれます。 バーナーで器の中の藁に火をつけ、蓋を閉めた。 お楽しみのお料理、ひとつは葛饅頭。 カタシモワイナリーの葡萄ジュースにマリーゴールドの花が添えられてます。ひんやりおいしい。 頂いてる間に良い感じに燻された器の中身はにしんのマリネとグジェールとヒラメの昆布締め。 しみじみおいしい♡ 燻した香りにひと切れがとても澄んだ味で。 グジェールにはニセコのミモレットを練りこんでるそう。 2品目、肉厚の鰆はふっくら焼き上げられていて、上にはフリットにした空芯菜を自家製マヨネーズで和えたもの。 マイクロ茄子のピューレとキャベツのソースがすごく合う、そこに味の濃い乾燥したきゅうりとセロリのスプラウトが添えられてました。 3品目はスープ。ナッツや青山椒の実などが入ったすり鉢を渡され、擦ります。 そこに生姜のきいたカボチャのスープを注いで、ふわふわのエスプーマを。 優しい味にナッツの食感が良い。ほっこり。 パンはゼッポリーニ。 メインは魚か肉のどちらかで、この日は鯛のポワレか鶏肉で鶏肉を選択。 低温調理した鶏ムネ肉の塊には赤ワインとエシャロット、日本酒と鶏の出汁でとったソース、そしてねぎパウダーとブラウンマッシュルーム。 この鶏肉がしっとりきめ細かくとてもおいしい。 ご飯ものはリゾットでニセコのミモレットを使っておられます。半分ほど頂いたら昆布出汁を。 デザートは和な感じ。 ソムリエも持つシェフはとてもコミュニケーション能力高い。 ワインは紹興酒のような風味のものや日本酒のような後口のもの。個性的です。 美味しかった♡ シェフの発想と素材を活かしたお料理で、そこに様々な風味や食感を付け加えておられそれが絶妙。 でもごちゃごちゃ複雑じゃなくって、シンプルにおいしいんです。 スペースの関係とかもあってなんだろうけど、目の前で仕上げてくれるのも楽しい。 器は奥田章さんのものなど、こだわってらっしゃる。この器、なかなか手に入らなくて欲しいやつ。 カトラリーも素敵です。 日本の作家さんがお好きなのかと尋ねたら、「僕自身もまだまだ良さをわかってなかったので」と日本の器、ワイン、食材などを推しだしていかれたいそう。 あと、シェフの地元があたしの近所というのにも親近感。 今度は是非ディナーで伺います。 ------------ H30.10月ディナー再訪。 おまかせ¥8800 ■前菜 *山芋とイカのコロッケ パセリのスライス *豚もも肉のリエット、そらまめ、グジュール *秋ジャケのマリネ ビーツのソース ■白貝 ふぬいえ セロリピューレ シードルと貝のエキス フェンネルのパウダー ■ゼッポリーニ ■秋刀魚 秋刀魚の肝ソース、自家製マヨネーズ、バジルパウダー ■アロマレッド 柑橘の泡 ナッツ ■さめがれい ■あか牛 ロースト ネギのパウダー ■加西市 リゾット ゴーダチーズ ■河内デラウェアのソルベ ■ほうじ茶ティラミス 梨のソース ■小菓子 最初に出てきたこのスライス何かと思ったらパセリとのこと。 前回のランチ時と同じくファイヤーしてくれました。 シャケには茄子のピューレと赤玉ねぎにみそのチップ。 山椒やナッツを擦り、そこに人参のスープを注いでくれる。 さめがれいにはカレー風味の黄カリフラワー、牛コンソメソースにつるむらさき、焼カリフラワーのソース。 お肉は豪快にワンプレートで。 カウンターだからこそですね。 そこからリゾット、半分ほど頂いたら出汁をかけて下さいます。 お口直しからデザートに、なんとなにも伝えてなかったのにプレゼントなどのやり取りを見て、小菓子を誕生日仕様に! さすがですね。 -------------------- R2.5月、4回目ランチ利用。 ■ランチコース¥5000 ■フレンチ弁当¥900 ■煮込み弁当¥1200 コロナの影響によりテイクアウトも。 さすがの内容。 #ランチ #フレンチ

