Akira Watanabe

Akira Watanabeさんの My best 2020

シェアする

  • facebook
1

東京都

イタリア料理

Akira Watanabe

5年くらい前ですかね、西麻布にあった時に行ったことあって、その時は割とすんなり予約取れたんですが、今やもう一生行けないんじゃないかと思ってたくらいの予約の取れなさ。予約取ってくれた友人に感謝ですね。 営業は火水木金の昼のみ、12時一斉スタート。完全に高橋シェフの世界というか、かなり独特な世界。1日に楽しめるのは6人だけですからね、幸運です。 料理一皿一皿に対する考察は省きますが、スープはその日の気温によって最後の仕上がりを調整したり、パスタはステンレスが食材に与える影響を懸念して手打ちしたり、意図的に提供する料理の順番を入れ替えたり。こだわりが強く、かといって押し付けがましくない。純粋に高橋ワールドに引き込まれるんですよね。 ペアリングのワインは基本的に6人で1本開けるような感じなので、早く飲んじゃえばシェフが注いでくれる。ワインもかなりこだわっていて、料理サーブ前にシェフが開栓するんだけど納得いかないとボツ、また新しいのを開栓するほど。1本1万円前後するようなワインが続けて出てくるので、料理と合わせて46,000はかなりリーズナブルなのでは。前回は多くがエミリアロマーニャのワインだったけど、今回はイタリア中心で地域は幅広め。 本当に幸せな時間で、あっという間の4時間でした。 ※写真が20枚じゃおさまらないので第1部はなくなくダイジェストで…

2

京都府

イタリア料理

Akira Watanabe

京都の人気店に1人でランチ訪問。もともとリストランテが店名についていたそうですが、今は型にはまらない料理をということで店名から外したそう。世界各国のエッセンスを取り入れた料理を提供、そして旬の食材の味を引き出すために塩分や油分を控えた調理法を大切にしているとのこと。 旬の食材を使ったランチコース 5,500 ワインペアリング このあと予定あったしペアリングするのも負担かなと思ってグラス2,3杯適当に合わせて欲しいとお願いしたところ、それであればペアリングコースを量減らしてお出ししますよと素敵な提案を頂きまんまと乗っかる。 黒ニンニク。ニンニクを発酵・熟成させて黒ニンニクに仕上げ、フロマージュブラン(チーズ)を挟んでクッキー状に仕上げたもの。七味も入っていて良いアクセントに。 南瓜。バターナッツ南瓜のスープ。素麺南瓜、ルイベのマリネ、イクラ、白芋、巣立ちの皮を削ったもの。巣立ちの酸味とルイベの食感が目立つ。 トマトを練り込んだパン。 鰹。炭火で炙る。アカピーマンのソース。乳酸発酵したオクラ、赤紫蘇のジュレ、ターメリックのなんとか。鰹とスモーキーなスコッチ(ハイボール)の相性が良いですね。 菜園。りんご(ブラムリー)のソース、ローズマリーの香りのゼリー。27種類の野菜。野菜一つ一つと各ハーブの主張が結構強い。 鰯。パスタ。根セロリのソース、削った青柚の皮。鰯の旨味が前面に出ている。これに合わせるアルザスのシャルドネがとにかく個性的で、合う合わない関係なくおもしろくてパスタ提供前にかなり飲んでしまった。 亀岡の七谷鴨。炭火で香りをつけてオーブンでロースト。茄子、鴨ささみ肉とレバーパテ、ピーカンナッツを発酵熟成させたもの。砂ずりと心臓のソテー。赤ワインとプルーンのソース。マーガオという台湾のスパイス。内臓もオンプレートされていて割とそちらが強め。鴨肉そのものは弾力があり、スモーキーな香りにマーガオの香りも相まって美味しい。 七谷鴨のもも肉を使って北京ダックのように仕上げたもの。何かしらの香りと何かしらコリコリした食感が特徴的。 水茄子と玄米茶で仕上げたデザート。ジャムを玄米茶のゼリーでコーティング。ヨーグルトのソース。 無花果とスパイスを使ったデザート。無花果をシェリー酒とカルダモンでのコンポートに。メレンゲのさくさくした生地、フェヌグリークを使ったアイスクリーム。無花果のソース。カルダモンが強め。 コスパが良すぎるとザワザワしていますが、本当にコスパ良すぎでびっくり。ワインペアリング合わせて1万円です。すごくないですか?周りのお客さんはノンアルの傾向にありましたが、ワインペアリングの質が割と良かったです。 最後に軽くお土産をもらって退店。京都でかなり良いお店に行けて大満足です。

