H.Arakawa

H.Arakawaさんの My best 2017

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東京都

ラーメン

H.Arakawa

**ハマグリにトリュフって一体…これもNo.1候補** ここは昔からの有名店。 10年前、ここで醤油を食べた時、ハマグリ出汁の余韻に感動しました。 土曜1時過ぎ10人待ち、ランチのゴールデンタイムにしては少なめか。 と言っても30分待ちましたけど。 醤油か塩か…散々悩んだ挙句、「煮豚塩らーめん」(1,150円)に味玉(100円)をトッピング。 肉増しを選ぶのは悪い癖で、こういう名店では、麺とスープに集中した方が、旨さが良くわかるんですけどね。 着席して約8分後に着丼。 塩と言いながら醤油のように濁ったスープ。 では一口… まずハマグリの旨みを舌で感じ、その後に西洋的な旨みがジワジワくる。 何だ、これは‼ トリュフオイルをブレンドするとこうなるのか… 10年前に食べた時も、ハマグリ出汁だったけど、醤油のコクがもう少し前面に出た印象で、こんな西洋志向ではなかった気がする。 煮豚にのった黒い味噌のようなものは、ヨーロッパの高級キノコ、セップ茸のソースらしいです。良くわかりませんが… これを溶かすと、スープの魚介の旨みが際立ってくる印象。 麺は細めでやや柔らかめの仕上がり。 スープをたっぷりと吸い取って喉に流し込むと至福の瞬間がやってきます。 煮豚は赤身ロースでややあっさりの味付け。 スープの味を壊さないようにするためでしょう。 他の具材に比べるとレベルとしては凡庸…勿論悪くはないですが、肉好きなら、トッピングせずに「肉めし」(200円)か「煮豚めし」(350円)を追加する方がいいかも。 味玉はやや甘めの味付けですが、上品で嫌みがないのでスープに良くマッチしています。うん、これは追加して正解。 ご馳走さま。 すごいなぁ、ここなら30分待ちは全然苦痛にならないです。 さて、今年のNo.1は「くろ喜」とどちらにするか… 迷います。 #ビブグルマン #トリュフオイル #和と洋の融合 #味が進化 #今年のNo.1候補

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ラーメン

H.Arakawa

**和とイタリアンの融合。今年のNo.1候補** 土曜の夕方6時、開店とほぼ同時に並びましたが行列は30人以上。 結局1時間近く待って入店です。 「おもてなし」が徹底していて、雨が降り始めたら並んでいる人達に傘を渡していました。 並んでいる時にオーダーを聞かれ、予め食券を買っておきます。 「特製塩そば」を選択。店内は小綺麗な感じで女性も入りやすそう。 着席して約7分後に着丼しました。 フォトジェニックな外観。 チャーシュー、ワンタン、トマト、ニラ、味玉が整然と並んでいます。 スープは鶏と魚介の和風だしにオリーブオイルの風味を感じます。 コンソメの余韻もあり、和テイストにイタリアンを遊び心で加えたイメージ。 魚介の磯臭さは感じないので、世界各国の人に愛されそうな味付けですね。 実際、肌の色を問わず、外国人が結構並んでいました。 麺は細めで小麦の美味しさと心地よい食感を楽しめます。 茶色い細かな斑点が見えますが小麦を焙煎しているのかな? スープをたっぷりと吸い取り、喉に流し込む瞬間は最高。 チャーシューは鶏チャーシュー(+ピクルス)、ローストポーク、そして煮豚。 スープとの相性を考えてタレによる味付けは最小限、いずれも柔らかくて美味しいです。 一方、ワンタンは、肉の量が少なく地味な存在で、もう一工夫欲しいところ。 味玉は比較的しっかりの味付けで、やや甘みがあるものの不思議とこのスープに合います。 ご馳走さま。和に洋を織り交ぜた秀逸作品。 今年の塩ラーメン No.1 候補です。 #ビブグルマン #和とイタリアンの融合 #大行列 #1時間待った #今年のNo.1候補