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大阪府

イタリア料理

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肥後橋、八尾の名店ラ・リサータさんが移転オープンされたお店。 ずっと行こう行こうと思いながらも場所的に機会がなく、そうこうしてるうちに移転されてました。 外観から素敵!洗練されつつ、枝や草花のしつらえでナチュラルでもあり、センスがすごい。 4名テーブルが2卓、なのかな?どうやら個室もあるようですが、この日はわたしたちだけでした。 アロマオイルにラムネのような包み紙。 ラムネは包み紙をとったら3種類のアロマオイルから選んでかけてくださいとのこと。 ??? その上から水をかけると。あ、おしぼりだったのね笑 そいやこれどちらかでも見たことある。 現在はディナーのみのおまかせ一本のみ。 おまかせ¥15000 ■お迎えの一皿 パスタ生地に生ハムやとうもろこしなどを挟んだもの。 ■ドジョウのフラン コンフィしたドジョウに鴨のコンソメ。あとなんだったか忘れたけど色々な食材を使ってます。 生姜が効いて、プチプチした食感。 色んな味が調和されてて、食感といいとてもおいしい! ■稚鮎のスモーク 最初に丸くくり抜かれたメロンやスイカにセロリ、揚げた沢ガニとソースが入った器が。 その後、元気に泳いでる稚鮎を見せていただき、揚げてスモークしたものを盛り付けて下さいました。 泳いでるみたい! さくさくとスモークの良い風味に、このフルーツもまたみずみずしくてやたらおいしく感じました。 ■真蛸のラグー 柔らかく煮込んだタコは酢の物をイメージされてるらしく、きゅうりのエキスジュレにすりごまの泡。 ■レモンのニョッキ サルシッチャとムール貝に大葉、いぶりがっこのソースにトマトのパウダー。 パンはオリーブオイルに玉ねぎのムース。 シュクレクールさんで特別に焼いてもらってるもの。 ■鱧の冷製カッペリーニ 梅風味のガスパチョに鱧の酢味噌和えも添えられてます。 最初そのまま頂いて、その後酢味噌和えと共に。 ■煮穴子のサフランリゾット 紹興酒を使った煮穴子にパルミジャーノ、山椒が効いてる。 こっくり濃厚な煮穴子ととても合う。 ■カンパチのコンフィ 大根とオクラと島唐辛子が添えられたこちらはなんだかお肉食べてるかのような食感。 ■和牛のフィレ肉のロースト 八尾枝豆やブッラータ、サマートリュフが添えられ、フォンドボーとチーズソース。 ソースの味が濃厚で、お腹が膨れてきてたから少し重かったかな。 お味は良かったのですが。 ■ショコラのムース ホワイトチョコのムースにはコリアンダーの粒がのっていてそこを食べるととてもスパイシー。 なすのパウダーはおっしゃってた通り、そんなに存在感なく。 ■桃のコンポート フランボワーズにヨーグルト、クランブル。 さっぱり、見た目もかわいい。 ■小菓子 ■コーヒー、エスプレッソ、紅茶 はーほんと美味しかった。 和の食材や調味料、スパイスなどを巧みに使ったクリエイティブなお料理。 イタリアンの枠は超えてます。 色んな風味や食感などか絶妙で、アクセント使いがとても上手。 独創性が強すぎるとお味も難解になってくるけれど、こちらはしっかりあたしなんかにもわかるおいしさ。 量もまた絶妙に良いし、カトラリーや器もとても素敵です。 現代作家さんのものが使われてました。 素敵な空間で頂く独創的お料理。個人的にかなりお気に入りに。 会話のほとんどがおいしい♡かわいい♡と、お店の話に持ってかれました笑 また是非伺います。 #イタリアン #記念日

