2021/7月 こちら七尾の幸寿しに訪問するのは2013年から3回目になります。富山湾に面した七尾港は富山の氷見港につぐ富山湾の海の幸の宝庫ですが、その富山湾の海の幸を可能な限り使用した江戸前の寿司屋です。富山のキトキトとは違いこちらは加賀能登の旨味を愉しむ鮨なので江戸前がマッチしているのでしょうか。 金沢に宿泊する度にこちらに訪問しています。せんべろ&はしご酒が好きなのもあっておまかせ2万円超のお寿司屋さんには行けていないので、こちらは心からのお気に入りの寿司屋です。今回も事前予約してあります。11:30~と13:00~のどちらかを選べますが、早めの11:30~をお願いしました。 オープン時間に合わせて入店すると既に7人カウンターには先客が2組いました。ひとりなのでカウンターの一番奥に案内されました。その後、時間に合わせてカウンターの2席も小上がり2組も埋まり、その後の予約のない来客は断ることになっていました。相変わらずの人気店です。 メニューにはおまかせの10貫3300円か12貫3850円ありますが、全員が12貫をオーダーしていました。レンタカーなので残念ながらお酒は無しで。 当日ににぎっていただいた12貫は以下になります。 マイカ 海塩の旨味と相まった歯ごたえ良し 真鯛の昆布締め 柚子の風味もよくややねっとりと旨味しっかり アラ 海塩と柚子とバランスもくあっさりで歯ごたえよし フクラギ 鰤の体長30~40cmの幼魚、飾り包丁も美しく醤油のバランスよい絶品 甘海老 プリプリというよりブリブリでねっとりした旨味 白エビ 富山湾の宝石を美しくにぎった逸品 熱々の鯛のアラ汁 鯛出汁も効いて美味しい バイガイ 鮑に負けないコリコリ食感の美しいにぎり 鮃の昆布締め 梅肉のアクセントもよく旨味の強い逸品 鯵 葱を効かせた脂と旨味のバランスよし 本鮪トロ 美しい紅とサクサクで香よし 能登の蟹 蟹味噌とマッチした逸品 能登の雲丹 端正で旨味しっかりな雲丹 以上、地酒と合わせることができなかったのは残念ですが富山湾の幸を活かした江戸前鮨に大満足してご馳走様でした。 2016年 前回に七尾駅前の閑散とした商店街にある一軒のお寿司屋さん「幸寿し」余裕で入れるかと思ったら満席により1時間以上空き時間待ちをしたので、今回は平日だし夏休みすぎだしと前日に連絡するとお昼の最初の組みで予約満席で、それ以降の午後1時前後の先客が空き次第ということで、予約完了しました。この感じだと土日は予約溢れるくらいの人気ですね。 前回は待ち時間中に港にある「能登食祭市場」に出店しているあの加賀屋さんの和食屋の雰囲気と比較しましたが、事前に確認済みの幸寿しの店内の雰囲気よりは魅力を感じませんでした。やはり加賀屋さんはあのおもてなしの旅館システムで最高のパフォーマンスを出すんでしょうね。 さて当日の12時50分ごろにお店に到着すると、直前に電話したとのこと。着歴に入ってましたがGoogleMAPを見ていて電話を受け損ねたようです。カウンター席には先客が3組7人いて、ひとり席が2か所空いてました。 寿司はやはりカウンターで1貫ずつ握りたてを目の前に出してもらうのがいい、シャリの握りの強さも箸で食べる場合と指で食べる場合は違うよねとか考えているので今回もカウンター席でラッキーでした。 まずはお任せ12貫3500円、能登の冷酒・遊穂の純米吟醸無濾過生原酒850円と小鉢・鰤の煮つけです。外税なのでちょっとプラスになります。 しばらくしてから次々とタイミングを見計らって握って出してくれるのが能登の七尾ですが江戸前のこぶりの寿司です。今回も始まってから、唸るような芸術的で丁寧な仕上げと見栄え、風味いづれをとっても素晴らしかったです。 アオリイカの塩、塩の効果でイカの甘みが際立たせた品 スズキの昆布締めツメ、淡泊な白身を旨く熟成させた品 ノドグロ炙り柚子風味ツメ、口元に運ぶと香ばしさと柚子の風味がマッチして最高 イクラ軍艦巻き、能登の逸品 鰤の小さいの醤油、特上の鰤を美しく仕上げた品、脂がのった絶品 鯵ツメ、脂がのった鯵を美しく切り込んだ丁寧な逸品 甘海老ツメ、繊細な甘味の品 毛蟹、能登の多様性を示す逸品 バイ貝柚子風味ツメ、香り良く歯ごたえ良い品 雲丹、能登の美しくも美味しい品 蒸し鮑、柔らかく旨味が凝縮した厚切りの逸品 御椀、鯛のあら汁 感動に次ぐ感動の品々でご馳走さまでした。 また近いうちに訪問します。 #八王子ランチ #八王子グルメ #八王子ごはん #八王子食べ歩き #八王子エール飯 #ひとり飯 #タマランチ #多摩ランチ #堪ランチ #たまらんち #立川ランチ #立川グルメ #東京グルメ #中央線グルメ #東京ランチ #東京食べ歩き