奄美大島にて世界一のタマゴゴハンが食べられる鳥重 奄美大島の最後の夜は名瀬にて焼鳥の名店 鳥重に午後6時前に行って来ました。入り口からして高級そうな店構えで入店のハードルは高く、入店しても先客ゼロで焼き台にはご主人と若い息子さん?の若旦那ともう二人の店員さん達で少々プレッシャーです。親子で焼き台を担当するなんて良い店ですね。ひとりだったので特等席のネタケースの正面に案内されました。店内はコの字カウンターのみ12席ほどです。 まずは生ビールをお願いして、おまかせで10本くらいを焼いてもらいます。美味しそうな太い白ネギも入れてもらいます。〆にタマゴゴハンをお願いしました。ネタケースの中の美しい串の数々を見てください。端正な串がたくさん並んでいて限りなく美味しそうです。 すぐにキンキンに凍ったエビス生ビールとお通しの塩キャベツとうずらの卵おろしが一緒に提供されました。これからお任せコースのスタートです。 まず、山葵をのせたササミ、レア感よく人肌で美味しいです。続いてギンナンとハツ。通常は血の味がして生臭さも気になってあまり食べないのですが、こちらのハツは丁寧に下ごしらえしてあり、食感良く美味しいです。さらにソリと椎茸。モモの付け根の部位らしいですが正肉みたいな少し脂味の旨さもありあっさりで美味しいです。肉厚で小さめの椎茸は傘の部分に椎茸の肉汁がたっぷりと溜まっていて最高の出汁になっています。さらにネギとぼんじり。白ネギは太くて甘くて塩加減よく中々美味しいです。ぼんじりは小さめの部位をたくさん串刺ししてありこの時点でもレベル高いですが塩加減絶妙で特製の黒い七味や山椒をつけていただきぼんじりの旨さが滲み出て来ます。山椒の方が好みでした。ここまでは塩の串でした。 これ以降はタレです。生ビールをお替りして、まず絶品レバー。高温な炭火で強力に焼かれているため外がカリッとして中がふわっと温かい生レバーでこの日の串の中では一番のお気に入りでした。そしてつくねはタレでした。ナンコツも適度な大きさでたくさん入っていて串の丁寧さの象徴ですね。これも最高級の美味しさでした。最後がハツモト。こちらも丁寧に下ごしらえしてありサクサクの部位と柔らかい部位が絶妙で美味しかったです。最後にちょうちんをお願いしましたら本日は入荷ないとのこと。どれもハイクオリティで、特にタレでレバー、つくね、塩でハツ、椎茸、が絶品で、ちょうちんが無いのは残念でしたが、またチャレンジしましょう。 ここで〆の絶品タマゴゴハンと鳥スープ。タマゴゴハンが超絶絶品でした。大阪の熊の焼鳥の卵かけ御飯が世界一だそうですがビジュアルではこちらが優ってますね。 https://www.google.co.jp/amp/s/womagazine.jp/92435/amp 鍵のようなフォーク?で卵を割っていただきます。卵は甲府もつ煮のキンカンになっている部位で通常は完全に火を通してあります。超半熟でとても濃厚です。非常に鮮度がよくないと生食できない部位で焼鳥のタレと相まって確かに世界一のタマゴゴハンでした。数々の部位は島内でなく鹿児島や宮崎、場合によっては東京から仕入れているようです。〆て驚きの4200円でした。都心なら三倍以上ですね。 世界一のタマゴゴハンと絶品焼鳥をご馳走さまでした。 #クセになる