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大阪府

居酒屋

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新地の人気店、マツケン食堂さんの新展開。 5/8に移転オープンされたこちらは野田という普段あまり行かないところ。 真っ赤なドアや音楽がフランスを感じさせる、ナチュラルな木の店内はL字カウンター10席。 ご夫婦で営業されてます。 早い時間はおまかせ¥4800のみ、21時以降はアラカルトやバー使いもオーケー。 おまかせコース¥4800 ■牡蠣 ■静岡の金目鯛 ■バーニャカウダ風サラダ ■北海道つぶ貝 ■手羽の唐揚げ ■愛媛のカマス ■和牛テールとホホとタンの土手煮 ■貝塚タケノコ モッツァレラ 酒盗 ■今治イノシシと新生姜のフライ ■宮崎牛ウチヒラ ■土鍋ごはん、マスの漬け、香の物 ■デザート おまかせコースは小皿9種に土鍋ごはんと〆まで出てきます。 産地忘れちゃったけれど、最初の牡蠣はぷっくりとしていてすごい旨味。 その後出てきた金目鯛、シンプルに山葵で頂いたけれど、新鮮なのはもちろんだろうけど澄み切った味わいと力強い旨味に衝撃。 次に出てきたサラダはアンチョビの代わりにへしこを使っておられるとのことで、塩加減穏やかに。黄色いインゲンやアスパラソバージュなど珍しいお野菜も。 バゲットも出してくれてたのですが、このソースおいしすぎて既になくなっちゃってたので追加してくれました。 次のつぶ貝はたっぷりのカラスミと下にはわかめ。 特筆すべきは手羽先。 サバの魚醤でマリネし、フリーズドライした醤油を。ビックリするくらい皮がパリパリ! 一旦干してから焼くと良いらしい。 あとタケノコのお料理も素晴らしかった。たっぷりチーズをのせて頂くと、このエグミのない澄んだタケノコに時折顔を出す酒盗。こんなに合うなんて♡ お肉にはたっぷりのサマートリュフ。 こんな感じで出てくるお酒に合うセンスの良い小皿料理の数々は、色んな生産者さんのところへ出向き選んだ素材、そして調理法や組み合わせなどなど、これらが一体となったシンプルながらにクリエイティブなもの。 それでいてきちんとコース仕立てに肉料理も出てくるのでお酒飲まない人にも楽しめると思います。 〆にツヤツヤの土鍋ごはんと漬けなんてたまらんですね。 あ、器やグラスも素敵です。 そしてお酒。元々ソムリエのご夫妻ですが、こちらのお店では日本酒にも力を入れてらっしゃるらしく、奥にはセラーがありワインはもちろん日本酒もたくさんありました。 お料理に合わせてくれるお酒はどれも最高♡ そしてなんといってもオーナー夫婦の人柄♡ お料理もお酒も雰囲気も、全部がだいぶツボでした。 今まで来ることもなかった野田ですが、意外とアクセス良し。 また是非伺います♡

