12月の青空さん。 いつも通り平日17時から一人で。握りのみ。 口開けのこの時間は店内の埋まり具合が半数以下なので、サクッと食べるにしてもゆっくり出来るのがとにかく良い。そして1人なので予約も取りやすいんです。比較的直近でも空いてたりします。 時化で魚が不漁であろうと、ここに来て期待を裏切られることは一切ないのも安心です。 この日は細魚と白甘鯛がぷりぷりとした食感で身も力強く弾けた。スミイカも相変わらず素晴らしい。思わず口元が緩む。 体調がまだ全快とは言えなかったですが、ついつい日本酒を頼んでしまいました。 鮪は大間のものですが、赤身は鉄分を感じるまだまだフレッシュな瑞々しさ。中トロ大トロは上品な脂のノリに香りも十分に楽しめます。 鮪を売りにしているお店と比較すれば弱いですが、それはそれ。青空さんはバランス型のお店だと思っていますが、ここは特に酢〆したタネの握りが秀逸だと思っています。独特の舎利との一体感は他に類を見ないです。 店内の程よい緊張感もまた丁度よく、スタッフの目配りも大変素晴らしい。 次回もまた一月後の予約を入れて、早々に退散。 この日頂いたもの。 ◉握りのみ 平目 墨烏賊 細魚 白甘鯛 赤身 中トロ 大トロ 小鰭 煮蛤 鯖 小柱 車海老 赤貝 いくら 春子鯛 馬糞雲丹 鰤 穴子 玉 ◉追加 ムラサキ雲丹 白甘鯛 細魚 ビール(エビス)1杯、日本酒まつもと一合 お会計¥32000/人