2024/1/23(24も25も)大阪出張旅③ 大阪桜ノ宮駅東口の寂れた鮨店は最高のオアシスだった〜 出張で取った宿は桜ノ宮駅。大阪から環状線でたった2駅5分。それなりに繁華街と思いきや、とても寂しい駅界隈。飲食店がないしあっても開いてない。あきらめてローソンに向かうと、一軒の怪しげな鮨店が、、、。やってるのかやってないのか、表の電気はついておらず店内からほんのり灯りが。格子小窓から覗くとカウンターの中に老人がひとり座ってる。腹が減ってたし、この緊張も旅の醍醐味と覚悟して扉を開く。「お客さん?」と聞かれ「はい」と答えると「1時間ぶりや」と笑む。壁のメニューは手書きのペラ、しかも値段は書いてない。後戻りできない空気でカウンターに1人座る。突然の寒さをネタに雑談を仕向けると、「寒いのはかんにんやなぁ」と優しい声。酒はぼられないだろうと熱燗頼むと、ぬる燗かアツアツか好み聞いてくれて「寒い中くてくれはったから波々や」と優しい。飲んでる間も「温めなおそか?」と何度も聞いてくれる。なんかいい感じなので握りと卵焼きお願いする。握りのシャリはまさに人肌。「冷たいシャリはかなわん」と、暇でもシャリの温度は大事にしてるとのこと。ネタの種類は豊富でないけど、ちゃんと新鮮で"いい意味"で期待を裏切り美味かった。桜ノ宮駅界隈は昔は賑やかだったこと、大阪駅の再開発でお客さんが大阪駅で食べてきてしまうこと、などなど世間話から健康話で花が咲く。 そうこうしてるうちに、近所で接骨院営んでいるという若者が恐る恐る入ってくる。「お客さん入ってるところ見たの初めてで、思い切って来ました」と(笑)大将囲んで桜ノ宮談義で盛り上がる。なんとも心温まる時間。次の日も次の日も都合3回、熱燗いただきに立ち寄りました。初訪問の接骨院若社長も早い時間に名刺置きに来たとか。70後半の大将、末長くお店をやってほしいと願うばかり。2月も何度か出張しますが、泊まりは天満か桜ノ宮、そしてこちらの鮨店に必ず立ち寄ることを心に誓いました。 ちなみにお会計は、握り、熱燗、焼酎お湯割り、卵焼きで2,800円でした!めちゃ良心的! ✳︎後で鮨店をググると「ご主人の話にほっこり」という口コミも。隠れファンがいるんだなぁと安心。
2024/4/4 感動のトンカツと出会う!銀座、上野でとんかつ食べつ尽くしたが、これは美味しい!安くはないが味・ボリューム・環境でこの値段はコスパ率はダントツかと思う。表参道から原宿へ向かいブランドショップ眺めながら路地を左折。いくつかのライフスタイルファッションが居並ぶ一角にひっそり佇む途上に何人か並んでいる店…それがtonkatsu.jp。場所がら若い方、欧米人が多い。店内とテラスが選べるが、テラスといっても道路脇ですが、そちらをチョイスすると順番が早くなる(やはり店内カウンター席が人気)。ランチのロースカツセットに小さなヒレカツ2個トッピング。2,690円。運ばれたトンカツはなんとも美しい〜。箸で取ると熱くて厚い!そしてロースカツの食感は「柔らかい〜!」ひとくち目で感動します。衣は粗めでなく細かく肉との一体感あります。柔らかい上に肉の甘みがジワリジワリ、噛めば噛むほど美味さが滲みてきます。赤だしとお新香で箸休めながら、ロース2個食べた後に、ヒレカツを。これはこれでミルフィーユ!柔らかいのは当たり前、かつジューシーです。カツの香ばし感は油と揚げ方の職人技か?道路脇テラスで並んでる外国人観光客に「Very Tasty!」とコミュニケーションしながら楽しいランチ。お店の方の接遇も忙しい中で手際よく、言葉も丁寧で上質。外国人の方々に片言の英語でやさしく説明する姿も好感もてます。ちなみにディナーは産地別のお肉から好きなお肉を選んでトンカツに揚げてくれるとのこと。上野や銀座で出会えない、新しい形のトンカツ店、応援します。
2024/4/05 ランチ!銀座の老舗しろや銀座亭さんへ。支配人、料理長にもご挨拶。お財布と相談でハンバーグセットで。鉄板の前のカウンターに陣取り、目の前で料理長自ら腕を振るう雄姿を拝見!ハンバーグを手でこねて、一度我々に見せてくれた後、おもむろに鉄板に置き、焼き始める。強い熱で若干レア気味に焼いてくれるのいい。同時にライスと塩で揉んだガーリックを合わせ焼き、ガーリックライスへ。一部のライスは平たくしてあえて押し潰すのとでお焦げを作る。ハンバーグはフットボールのような厚みと粗挽きの食感がたまらない。ガーリックライスはご飯茶碗に。盛りがいいうえに、大きなお焦げがトッピング。料理長と世間話しながら極上の味を堪能。仕上げは桜の香り豊かないちごのムース、生地が二段重ねで上質。銀座の老舗でいい時間でした。