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大阪府

中華料理

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堺の住宅地の一角、味のプラザと称されたホテルプラザ"翠園"にいらしたシェフがひっそり営む中華店。 ホテルプラザから吹田に移り、立ち上げからも3年いらしたそうで、こちらのお店はご実家を改装されて5年ほど前から営業されてるそう。 ご夫婦でやっておられます。 ずっと伺ってみたかったのですが、徒歩で行けるほどの近所にありすぎて逆に行く機会がなかったのを今回家族を強制連行。 場所は電車だとマイナーな阪堺線の石津北が一番最寄りだけど徒歩10分くらいの完全な住宅街にあるので、なかなかこのあたりを知らない人にはわかりなくいのかも。 テーブル席が4卓。 ランチコース¥1800と要予約の¥3500、要予約のディナーは¥3500から予算を伝えておまかせで。 ディナーコース¥3500 ■前菜三種盛り *ローストポーク *シメサバの炙り *野菜のピクルス ■鶏モモとじゃがいものスパイス揚げ ■鱧の山椒炒め ■秋刀魚の春巻き ■豚肩ロースの豆豉焼き ■干し貝柱おかゆ ■バナナの焼プリン 前菜はラー油で程よいピリッと感のローストポークと、炙ったシメサバに焼きなすやパプリカと生姜のマリネがのっかり煮詰めた黒酢ソースをかけたものなど。 次の鶏肉とジャガイモはカリっと揚げられて、ナスと共にスパイスがよく絡んでる。 ふわふわに揚げられた鱧は上品な山椒の風味でカリカリに揚げた細切りネギと舞茸がのっかってる。鱧はふわっとしていて、塩が効いたカリカリの舞茸がまたたまらんです。 手で持って頂く秋刀魚の春巻きにはバターで炒めたジャガイモと玉ねぎを一緒に巻いていてライムを絞って。 豚肩ロースは豆豉を揉み込んで焼いたらしい。 おかゆがまた絶品。桜海老の旨味に葱油、胡椒が効いて優しいけどしっかりした味わい。 デザートには表面をバーナーで焼いたバナナの焼きプリン。 ------------------------ 兄夫婦が来ることになり、なんと次の日も来店。 同じく¥3500のコース。 ■前菜3種盛り ■黒酢酢豚 ■赤海老のガーリック蒸し ■冷たい茶碗蒸し 焼きナスのスープ ■鶏手羽のスパイシー炒め ■葱ラーメン ■デザート 黒酢酢豚はジャガイモやリンゴの細切りと一緒に、山椒油が添えられ、お刺身で食べられる海老は甘くって、揚げニンニクなどや香味野菜が添えられて、この出汁がまた絶品。 茶碗蒸しは底に焼きなすのスープがあるので混ぜて頂くのだけど不思議な味わい、これまたおいしい! 鶏手羽には揚げニンニクやパン粉?などに絡めて。韓国唐辛子を使ってらっしゃるので旨味あるマイルドな辛味。 上品だけどしっかりした味わい。 独創的で趣向を凝らしたお料理はひと手間もふた手間もかけられていて、香辛料の使い方や塩加減など絶妙! ドリンクは紹興酒などの中国酒にビールや焼酎。ワインと日本酒もあるけれど一種類のみ。 良心的な価格帯。 あと母がドリンク頼まなかったら冷たいお茶かあったかいお茶お出ししましょうかと、ボトルでウーロン茶を持ってきてくれた。 気遣いが嬉しい。 -------------------- H30.10月ランチ再訪 ランチは予約不要ですが、来てもらって入れなかったら申し訳ないから事前に空いてるかお電話欲しいと前に聞いてたので電話してから訪問。 ランチ¥1800 ■前菜3種盛り *ピクルス *ローストポーク *じゃがいもを揚げたやつ? ■海老マヨ ■秋刀魚の春巻き、ネギの豆腐煮込み ■梅チャーハン、ゴボウと舞茸のスープ ■バナナの焼きプリン ■コーヒー 洗練された海老マヨはスパイスも効いて甘め。海老はぷりっぷり。 その後の豆腐の煮込みは山椒の風味も相まって、優しい味付けだけど風味豊か。 炒飯しっとり、スープはごぼうの風味が良い。 -------------------- H31.2月ランチ再訪。 近くなので直前に電話するけど、2度ほど振られ久々の来店。 ■前菜3種盛り *鯛の子 *ピクルス *ローストポーク ■海老の甘辛炒め ■手羽の香味ソース和えと牛蒡もち ■菜の花の炒飯 ■椎茸のスープ ■プリン ----------------- H31.5月ディナー再訪。 コース¥3500 ■前菜 ■ホタルイカとあさりの酒蒸し ■鶏手羽のスパイシー炒め ■新生姜の餃子 ■海老のガーリック蒸し ■干し貝柱のお粥 ■デザート -------------------- H31.5月ディナー再訪。 コース¥5000 今回は初めて5000のコースに。 ■水菜と鮎の燻製サラダ ■キハタの姿蒸し ■スペアリブの黒酢煮 ■ミル貝とうるいの炒め物 ■海老チリ ■ちょこっと麻婆丼 ■葱ラーメン ■デザート #ランチ #中華

