今日は、六本木ミッドタウンのサントリー美術館でやっている”若冲と蕪村”展へ行くので目の保養の前に、お口の保養ぅて事で、麻布十番にある”更科 堀井”へ蕎麦を食いに行ってきた。(^.^) 麻布界隈には更科系の本家を名乗る店が3店舗あるようだが、物の本に寄れば血筋的にはこちらが本家本元だそうが。 でも、外観は完全にビルと化しているがちょいと興ざめ。ま、麻布じゃ、しょうがないか。 店内も流石有名店、人で溢れている。こちらもちょいと興ざめ。やはり蕎麦は、静かに食したい物。ま、接客態度は、テキパキとしていて気持ちが良い。ま、これが更に有名になっちゃうと、神田藪蕎麦みたいに、流れ作業になるのですがね。あそこまで行くと、味以前に行きたくなくなる。 さて、前設が長くなりましたが、注文は王道の?天せいろ(もり)としました。てんぷらには、海老もありますが、此処は一番人気のえびかき揚げとしました。(^^)v さて、しばし待ちまして、やってきました天せいろ。更科で無く、もりとしましたが、それでも普通の蕎麦より色が薄い。で、もりには、付け汁には、辛口が付いてきます。そちらが相性が良いそうです。更科には、甘口ね。 さて、早速、蕎麦をちょいと、付け汁に漬けてすすると。う~ん、絶品。そのまま生で食した時には個性が無いほど、淡い味わいなのに、付け汁に漬けることにより、芳醇な味が口の中に広がる。これは、一種もマジックのよう。蕎麦の喉ごしと歯ごたえも絶品。今までに食した蕎麦でも1位、2位を争うほどのクォリティ。蕎麦という一見単純なようで居て、その奥行きに感動する逸品であります。この絶妙な差を作れるのが日本人なんだろうな。 で、かき揚げの方もさっくりとはしで切れる柔らかさながら、口に運ぶと、さっくりとした良い食感.。それでいて中はふわふわ。素晴らしい揚げた。これぞ職人業のなせる物。 う~ん、流石本家本元。素晴らし蕎麦を食べさせてくれます。少々高いけどね。(^^)v ごちそうさまでした。