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ラーメン

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**ワンタン麺では、自分の中で間違いなくNo.1** 土曜の1時前、20人以上の行列。 着席まで40分待ちましたが、うち店内の椅子での待ち時間が15分で、外での待ちが25分。 店内は白と黒を基調とするシックな感じで、女性お一人様も結構いらっしゃいます。 チャーシュー特製ワンタン麺・白(1,300円)を購入。 10分後に着丼です。 スープは鶏出汁に魚介がほんのり溶け込む優しいスープ。 といっても薄味ではなく、むしろしっかりしたコクを感じるスープで、確かな主張がありますね。 好きです、このスープ。 すごいと思ったのはこの細麺。 相応の歯応えがあり、食べているという実感があります。 そして、スープが絡むというよりは、旨みが麺内部に浸透している感じ。 茹でる段階で染み込ませているのかな。 例によって、喉に流し込むと最高の瞬間がやってきます。 チャーシューは脂少なめですが、味付けが絶妙、しかもこの味が内部までしっかり染み渡っていて美味しいです。 いくら食べても飽きないですねー、これなら。 ワンタンは海老がプリップリでこれまた最高ランク。 一方、肉ワンタンは、他の具材に比べると平凡な印象。 勿論、ひき肉が細かくて上品な感じで美味しいんですが… メンマは太めでいい食感。味付けも甘過ぎず美味しかったです。 あれ?何か足りない…しまった、味玉のトッピング忘れた… チュルチュル、モグモグ、チュルチュル… いいなぁ、このラーメン。 ご馳走さま。最高に美味しかったです。 自分の中では、高円寺「はやしまる」と目黒「維新」をあっさり抜いて、ワンタン麺で堂々の1位。 今年食べたラーメンの中でもかなり上の方です。 #ワンタン麺 #ワンタンがなくてもトップ級 #行列覚悟 #一食の価値あり #女性も入りやすい

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ラーメン

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**トリュフがほんのり香る絶品ラーメン** ラーメンで初めてミシュラン一つ星を取った店。 ここは預け金千円と引き換えに整理券を渡され、指定の時間帯に集まる方式。 平日2時に到着しましたが、2時台に入店可ということで、そのまま16人の行列に並ぶことに。 屋根がある場所なので雨と強風は避けられそうです。 45分後に着席。 鳴龍で2時間以上待った忍耐に比べれば、なんてことはないですね(^-^; 購入したのは ★ワンタン醤油soba(1,200円) ★鳥油ご飯(バターライス 250円) 約10分後に着丼です。 肉の上に黒いトリュフペーストがのっているのが印象的。 スープは鶏ベースで、おそらく魚介は控えめ。 トリュフが溶け込んでいるとはいえ、和のテイストはしっかり残っています。 最小限の洋風アレンジが心地よいスープ。 これ、好きだなぁ。 麺はプスっとした噛み応えがあり、スープがしっかり絡んで、喉越しは最高。 名店らしい仕上がりです。 一方、チャーシュー(1枚)と煮豚(2枚)の味付けは控えめ。おそらくスープのテイストに影響させないためでしょう。 ワンタンは、具材である挽肉の味付けが最高です。 ほのかにニンニクが効いて好みど真ん中でした。 鳥油ご飯は、鶏の脂で味付けしたバターライス。 そのままだと薄味なので、ラーメンのスープをかけて美味しくいただきました。 チュルチュル、パクパク、チュルチュル… ご馳走さま。 さすがはミシュラン、レベルは高いです。 他のトップ店同様、西洋アレンジを施していますが、最小限にとどめ、和テイストを色濃く残している点がいいです。 他店より200円くらい高めですが、ラーメン好きなら一食の価値はありますよ。 #ミシュラン一つ星 #トリュフペースト #マイベスト10 #整理券方式

