今年の11月1日で創業100周年を迎えた東京会館、先般お亡くなりになった英国エリザベス女王陛下も舌鼓を打ったと言う伝統の料理を友人の計らいで特別メニュー構成で堪能。シャンパンで頂くプティオードブルはサーモンとキッシュで食欲を盛り上げる2品のバランスはさすがです。そしてフィッシュは創業以来のメニュー「舌平目の洋酒煮ポンファム」。100年に亘って引き継がれて来たソースの味はとても複雑な出来栄えで見事としか言いようが有りません。そしてテーブルサイドのカットサービスで頂くローストビーフは適度な焼き加減、彩とりどりの温野菜がかなり素敵です。持ち込んだナパバレーの2009年ものとのマリアージュも大成功でした。そしてデザートはこれまた伝統の「マロンシャーテリー」、新鮮なホイップクリームに包まれた栗の味がなんとも言えない美味しさです。100年の伝統の重みは今でも確かな美味しさを持った素晴らしい品々に息づいていました。