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奈良県

創作料理

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奈良、川島シェフのモダンスパニッシュ。 富雄のお店が建物の老朽化に伴い閉店され、いまかいまかと再オープンを待っていた。 ドノスティアはもちろん、東生駒のアバロッツにも伺い、そちらでは川島シェフがサーブしてくださりお話もできたのも身近ですごく良かったけれど、やはり幻想的なあのお料理をと思いながら、再オープンされて1年以上経たけれどやっと来れた。 以前のクラシカルな建物も素晴らしかったけれど、今回はナチュラルでハイセンスな外観と内装。 ウェイティングルームからの右側には他とは裏腹にモダンで洗練されたガラス張りの厨房、左側のお部屋にテーブル6卓、奥にプライベートルーム。2階にはウェディングで使えそうな大部屋とベッドルームなんかもありました。 現在はランチ¥6500、ディナー¥13000のみでやっておられます。 ランチコース¥6500 ペアリング¥6500 menuと書いた箱からメニューのカードが出てくる。 ■柿の葉香るお茶 こちらはウェイティングルームにて。 ■オリーブ このオリーブおいしい♡ 炙り焼きして、香り高いオリーブオイルに漬けられている。 そして大和肉鶏のズリ。 パンはaの文字がかわいい全粒粉のパン、バターパン、バゲットの3種でした。 ■醤酢 蒜 搗き合てて 鯛願う 我にな見えそ 水葱の羹 こちらは万葉集の中から。 万葉時代、鯛はなかなか口にできない高価なものだったそう。 "鯛"が出てきた喜びと、"醤酢"は今の酢味噌の類ということで、鯛の刺身には酢味噌たれが。 そして日常的な羹(吸い物の類)は飲みたくないと言うけれどそう言われたら飲ませたくなるのが料理人、とのことで椎茸や蒜(ニンニクなどの独特の臭気のあるもの)を具に大和肉鶏のズリを出汁にほうじ茶と合わせたスープをテーブルで注いでくれる。 それぞれ別々に味わいます。 ■海の旨味と地のサフラン 軽く炙ったホタテに、"地の"とは奈良のサフラン。 新ものサフランが美しい色を出す、そして焦がしバターにニンニク。 ■冬のアブラナと奈良米のアロス ブルーチーズクリーム うん、これはわかりやすく、おいしさも想像通り。 ■冬のタラ 干したトマトと温かな海 タラは揚げていて、サクッとふわっと。 春をイメージされたヴィジュアル。 上にはオイル豚の背脂、そしてスープには干した奈良のトマトとオイル。 ■大和豚もわさび菜 甘辛い菊芋 低温でしっとり仕上げた大和豚に菊芋もホクホクと良い味付け。 ■深まる冬とその先にあるもの 奈良の苺とミントのムース。 ■コーヒーまたはエスプレッソ、緑茶、ほうじ茶、燻製紅茶。 お料理はただ単においしいとかおいしくないとかの次元のお話ではなくて、ストーリー仕立てになっていて想像力豊か、ワクワクするし、見た目はもちろん香りとか食感とか色んな要素全てが合わされて完成されるというか、一種のアート。五感で楽しむお料理。 奈良の食材を積極的に使われ、万葉集にまでインスピレーションを得る、とにかく創造力のすさまじい川島シェフのお料理。 ペアリングは最初カヴァから始まり、鯛のお刺身には日本酒、つぎには黒ビールと最初のカヴァを合わせたもの、白ワインが続き最後に赤ワイン。 おもしろい。 シェフ曰く、まだまだ試行錯誤中とのこと。 お庭が贅沢にとられてるなぁと思ったら奈良の条例で色々と規定があるそう。 やっぱり京都と同じく景観を損なわないよう色々と条例があるんだろうなぁ。 音楽はクラウディオ・モンテヴェルディ。 全然音楽に詳しくないですが、教会でかかってそうな音楽でこれがまた良い重厚感。 スタッフの方の服や床に所々あるaの文字、もう全てにこだわり尽くした唯一無二な素晴らしい空間にお料理でした。 こちらでは予約時に話したことをスタッフの方は全て覚えておられ、食事中に話したこともシェフの耳にキチンと入っていた。 ランチに小松まで行った話をしていたからか、帰り際に出てきて下さった川島シェフがミシュランに並ぶガイドブック黄色い表紙の「ゴ・エ・ミヨ」など見せて下さった。 東京、北陸、瀬戸内のお店を紹介してるけれど、アコルドゥさんも載っている。もちろんその時伺ったショクドウ ヤーンさんも。 シェフもおっしゃってたけれど、やっぱり夜に行きたいなぁ。と激しく思ったお店なのでした。 #ランチ #モダンスパニッシュ