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ラーメン

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【坦々麺特集・中間総括編】**醤油も坦々麺もトップ級でマイベスト10入り** 都営新宿線 曙橋から8~9分。大通りから1本入った静かな場所で、美男美女のご夫婦(多分)が切り盛りされています。接客もいいですね。 結論から言いますと… 汁あり担々麺は、湯島「阿吽」・大塚「鳴龍」とほぼ同格と評価。 汁なしはまだ開拓途上ですが、ここは好みど真ん中です。 ★汁なし坦々麺(860円)+煮玉子(70円) 太麺を覆うのは、肉味噌、ナッツ、ネギ…これらを良く掻き混ぜていただきます。 このタレはいい‼ ゴマ・ナッツのほのかな甘み、控えめながらツンツンとくる痺れ、醤油の旨味、そしてこのタレによく合う肉味噌…バランスが非常にいいですね。 太麺は噛み応えがあり、タレと肉味噌がしっかり絡んで、喉に流し込めば最高です。 後述の汁ありもいいですが、汁なしの方が好み。 煮玉子は上品な甘さと、濃すぎない味付けが自分好み。 〇刺激度(辛・痺) :雲林坊 > ちとせ ≒ 金蠍 〇ゴマ・ナッツの甘さ:金蠍 > 雲林坊 > ちとせ 〇醤油のコク・旨味 :ちとせ > 雲林坊 >? 金蠍 〇タレのまろやかさ :金蠍 > ちとせ > 雲林坊 ★汁あり坦々麺(860円) スープは、醤油スープをベースに芝麻醤をブレンドしたオーソドックスな作りと推定。ただし、ゴマやナッツの甘さが前面に出ず、醤油スープのコク・旨みが優っている印象。 鳴龍に似ていますが、こちらの方が醤油の余韻を強く感じますね。 辛さは、チョイ辛レベルで自分にはベストですが、辛党には物足りないかも。 麺は鳴龍の細麺に比べると僅かに太め。プスッとした噛み応えは、麺が太い分、鳴龍より上です。おそらく醤油の麺と同じ仕上がりでしょう。スープが麺に絡み、喉に流し込めば最高の気分です。 豚飯(200円)は、味付け控えめながら、ご飯に肉のタレを纏わせながら食べると美味しいです。 〇刺激度(辛・痺) :阿吽> ちとせ ≒ 鳴龍 〇ゴマ・ナッツの甘さ:阿吽 > ちとせ ≒ 鳴龍 〇醤油のコク・旨味 :ちとせ > 鳴龍 > 阿吽 〇スープのまろやかさ:鳴龍 > ちとせ > 阿吽 〇麺の噛みごたえ:ちとせ ≒ 阿吽 > 鳴龍 ≫ 他店 〇行列の長さ:鳴龍(異常) > 阿吽 > ちとせ 他に、小川町「つじ田」、神泉「うさぎ」、四谷三丁目「京紫灯花繚乱」、そして溜池山王「頤和園」あたりと比較したいところですが、過去の記憶にたどっても微妙な味の差を伝えられないと思い、直近の店に絞りました。 辛党なら「つじ田」をお勧めします。 醤油ラーメン、担々麺ともにトップ級で、今年のマイベスト10入り決定です。 <過去3回の行列の状況> 〇休日 12:30 行列なし、帰り12:50  1名待ち 〇日曜14:00 16人待ち(着席35分後) 帰り14:50 行列なし 〇土曜13:05 4人待ち(着席 8分後) 帰り13:30 行列なし #醤油ラーメントップ級 #百名店 #担々麺も強豪の一角 #行列はまだ短い方

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ラーメン

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**醤油ではトップ級のクオリティ。スープに惚れました** 休日1時、15人待ちでした。 30分後に入店し、券売機で「特製醤油」(980円)を購入。 着席してから着丼までは、タイミングが悪かったのか13分かかりました。 フォトジェニックな外観。 トッピングはレアなポークチャーシュー、鶏チャーシュー、味玉、海苔、青菜、ネギ、メンマ。 まずはスープ…これは旨い、芸術的レベル!! 鶏の脂と出汁がたっぷりと溶けています。 魚介もブレンドされているようですが、鶏が前面に出ていますね。 そして全体的に優しい甘さも感じます。決して薄くないし、塩分抑えめでもない、それでいて優しく毎日でも飲めそうなスープ。 いいなぁ、このスープ。 麺もなかなか秀逸。断面が四角い細麺で、プスッとした噛み応えがあります。 スープがしっかり付着し、喉に流し込むと最高の瞬間がやってくるのは他の名店同様。 レアチャーシューは、弾力があって簡単には噛み切れません。 味付けは最小限ながら、やや癖のある肉…好みとはちょっと違いました。 鶏チャーシューは、癖のないオーソドックスな味付けで、スープとの相性良く美味しかったです。 味玉は、濃すぎず薄すぎずの丁度良い味付け。 人工的ではない自然な甘さで好みでした。 チュルチュル、チュルチュル… ご馳走さま。 良かったなぁ、このラーメン。 いわゆる洋風アレンジ物を除いた純粋の醤油ラーメンでは、「麺庵 ちとせ」と並んでお気に入りです。 リピート決定。 #醤油の名店 #鶏出汁 #行列覚悟 #マイベスト10候補

