カランドリエ、パリのロブション出身のシェフが営む輪島初のフレンチ。 金沢でランチしたあと、バスで2時間かけて輪島へやってきた。 カランドリエで修行した後、フランスに渡りジョエルロブションにいらしたシェフ。 一ヶ月半くらい前に予約。 『ひとりですが、ディナーの予約は大丈夫ですか?』と伺ったら『もちろんです!』と快く、とても対応が気持ち良かった。 フレンチだし少しドレスアップして伺いましたが、けっこうみなさん普段着でした。 輪島塗の塗師屋さんの工房だった古民家をリノベーションした建物は趣きあってとてもステキです。 和なんですがとても洗練されてモダンな空間。 カトラリーはキュテポルでステーキナイフが龍泉刃物でした。 もちろん能登の食材をふんだんに楽しめるフレンチになってます。 ランチは¥3300.5250.8400、ディナーは¥5250.8400.12600の3種(税抜)。 ディナーコース¥8640 ■4種の楽しみ *パルメザンチーズと小松菜のシュー生地、お米のチップスとバイ貝と石鯛のたるたる *甘エビのジュレとトウモロコシのムース *いわしのサラダ仕立て このサラダ仕立てがまた燻製の良い香り♡ 大体最初のお楽しみ系って一皿に全部のってくるのに、ふた品は同じお皿でしたがその後はひと皿ずつ。 だから何品あるの!?って感じに笑 パンには無塩バターと輪島の塩で。 ■ガスパチョ ヒラメ ガスパチョには白桃に熟成したヒラメ、そしてキャビアがのってます。 酸味あるんだけど甘みもある。 ■ラヴィオリ トリュフ 穴水の仔牛を緑色のラビオリに包んでます。 ジャガイモのピューレ、リードヴォーにたっぷりのサマートリュフ。 ※最初に写真撮り忘れてしまって若干食べかけ。 ■アワビ しいたけ 蒸した輪島の鮑に肉厚な椎茸、ごぼうなどの野菜にあわびの肝のソース。 炭で焼いてるので風味がとても良い。 ■グラニテ レモングラス レモングラスのさわやかな香り。 おなかいっぱいになりかけてたけどまた入りそう。 ■ノドグロ サフラン 出た、ノドグロ! サフランやトマト、バジルのソース。 脂がのって最高♡ ■小鳩 ファルシ モモ肉に心臓やらの詰めたもの。 ■巨峰 ヨーグルト ルビーロマン♡ ■マンゴー バナナ マンゴーとパッションフルーツのソース、バナナのアイスにチョコスクランブル。 ■コーヒー、紅茶 ■小菓子 おなかいっぱいすぎて包んでくださいました。 マスカルポーネのムース いちじくのコンポートだけはこちらで頂く。 独創的なお料理は盛り付けもとても美しい。 色んな調理法でそれぞれの食材の風味が良いし、マンネリしない。 けっこうしっかりした味つけですが、どれもガツンとおいしい! ちょっと量が多くてお肉料理が完食できなかった、とゆーのが贅沢な難。 サービスの男性の方も大阪出身でカランドリエにいらしたとのことですが、さすが洗練されたサービス。 かしこまりすぎないけど丁寧で付かず離れずとてもよかったです。 みな、手袋をしてサーブされる心遣い。 それなのにサービス料なし。 最後はシェフがお見送りしてくださいました。 空間もお料理も接客も、非常に洗練された『ここ、ほんとに能登?』と思わされるお店なのでした。 #ランチ #フレンチ