3

東京都

ベトナム料理

Akira Watanabe

モダンベトナミーズ。ベトナム料理ですらあまり知らないのですが、友人に誘われ訪問。完全に未知なる世界に飛び込むつもりでわくわく。 ディナーコース+ペアリング 13,550 タケダワイナリーのスパークリングで喉を潤し、バインミーをベースにしたものかな?で開始。ティーリーフサラダはおもしろいですね、混ぜて食べることで複雑かつ香ばしい味わい。生春巻きはシンプルでありながら無条件に感じる上品さ。太刀魚のフリット、鴨のローストで満腹の中、締めでチキンのフォーが登場。お酒で麻痺した体内を洗い流してくれるような優しい滋味深い味わい。最高ですね。 総じてペアリングが良く、特にシャブリがシャブリっぽくなくてそれはそれでとても美味しかった。調べたけどこれは個人では手に入れられないっぽいなあ。 ということで総じて満足感高く、これで15000円ほどというのはにわかに信じがたい。必ず再訪したい。

4

東京都

日本料理

Akira Watanabe

シェフはティルプスやデンマークの星付きレストラン出身、ソムリエの方はレフェルヴェソンス出身。1年前の情報だとスタッフ全員20代らしい。発酵をテーマにしたお店。 駅から離れていてこの時期に歩くには少しキツイので、タクシーが良いですね。モダンな家具屋さんみたいな外観、内装もスタイリッシュでスペーシャス。 Summer Kabi Tasting Course アルコールペアリング 13,500 通常とは違うコースのよう。ムール貝の出汁と梅のパウダーが鋭く効いたリコッタとコーンの天ぷらから開始。マスカルポーネと辛子、長命草のソースを添えたサラダ。カシスドレッシングが和えられたこの下には豆や桃、オクラ等が潜んでます。そして葉っぱで隠れちゃってますがピックルドいわし、これは特に美味しかった。牡蠣&トマトを挟んで、ポークスペアリブ。揚げたケイパーや鮎のソースが効いていて、エキゾチックなテイスト。手で食べてくださいっていう潔さも良いですね。エゴマのタレやラー油が効いた素麺で口直し、パイナップルを存分に活かした黒糖チーズケーキでフィニッシュ。全体通して素材を殺さない活かし方、そして発酵を活かしたソースや味付けの遊び心が素敵。フレンチの域にとどまらず、創作和食のような自由度も良い。 アルコールペアリングをお願いしましたが、ビールやジン、ワイン等幅広く出してもらいました。合うかどうかは別として、次は何が出てくるんだ?というワクワクはありますね。 この大変な状況下にも関わらず満席というのは、ある程度固定客もついて人気の高さを裏付けていますね。そして肩肘張らないカジュアルな雰囲気がとても居心地良い。間違ってもスーツでは来たくないですね。通常メニュー時に再度トライしてみたいものです。

5

東京都

ビストロ

Akira Watanabe

今年7月に広尾に新しくオープンした施設、EAT PLAY WORKS。Nemotはレフェルヴェソンス出身の根本シェフが手がけるビストロ。他にもAn DIやサンパウ、メログラーノ、寿司はっこく、とんかつひなたの関連店が入居していてまあ豪華。全体的に横丁のようでカジュアルな雰囲気、ちょっと密ですけどね。Nemotもご多分に漏れず気軽に入りやすい。 「極」卵のウフマヨ クレープ包み 800 牛肉のカルパッチョ ロックフォールと黒胡椒 1,400 小野寺さんの鹿肉のパテアンクルート 1,600 野菜のブレゼのココット 600 石黒農場のホロホロ鶏の炭火焼き 2,600 クラシックプリン ラムキャラメルソース 650 ガティノワ シャンパーニュ アンセルミ ガルガーネガ ローヌ シャルバン グルナッシュ 丹羽ワイン セミヨン コスパとても良いですね。気軽なビストロでありながら、一皿一皿の仕上がりがとても良いし価格もリーズナブル。 ウフマヨのクレープ包みはおもしろい発想ですね、ナイフを入れると黄身がトロリと。牛肉のカルパッチョは少しロックフォールソースや野菜に飲まれてたかな。鹿肉のパテはとても濃厚ねっとり美味しい。ホロホロ鶏の炭火焼きは時間をかけて焼き上げたのか、表面はパリッとですが身が本当にふわふわ最高。最後はほろ苦いラム酒キャラメルソースがかかったプリンでフィニッシュ。 グラスワインはセンスを感じるラインナップだしリーズナブルですね。ガルガーネガ美味しかったな。にしても京都でセミヨン栽培してるんですね?初めて知って驚きがすごかった。貴腐菌もたまに付着するらしい、完全貴腐ワインとは言えないもののすごく美味しい甘口ワイン。 全体的に料理やワインの質が良く、リーズナブル。スタッフも親身でフレンドリー。とても良いお店。

