長野県への道中で発見したお店。
オーベルジュという宿泊施設を併設させたレストランで、オーナーシェフは日本ジビエ振興協会の理事もされているとのこと。(もうこれだけで、個人的にはテンションがあがります)
東京&車でのアクセスは中央道の諏訪南ICを降りてから、約20分くらいのところ。
三連休の初日に伺ったが、先客は夫婦1組。
雨がしとしと降っており、これがまた良かった。
そんな中オーダーしたのはランチコース、SeasonB 6,500円。
コース内容をサーバーの方が丁寧に説明して頂き、結局
・魚: サーモンと貝類のパートブリック包み焼き
・肉: 本日のジビエとしてツキノワグマ(鳥取)
・デザート: 桃と杏仁のパフェ
※ドリンクはジンジャーエール(自家製、ノンアルコール)、白ワイン(銘柄聞くの忘れた、ソーヴィニョンブラン)
※他オードブルなどはデフォルト通り
とした。
最初に提供された自家製ジンジャーエールは、しょうがの香りがするものの、しょうが独特の刺激はほとんどしない。むしろシロップと合わせているせいか甘い。初めて飲むジンジャーエールの味。
飲み物としては大変美味しいが、想像以上に甘く、料理に合わなかった笑
アミューズはロールケーキを模したもの。上に乗っているものはとうもろこしを揚げた?もの。
オードブルはシャルキュトリーという、フランチで言う加工肉と、ヴァリエという、こちらもフレンチで言う旬の食材を使った季節の料理。
加工肉はジビエ料理らしく、うさぎなど様々なお肉をつかっており、それぞれ楽しめる。
もう一つのオードブルはキノコのキッシュとサーモン&こいのマリネ。
キッシュも今まで味わったことのない味。素材からの甘味だけで、素朴な味。でもキノコによるコクもある。
マリネは、酸味を抑えたマリネ。マリネの下には、じゃがいもをマッシュしたもの。白ワインが進む。
魚料理として提供されたのは、サーモンと貝を包んだパイ。具材が豪華で、食べてて面白い。白いソースなんだっけな。。。
お肉料理はせっかくのジビエレストランということで、プラス2000円でツキノワグマのジビエにした。
ツキノワグマは鳥取県らしく、ツキノワグマの中でも草などを摂取しているとのことで、獣臭は抑えられている。普段食べるお肉より、野生感は伝わるが美味しい。
食感が牛肉とは比べられない程しっかりしているが、決して口に残る感じではない。
ツキノワグマのお肉は硬いので、甲州かピノ・ノワールの枝に巻かれていて、面白かった。
デザートは桃と杏仁豆腐のパフェ。
パフェというとクドイと思うかもしれないが、八角なども効いており、とてもさっぱりしている。桃も熟す手前の物を使用しており、甘みは少なめ。
食後にハーブティーを頼み、レモングランをメインとしてスペアミント、ペパーミント、ローズマリー?などを使用したもの。
香りが素晴らしい。
結論、味・サービス・雰囲気全て◎。
こんな所で夫婦に来るような将来を過ごしたいと思わせるお店。
ワインやシガーも充実しているので、半日は過ごせる。
いつかまた再訪したい。。。そしてもっと評価高くても良いはず。。。