600記念投稿(^-^) ミシュラン14年連続の三つ星獲得。グリーンスターにも選出。日本が誇るフレンチの最高峰。 個室5名を予約して訪問。個室のみ料理の写真撮影が可能。 ▪️ディナーコース 29,150円 (税込・サ10%別) 乾杯のシャンパンとワインペアリングを追加。 メニューは白紙。 「プロデュイ(素材)」「キュイソン (火の入れ方)」「アセゾネ (味付け)」を大切にしている。 〇Jacquesson Cuvée No 742 Extra Brut Champagne 全体の20%にヴァン・ド・レゼルヴを使用。一番搾り果汁のみを使用。 ▪️フィンガーフード 生ハムと黒イチジク。生ハムの塩っぱさとイチジクの甘みが中和。 ▪️冷たいスープ 完熟の梅を絞ったシャーベット。 キュウリとキウイ、バジルの食感を残したスープ。 真ん中には炙った白イカ。 〇Markus Huber Ried Alte Setzen Erste Lage Grüner Veltliner 2018 敢えて温度を高めにすることで、飲みごたえの柔らかな質感に。香りは甘く強め、飲むとスッキリ。 ▪️山羊のミルクのババロア 京都産の山羊のミルクで作ったババロアにゲランド産の塩とプロバンスのオリーブオイル、マカダミアナッツと百合根。 食べた瞬間はあっさりとしているが食べるほどに濃厚さを感じる。混ぜないことで場所によって違った味わい。 〇Château Lynch-Bages Blanc de Lynch-Bages 2018 セミヨンをブレンドした白ワイン。みずみずしいフレッシュな酸味でスッキリした味わい。 ▪️骨切りにしたハモ。 皮目だけをサッと火を入れている。下には揚げトマト。完熟感のあるトマトの甘みとハモはサラダ仕立てとなっているので一緒にいただく。 〇Egly-Ouriet Ratafia de Champagne Ambonnay 絞ったジュースにブランデーを入れている。度数は17度だが飲みやすい。かなりフルーティ。 ▪️コンテチーズとフォアグラのタルト アーモンドパウダー、ヘーゼルナッツ砕いたものを合わせたタルト生地。下の層はフォアグラ。白い層は48ヶ月熟成したコンテチーズケーキ。ハーブのサラダを乗せコンテチーズのヴィネグレットソースを絡める。甘夏の皮を塩漬けをアクセントに。 〇Nicolas Potel Rully 1993 28年熟成した酸味は強くなり果実味やタンニンがきめ細かく滑らかで香ばしい香り。熟成された出汁のような赤ワインの旨味を楽しむ。 ▪️オーストラリア産黒トリュフとモンサンミッシェルのムール貝。粒は小さいが旨味が凝縮。国産天然きのこのタマゴダケ、エシャロットをそのままロースト。 〇Bollinger La Grande Année Brut Champagne 2012 樽で熟成しており赤ワインを5パーセントだけブレンド、奥行きがあり最後に少しだけほろ苦さも感じる。 ▪️唐津の真鯛のグリル 塊のままフライパンで皮だけを焼き、オーブンの余熱で仕上げる。ソースは赤ピーマン、ケッパー、セージ、オレガノなどが使用。プンパーニッケルを細かくしてカリカリに焼き、食感、香ばしさ、酸味、ほろ苦さを演出。 身はみずみずしいが生ではなくしっかりと熱の通った絶妙な火入れ。 〇Domaine Ponsot Morey-Saint-Denis Premier Cru Cuvée des Alouettes 2015 果実のアロマに、オレンジピールやスパイスのニュアンス。果実味とタンニンの奥深い味わい。 ▪️南仏の子羊のロースト メインはシストロンという品種の背中の骨付き肉。 周りを焼き上げオーブンに出し入れを繰り返し余熱で火を通す。付け合せはブイヨンで炊きあげた茄子、セロリ、ジロール茸、香茸におかひじきを加えカリッとした食感をアクセントに。 ▪️山梨の種なし巨峰のキャンディコーティング 皮にだけ火が入り柔らかく香りも引き立つ。赤ワインにスターアニス、フェンネルを加えて煮込みアルコールを飛ばす。仕上げにラム酒を加えアルコールをプラス。 ▪️ パイナップルとマンゴーのダックワーズ 一番下はココナッツで作っている柔らかく温かいクッキー生地。冷たいココナッツクリーム、北海道のマンゴー、沖縄のパイナップルを薄くスライス。 ▪️メレンゲのアイスクリーム フランス菓子の焼きメレンゲを砂糖の代わりに使用。口溶けの良さと香ばしい香りの濃厚なアイスクリーム。能登半島の海水を濃縮して吹きかけることでより強く甘味を感じさせる。 3つのプロセスの重要さを感じることが出来そのこだわりの強さを感じる。全ての料理に感動する。