フランス料理は堅苦しくて満腹感も得られないことが多いのでチョイスすることは少ないのですが、ココは京王のレストラン街ということで軽い気分で利用してみました。 小田急デパートが2029年までハルクに移転営業していることの影響か、京王お得意の地方物産展(今日は福岡うまいもの大会)も8階レストラン街も大混雑ですが、こちらchez-松尾は誰も並んでいません!?……本日は予約で満席ですとのこと、予約してきてよかったとホッとしました。 ランチコースは5,500円、7,700円、11,000円の3つ、それぞれプラス5,500円で鹿児島産野崎牛のソテーに変更できます。野崎牛って聞いたことないなと思って調べたら、鹿児島の離島、徳之島で5,000頭以上を飼育している野崎さんのブランド牛とのこと。日本で初めて個人名を名乗ることを許された和牛ブランドで、その特徴は肉の甘みが上質で、柔らかく、国内はもちろん海外の有名レストランにも提供されている、らしい。てなわけで、この野崎牛をいただきました。 この「野崎牛のソテー、トリュフ漂香」はもちろん、スープからデザートまで料理のひとつひとつが充実して素晴らしいランチコースでした。次々と供されるフランスパンもとても美味しいです。写真は連れがチョイスした「京鴨胸肉のロースト」と「ポレンタの衣をまとった海老のフリット」も。 1人でふらっと来ている風(当然、予約して来ているんでしょうけど)のナイスミドルなオジサンがいて、あーなりたいなと、なんか憧れちゃいました。