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つけ麺

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**考え抜かれた洋風アレンジのつけ麺。脱帽です** ~あまりにも美味しくて、つけ汁を割らずにそのまま飲み干しました~ 休日は大行列ですが、月曜に年休を取って行きました。 2時過ぎ、殆ど待たずに入店。いま風の小洒落た店内ですね。 券売機で「海老トマト玉子つけ麺」(980円)を購入。 麺は並盛(茹で前 270g)から小盛(180g)に変更して、チャーシューを無料でトッピングしてもらいました。並盛は茹で後だと500gほどになるようで… 着丼まで15分近く待たされましたね。 つけ汁は、赤身がかっていてプチトマトがコロコロ。 麺にはバジルが添えられ、口直しのバゲットも付きます。 まずつけ汁。 魚介ベースですが、肉とトマトが溶け込んで、飲んだ瞬間、何というか、デミグラスソースのような余韻を楽しめます。 海老はそれほど強くないですね。 プチトマトを箸で割ると酸味が増していい感じ。 これ、好きな味!! 麺はもっちりしていて、いい食感。 バジルを付けるのは最初は躊躇いましたが、このつけ汁に良く合いますね。 チュルチュル、チュルチュル…美味しい。 いいですねぇ、このつけ麺。 スープがあまりにも美味しくて、最後は割らずにそのまま飲み干しました。 デフォルトの角切り肉、小盛に無料で付くチャーシューともに、脂身が多めで好きなタイプ。 味玉は濃すぎず薄すぎずの味付けで好きな味。 ただ、味がノーマル過ぎて、他の個性的な具材の中で逆に浮いた存在、美味しいんですが… 口直しのバゲットも、バジルとつけ汁で美味しくいただきました。 ご馳走さま。 また来たいですが、やはり平日が狙い目ですね、ここは。 #海老トマト #バジル #洋風アレンジ #行列覚悟

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讃岐うどん

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**今まで食べた中で、最高のうどんと、最高のちくわ天でした** 土曜は50人くらい並びますが、平日2時過ぎだったので3人待ちでした。 程なく入店し、かけ月見(460円)と、ちくわ天(190円)をオーダー。 中盛り1.5玉(+60円)、大盛2玉(+120円)もできますが、連食なので見送り。 約5分後に着丼です。 透き通った汁の中に整然と配置される麺。 汁の味付けは、イリコ出汁の風味を損なわないよう上品で優しい仕上がり。 卵を溶かすとさらに優しくなります。 このまま飲み干したくなる… この上品な汁が、しなやかな麺に付着…というより麺が汁を程よく吸い取っている感じ。 良く出来た麺ですね。我を忘れて喉に流し込みました。 ちくわ天(本日は鯛ちくわ)は、サクッとした食感がたまらんです。 味付けも丁度良く、今まで食べた中で間違いなく一番ですね。 うどんにのせずにそのままいただきました。 最高のうどんとちくわ天をいただきました。 ここは行列があっても回転は早いようなので、また来たいです。 #讃岐うどん #ビブグルマン #ちくわ天 #東京最強か

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**未体験ゾーンの食感。この生地は何?** リニューアルオープンしたとの情報を得て、西荻までダッシュ、3種類のプチガトーをゲットしました (^^♪ (リニューアル後の投稿第1号かな?) 実はここ初めてです。 ★マフィン・ベリー&ベリー(税抜 380円) 表面はサクサク、中は… ん!? この食感は何? 生地が柔らかくて口の中で勝手に崩れそう…未体験ゾーンの食感。 所々に散らばるベリーも生地に馴染んでいて出しゃばり過ぎないのがいいです。 そして、よ~く見るとクリームチーズの塊のような部分があります。 全体から見るとわずかな量ですが、何らかのアクセント付けを狙ったのでしょうか? こりゃぁ美味しいわ。普通に売っているマフィンとは次元が違う… ★マロンケーキ(380円) マフィンのような個性はないですが、「真面目に丁寧に作ったらこうなりました」というような仕上がり。 くどさやしつこさとは無縁で、生地は上品な甘さと、言われないとわからない程度の洋酒の香りに包まれています。 「これ本当にマロンケーキ?」と思う位、マロンが生地と一体化。 マロンが生地の中で恥ずかしそうに「僕も忘れないでね」と主張している感じです。 これも絶品。 ★レモンポピーシードケーキ(360円) これも個性的というか、面白いアイテム。 口に含んだ瞬間、まず感じたのは、アイシングの強烈なレモン風味と酸味。 一方、生地の方はレモンがほんのりと香り、散在するケシの実やクリームチーズの効能もあってか、複雑・魅力的なテイストに仕上がっています。 攻撃的とも言えるアイシングとは対照的。 The icing on the cake(必要ではないが、あったら嬉しい飾り)ではなく、アイシングと生地が一体不可分で味を演出していると言えそうです。 好みが分かれそうですが、自分は好きです。 いいですねぇ、こういう店。 定期的に利用したいです。 #マフィン #未体験ゾーンの食感 #リニューアルオープン

