【衝撃のパコリタンはパーコーダブル、大盛りで】 総本山は秋葉原、万世橋からほどちかく、 通称肉ビルを構える「肉の万世」 ハンバーグやステーキを誇る肉のデパートだ。 東京、関東圏にはおなじみ、牛の看板。 ここ練馬にも環七沿いに店を構えている。 衝撃のメニューがあることを知り、それを 目当てに一目散、正月に足を運んだ。 テーブル席に腰をおろし、ビール片手に あたりを見渡すと、ゆったりしたテーブル席に シャンデリアの眩い灯り、正装し蝶ネクタイを 結んだ落ち着いた店員が、キビキビと鉄板を のせたワゴンを家族連れに運んでいる。 どこを切り取っても昭和そのものの風景だ。 メニューをみると、ステーキやハンバーグ、 ロブスターなど老若男女が喜ぶラインナップ。 まずはあれこれつまんで呑み、しめに本命をまとう。 ローストビーフに、厚切り牛タンの塩焼きを つついてビールでくっとながす。 とくに鉄板にのせられた牛タンはサクッと した歯の入りで肉質もよく、下に敷かれた 野菜炒めが付け合わせにぴったり、下味もいい。 これらをいただき、いよいよ真打だ。 *パコリタン、ライス、豚汁付き(1100円) これをパーコーダブル(+180円) ナポリタンを大盛り(+120円) しばし待っていると鉄板にのせられご登場。 鉄板にぴっちり敷かれたナポリタン。 ピーマンがちらほら、上にはパーコーが鎮座し ネギも散らされ、大人も子供も大興奮の絵姿だ。 さっそくスパゲティをフォークでひと巻き、 これを口にほおりこむと、あぁ… うまい… ムギュッ、もっちりとした太麺に、炒めが しっかりしておりケチャップの酸味は飛んでいる。 パーコーにかじりつくと、外はさくっさく! 肉は脂身たっぷりながら赤身も残し肉々しく ジューシーだ! 付け合わせのライスがまた合いの手に最高だ。 ナポリタンを固めに炊かれたライスにのせ、 ケチャップの風味がとけこんだ色のついた ライスをほおばれば、がっぷり四つの相性で、 コクのある豚汁もまた旨い。 あとは一心不乱、スパゲティを巻いては口に 放りこみ、パーコーをかじり、ライスをかきこみ ビールでながす。 あぁ、うまかった… おそるべし、肉の万世。 新年早々、昭和の無骨さ、豪快さを感じられる なんとも求心力のある逸品に出会えた。 世のナポリタン好きよ、万世に急げ! #練馬 #パコリタン #ハンバーグサンド #牛タンの塩焼き