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大阪府

ビストロ

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本町、メニュー表がない小さなワインバー?ビストロ? 店内はカウンター席7席のみで小さなバーのよう。 接客はブンダブンさんでお会いしたことあるガーコさんという飲食業界では有名らしき方と、ラ ベカスやルールブルー、最近ではたこりきさんにいらした鈴木シェフがお料理を。 店名もだけど中もかわいいね♡ こちらには決まったメニューがなく、おまかせコース¥ ともまたちょっと違って、お腹の減り具合や苦手なものを聞いてシェフがワインに合う小皿料理を提供してくれる。 そのスタイルもおもしろいし、フレンチ出身といっても内容も洋だけに特化してなくて和ぽかったり中華ぽかったりと実に多彩。 ■アボガド あけがらし ■水牛モッツァレラとキンカン、ポンカン、 ■さらみ、アンチョビオリーブ、豚のタン、馬のタン ■シラスとトマトとランゲリーノ ■明石の子ダコサラダ ミモレット ■マッシュルームのスープ ■ローストビーフ クリームチーズ 梅ごま ■カキフライ ■ブリと蕪とレモングラスのスープ ■手羽先味噌漬け ■ジャコチャーハン ■洋ナシと紅茶のケーキ といった具合に魚崎さんの洋食版かてな感じでその日のシェフの小皿料理が次々出てくる。 おなかがいっぱいになったらストップをかければ良いのだけど、出てきたお料理がどれもおいしくて、しかもちょっとなもんだから瞬時に平らげる。 豚や馬のタンは軽くスモークしておいしかったなぁ。 パンの上にのったランゲリーノとジャコも絶妙。 マッシュルームのスープもローストビーフも。 カキフライに〆にはチャーハンまで。 お酒もやたらとラベルがかわいい♡ お会計はおそらく食べた皿数と飲んだ量で決まるようですが、しっかり食べて飲んで大体8000〜15000円。くらい? 先にいらしたおじさま3名、てっきり常連さんかと思ったら初訪らしい。 シェフとも近い距離で雑談できて、他のお客さんとも一緒にわいわいとアットホーム。 いいなぁ、このお店。好き。 おいしいし楽しいし。かわいいし。 昨日はまだ席も空いてたのでふらっとでも入れそうですが、小さなお店なので電話してから行くのが良いかも。 当然二軒目使いにも最適だし、でもせっかくならがっつり鈴木シェフのお料理を楽しんで頂きたい。 ひとりで行っても楽しめると思います。 ただワインが進みすぎてちょっと危険。 また是非伺います!