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フランス料理

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**話題のフランス料理…シェフのこだわりと創意工夫に脱帽** ミシュラン2つ星ということで、銀座で今人気のフレンチレストラン。 クリスマスより少し前の平日ランチ(15,200円コース×2名)で利用。 2週間以上前に予約しました。 正統派のフレンチというよりは、現代的・前衛的なイメージ。 この店の特長は、(1)一品を構成する食材の多さと組み合わせの奇抜さ、そして(2)それらを巧みに融合させ、食材の持ち味を最大限に引き出す、素晴らしい料理の数々… 正直、複雑なテイストを理解できるような繊細な舌は持ち合わせていませんが、それでも今回のコースで感銘を受けた料理は少なくありません。 また、(3)紙面によるメニュー説明が一切なく、スタッフが丁寧に説明してくれるので、客とスタッフの距離感が近いことも特長の一つです。(人によっては、やや馴れ馴れしいと感じるかもしれません) 紙面による説明がないためか、Retty でも料理の詳細を語った投稿は少ないので、下調べに苦労しますね。 あと、フレンチレストランには珍しく、おしぼりが用意されています。 コース料理は以下の品目。説明内容の朧げな記憶を頼りに、勝手に名付けました。 ★アミューズ・ブーシュ バターナッツカボチャにウニをトッピングしたもの。 底には、キュウリの皮以外の部分を濾してゼリー状にしたものが沈んでいます。 全体をよく掻き混ぜていただくのですが、カボチャの甘さとシトロンキャビア(果物の一種)の酸味が気持ちいいです。スタッフの方にシトロンキャビアの実物を見せてもらいました(写真7枚目)。 ★前菜1:写真1枚目 右下 カキをレタスでくるみカリンで爽やかに味付けたもの。 レモン風味の海水ゼリーが底に敷いてあります。海水の自然な塩分を纏ったカキの旨みが、カリンの心地よい酸味とともに口一杯に広がります。 ★前菜2:写真1枚目 左下 白子のムニエル。これにソーセージの香りを染み込ませています。白子独特の柔らかい食感を楽しめますが、カルダモンスパイスという香辛料が、わずかに舌を刺激して何とも魅力的なテイスト。 個人的に本日の一番のヒット。 ★スープ:写真2枚目 左下 かぶと黒トリュフを牛肉のコンソメスープとともに。生ハムをパウダー状にしたものを、カブの周りにまぶしていて、香りがいいです。 ★メイン魚:写真2枚目 右上 金目鯛のソテーに、パーソニック(白人参)と春菊を添えて。ヨーグルトソースを絡めていただきますが、このソースは、ゴルゴンゾーラのようなブルーチーズ系の風味を感じるものでした。魚の味付けはノーマルな印象で、食べやすかったです。 ★メイン肉:写真1枚目 左上 エゾシカのローストに、まいたけ、菊芋、セロリのペーストを添えて。これらにカカオペーストをまぶして頂きます。未体験のテイストながら、癖がなく美味しいです。 ★デザート(カップ):写真2枚目 左上 ミントシャーベット、ミルクのムース、グレープフルーツのムース、桂花陳酒のリキュールがカップに入ったもの。掻き混ぜていただきます。爽やかな美味しさでした。 ★デザート(プレート):写真2枚目 右下 〇西洋カリンとアイスクリーム 〇サバランと肝臓エキスのクリーム(これは不思議な味) +バースディのチョコアート ★コーヒーのお供に、カヌレ、ブルトン、ゼリー これらのお菓子は、お土産としてもいただきました。 食前酒 は、コースに含まれ、Espritというブランドの軽いテイストのシャンパン。他にジュースを選択できます。 馴染みのないテイストに正直戸惑う料理もありますが、総じて素晴らしい仕上がりで、シェフのこだわりと創意工夫に感銘を受けました。 また、パンも秀逸です。 「料理は抜群だけどランチのパンはイマイチ」ということはありません。パターとチーズをミックスしたオリジナルクリームと塩(ESqUISSE のEの字型)が用意され(写真4枚目)、タイミング良く提供される温かいパンに塗って美味しくいただきました。 ご馳走さま。 特別な日にどうぞ。斬新で奥行きのある料理の数々に、きっと満足されると思います。 #ミシュラン2つ星 #早めの予約必須 #特別な日に