【パコリタンはパーコーダブル、ナポリ大盛りで!】 初めての“パコリタン”体験は、 ちょうど一年前、昨年の元日だった。 あの感動は今も忘れられない。 肉の万世は、“万世橋”から屋号をとり、秋葉原に 総本山をかまえるステーキ、ハンバーグなどあまた 肉料理をあつかう、肉のデパートだ。 その本店では“月・水・金”にパコリタンを提供。 隔日のお目見えというのも、なにか焦らされて、 興趣を添えるものがありますが、やっぱり意中の ものは食べたいという時にいただくのが良い。 やってきたるは肉の万世、環七豊玉店。 こちらは曜日を選ばす、パコリタンをいただける。 元日の昼、開店時間に扉をカラカラ。 箱の大きな店で、区切られた四人がけボックス席に 案内され、注文はやっぱりアレしかない! *パコリタン ライス・豚汁付き ダブルパーコー(1280円)+ナポリタン大盛(120円) 新春、練馬、昼の炭水化物祭り! 鉄板にのせられ、蝶ネクタイ姿の店員が運んでくれる。 (これこれ!これですよ!) さっそく太麺のスパゲティをフォークで一巻き。 もっちりとした歯ざわりのスパゲティは、懐かしい 喫茶店のクタクタさがあり、ケチャップの酸味は しっかり炒めて飛び、甘さがほんのり。 上にたっぷりのせられたパーコー、これがまた… 美味いのなんの!ひとりニヤニヤ身をよじらせる。 衣はサクサククリスピー、パーコーの肉質は脂身と 赤身の塩梅よく、しっとりしたジューシーな脂身に やわらかく旨みの濃い赤身が同居した偉いヤツ! 炊きかげんの良い白米、ナポリタン、パーコー、 そして、コクのある豚汁を。歯ざわりをかえ、味の 濃いものを白米で調和しと、テーブルの上に広がる パーコーが織りなす小宇宙にどっぷりひたる。 あぁ… うまかった… おせちもいいが、年明け最初に口にするのが、 パコリタンとはなんとも幸先の良いスタートダッシュ。 懐かしく、ちょっと上質なファミレスの趣きのある 店内で、古いようで斬新なパコリタンをつつく。この ゆったりとした空間でいただくジャンク飯の素晴らしさ。 一年の計は元旦にあり。 正月に食べたものは、ふしぎなもんで 一年、尾をひき、生活の根幹をになう根深さがある。 ことしはどんなジャンク飯に出逢えるだろう。 粛々と、たゆまずの精神でいきましょう。 #練馬 #パコリタン #パーコーダブル #ナポリタン大盛り #白米、豚汁付き #換気よく席数多し #PayPay可