6

東京都

イタリア料理

Akira Watanabe

オステリアウララの料理長?が独立してできたお店。元は5,000円のコースやってて、コロナの関係でアラカルトになり、今月から6,000円のコースになったよう。 モルタデッラ、サラミ、パルマハムと巨峰 白桃の冷製スープ、ブッラータとオリーブオイル イサキ、信州とうもろこし、カラスミ イカスミライスボール 鳩、鴨、ホロホロ鶏のレバーパスタ 35日熟成カズゴロウ豚 骨肉ロース カレッティエッラ、トマト、ニンニク プリン クレマン・ド・リムー メトド・アンセストラル(モーザック) ジャンニテッサリ シャルドネ ラ・クロワザード ピノノワール セニョーリオ・デ・タフーナ レゼルバ(カベルネソーヴィニヨン、シラー、テンプラニーリョ) 冷製スープは、私も友人もブラックペッパーが喉に引っかかり咳き込むシーンが笑。ただ、料理はこれで6,000円なら嬉しいレベル。特にイカスミライスボールが楽しかったですね。スルメイカや水ダコ、ムール貝、アワビの肝が包まれたライスボールの上に塩水ウ二と、魚介をふんだんに楽しめる。さらに独特な形状の生パスタ(名前忘れた)は手打ちしているこだわり。カズゴロウ豚は熟成されて甘味が増しているものの、脂身が多く終盤には少しキツかった。最後はガツっとニンニクが効いたトマトパスタ、カレッティエッラ。締めがパスタなんですね。おもしろい。 グラスワインは赤白それぞれ4種類ほどの揃え。イタリアやフランス中心でたまにスペインやアメリカ。少し料理とワインをずらしてしまったので、結果的にペアリングでお任せした方が良かったかな。 店内はとてもシックでお洒落で大好きですが、2人で回しているので結構キツそう。ただ、料理ひとつひとつへのこだわりや執念を強く感じられ、総じて満足感は高い。積極的に再訪したい。

7

東京都

ビストロ

Akira Watanabe

ワインラヴァーの聖地の一つじゃないですかね。ようやく訪問できました…支店はいくつかできてますけど、本店に来ると喜びもひとしおですね。 利三郎特製!前菜盛り合わせ 1,980 マッシュルームとインゲンのサラダ レフォール風味 900 釜揚げシラスと和ゼリのストウブオムレツ 1,400 つぶ貝と筍のハーブバターオーブン焼き 1,500 カマンベールチーズのオーブン焼き 焼りんごとキャラメルのソース 1,500 アメリカ産牛サガリのローストと葉玉ねぎのロースト 赤ワインソース 2,850 さすがのワインの品揃えとソムリエさんの挙動。こちらの都合ですが、気がついたらボトルが頼まれていたので、できればもう少しソムリエさんと会話しながらボトル決めたかったな。 料理は思ったよりもバリエーションが多くなかったのですが、一つ一つが秀逸。あくまでワインが主役、料理は引き立て役に徹しているなという印象。料理が物足りないという意味では全くなく。 他のお客さんもなんだか洗練されていて、お店に素敵な雰囲気を作り出している。全体的な満足度が高いです。勤務地丸の内の近く、神田に支店があるのでコロナ騒動が落ち着いたら行こう。

Akira Watanabe

イタリア語で肉を意味するカルネヤ、すごい店名ですね笑。思ったよりカジュアルな雰囲気で、お洒落なら短パンでも平気そう。 西麻布にあったカルネヤサノマンズは行ったことありますが、店員さんが言うには血の繋がってない親子みたいな関係だそう。余談です。 白桃と水牛のモッツァレラのカプレーゼ仕立て カルネヤさんのシャルキュトリー盛り合わせ 1,200 岩手短角牛のタルタルステーキ スーパーCARNEYAオールスターズ 9,000 4種のチーズを使ったクリームリゾット 肉人の為のスパゲッティカルボナーラ 2,100 プロセッコで乾杯し、肉のオンパレード。タルタルは思ったよりは火が入ってましたが、それはそれで美味しい。オールスターズも想像はしていたがそれを超える、火入れがとても良くて噛み締めた時に口の中で肉汁が溢れる。モンテプルチアーノやアリアニコの濃厚な味わいが、肉を美味く引き立たせてくれて最高。リゾットやパスタもちゃんと美味しい。 これだけ4人でやんややんやして1人1万円ですからね、コスパとても良いです。店員さんもとてもフランクで楽しかったです。絶対にまた行きたい。