Hiroyasu Tabata

Hiroyasu TabataさんのMy best 2019

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Hiroyasu Tabata

吹き荒ぶ冷たい北風の中、暖簾をくぐって店の待合席に座ること20分、まずは大関の熱燗で昆布と椎茸の佃煮を摘む。2本目の徳利の途中でロースかつの皿が出され、ソースをかけ辛子をつけながら熱燗と共にかつを戴く。酒が空になったら所でご飯と豚汁、漬物をもらい、ラードの香り豊かなロースかつをキャベツと共に堪能。キャベツは2回お代わりしての大満足の晩餐です。いつ来てもキビキビしたお店の人の仕事振り、客の状況を良く把握してのホスピタリティの素晴らしさには感銘です。最近は外国のお客様も増えてきたようですが、日本の食事処として鼻の高い名店だと思います。

2

東京都

そば(蕎麦)

Hiroyasu Tabata

そろそろ梅雨明けが訪れそうな今宵は、明るいうちから神田まつやで温燗に焼鳥そして天ぷらそばを戴く。一つ一つの品々にしっかりした仕事がなされてい、いつ来ても至福の時間が流れます。帳場に座るのは若女将、前の女将さんの元気なお姿も拝見出来て嬉しかったです。

3

東京都

割烹・小料理屋

Hiroyasu Tabata

外神田の割烹で丁寧な作り込みの旬の料理の数々戴きました。まずお酒は金沢の名酒「黒帯」を温燗で所望。先付は石川の黒バイ貝、北海道根室昆布森の小粒のイクラ、鯛の薄造り、どれも目利きが厳選した素材の味深さが素晴らしい。続いてのお椀は松茸と蟹しんじょうの吸物、ほうれん草がシャキシャキで三つの具材の食感のハーモニーが見事。千代田膳の四品は銀鱈の煮付け、サゴチの塩焼き、海老しんじょう、コハダです。銀鱈の身はとても柔らかい仕上がり、サゴチの火の通りも絶妙です。海老しんじょうの風味と食感はこのお店ならではの出来栄え、どれも味付けの濃淡にメリハリが有り、食べていて嬉しくなる膳。ご飯は松茸ご飯と赤だしと香の物。仄かな柚子の香りが松茸の風味を引き立てます。水菓子は白玉ぜんざい、甘み控えめで上品な一品。ご主人との楽しい会話が弾み、いつ来てもリラックス出来る癒しの空間です。