【 フォトジェニックなだけじゃないローカルステーキレストランの実力店 】 キマシタ。久しぶりにキマシタ。 たまにこういう大当たりのお店があるから食べ歩きはやめられない。とまらない。 全部で12席しかないカウンターのみのステーキハウスは特にタイ人の間で人気らしくInstagramでこちらの料理を頻繁に見かけていたんですが、そろそろ見てるだけではガマンが出来ないということで訪問。 ちなみに予約はマスト。スタート時間は決まっていて17時、19時、21時の3コマですが、少なくともこの日の様子を見た限りでは19時は予約せずに入れる可能性はドタキャンでも出ない限りゼロ。それだけ人気があります。 この日も19時にお店に行くと当然フルブッキング。そしてわれわれ以外はタイ人のみ。これはさすがに珍しい。どこのステーキハウスでも必ずファラン(西洋人)が一組はいるんですけどね。 オーダーはInstagramを見ながら事前に決めておいた以下の品々。 ■Fresh Hokkaido Uni cream sauce pasta topped with salmon roe (little spicy taste)(Uni-Bafun or Murasaki) 1,990THB ■Pan-Fried Hokkaido scallop topped with fresh truffle, truffle sauce and porcini mushroom 990THB ■Australia Ribeye Wagyu F1 Steak (400g) 2,760THB ■Pan-Fried French Foie-gras served with Cherry and Passionfruit sauce 250THBx2 ■Red Wine 2,200THB ■Estrella Damn Inedit 650THB ■Mineoka Tofu 190THB (+Service Charge 10%) まずは北海道産のホタテのソテー。上にはトリュフ、そしてトリュフソース。そう、こちらのお店は金持ちタイ人の大好きな高級食材をふんだんに使った料理を出すお店なのです。タイ語で何と言うのか分かりませんが「インスタ映え」、間違いなくタイ人も大好きです。 がしかし。見た目だけではここまでの人気は出ません。食べて納得。これは絶品。鮮度抜群、そして絶妙な火入れで中はレア。そして極め付けはソース。このソースの美味しいことと言ったら。文句無し。 そしてこの日の主役はコレ。完全にヤラレマシタ。雲丹クリームパスタの上にイクラ、そしてさらに雲丹。この雲丹+イクラの組み合わせはタイ人の大好物なんですがワタシもモチロン大好きです。 そしてメニューにはなぜか"little spicy taste"とある。クリームパスタなのに。食べるまで分からなかったんですが食べて納得。これは悶絶級の絶品クリームパスタ。なぜスパイシーなのか?メニューには書いてませんしタイ人には分からないと思いますが、この隠し味は柚子胡椒。まさかの柚子胡椒。これにはやられました。 雲丹クリームソースに柚子胡椒?と思われるかもしれませんが、クリーミーな雲丹ソースにピリっと柚子胡椒が合うんですよ。これ日本でもやってる人いるのかな。よくタイ人シェフがこの組み合わせに辿り着いたなと感心しきり。これだけを食べにまた来たいと思わせる一品。 そしてメインのフォアグラ、オーストラリア和牛リブアイへと続いていくんですが、ここでシェフから「リブアイの脂でガーリックフライドライスが作れるけど食べる?」と。 これか!事前にこの店のInstagramの写真を見ていて美味しそうだなと思っていたんですけどメニューにそれらしき物が無かったので後で聞いてみようと思っていたところにこのオファー。もちろんイエス、プリーズ! このガーリックフライドライスがまたもや絶品。ちょっとかための焚き加減のタイ米に絶品リブアイの脂とガーリックですからね。美味しくないわけがない。いやもうさっきのパスタと甲乙付け難いくらい気に入りましたよ。 そうそう、ホタテのソテーに雲丹パスタとフライドライスの影に隠れてしまいましたけど、メインのリブアイもモチロン絶品。 他のメニューも食べてみたいけど、次回もホタテと雲丹パスタとフライドライス、これは外せない。となるとフィレステーキではなくてやはりリブアイか。 とにもかくにもこちらのお店、今年一番のオススメのお店です。 #タイ赴任 #雲丹・いくら #パスタ #ステーキ #フォアグラ #カオニャオパット #炒飯 #ワイン #予約困難店 #マイベスト100 #マイベスト2019 (2019.11.12.Tue)