【自然とともに過ごす一軒家の薪火料理店】 深大寺ガーデンという自然と共に紡ぐ暮らしが体験できる場所にあるレストラン。 ローカルフードを意識した自然との共生を目指すお店で、薪火による料理が特徴的。 天井が高く開放的な空間が心地よく、気が向けば厨房にも中庭にも行き来できるスタイル。 調理に使う薪火とともに大きな木のテーブル、ステンレスのキッチンとマテリアル感がステキ。 ディスプレイに並ぶ信楽焼の器も、土臭さを感じる自然要素です。 とにかく「体験」することがキーポイントで、五感で楽しさを体験してきました。 今回はランチでの訪問、コースのみの設定。 ドアオープン前から入れる裏庭で、ウェルカムドリンクにガーデンで採れた野草を使ったお茶をのみながら、食べられる野草を中心とした裏庭を散策。 客席と一体となった厨房では、シェフが料理の下ごしらえをする様子を眺めて。 薪火はどうするんだろう…と思ってたら、炭火をいきなり魚に当てる豪快さ。 圧倒です。 ドリンクは専属スタッフが提供、ノンアルコールでも会話をしながら調合。 今回はコンブチャを中心にいただくも、裏庭の野草を摘み取ってアレンジを加えたり。 とにかく目の前で繰り広げられる行為が全てライブ、生きたもの。 スターターからデザートまで、とにかく新鮮で感動の連続でした。 自然体にふるまうシェフやスタッフさんの姿が、ものすごく印象的でした。 最後に、スタッフさんから聞いた言葉が印象的でした。 『イノベーションを追求していると、先人の知恵にたどりつきました』 (今回たべたもの) ・白子、からすみ、烏賊、菜の花の茶碗蒸し ・太刀魚のスモーク 鉄鍋に炭を針葉樹を入れてスモーク ・リゾット せり、モミのオイル ・蓮根の薪焼き 牛の脂で焼いたものに伊豆大島の塩、薪の香りのオイル 付け合わせに牛肉切り落としの燻製 ・根セロリ 皮を剥き遠火で焼いたもの 柚子、酸葉、いぶりがっこのソース ・あんこうの灰干し ぷりっぷりの弾力ある身 あん肝、からし菜のペーストと素揚げを添えて ・タケノコのおつまみ 孟宗竹 ヤブカンゾウと鴨のソース ・ジャージー牛モモ肉 胡椒すら使わず、薪火の香り、塩、いぶりがっこで ・デザート1 ホエイを使ったアイス 伊豆大島の塩添え ・デザート2 柚子もち 裏庭の柚子の皮を使った現代版ゆべし ・デザート3 パウンドケーキ 薪火キャラメリーゼの大人な味 ・チップス 野菜の端切れを使用 裏庭の野草を摘み取りながら (ドリンク) ・コンブチャ1 ビワをベースに炭酸割り ・コンブチャ2 裏庭の野草いろいろ 薬草味が面白いけど苦くないバランス