ここ近年では間違いなくベストのお鮨を頂きました。 一見さんである僕にも大将と女将さんが細かいけれどアットホームな心遣いと気配りをして頂き、本当に感謝です。 奮発して10,000円のコースを注文。 おなじみだけど東京とはレベルが違う肴が次々と提供されます。 グラスビールで喉を潤しつつ先付けの貝を。 ここはもう日本酒だなと完全に日本酒モードに突入です。 日本酒もお任せでお願いし、最初に提供された新潟の至というお酒が個人的にドンズバで、先付けからお刺身があっという間に消えました。 そこからは大将と女将さんの思惑通り(笑)肴と日本酒のデッドヒート。 特に絶品だったのがぱっと見キャラメルな雲丹の塩漬け。甘いイメージしかなかった雲丹があそこまで日本酒が進む大人のあてになるとは。 握りも漏れなく絶品。 将太の寿司で言っていた「シャリが口の中で解ける」とはこういう事を言うのかと始めて実感できました。 ネタは軍艦じゃない雲丹を見ていただければご理解いただけると思います。 最後は田酒と吸い物で締め。 最後まで大将と女将さんとの会話も楽しめて、お鮨屋さん体験を満喫出来ました。 こういうお店に巡り合うために仕事頑張ろうと思える感動でした。 この店の為にすすきのに来たいですね。