自分が作る料理より不味くない店を探すのは難しいが、より美味しい店に当たるのはかなり難しい。 東京エイトバイテン組合連合会の谷会頭から占部大介シェフをご紹介いただいて一年とちょっと。何回か通ううちに随分お話もしてお休みなのに無理にお願いした昨夜。 3年前、会ったときから海外経験をもっとしたいと言っていて、どんどん海外へ出て一流になれ!と応えてきた敬愛する弟子の料理研究家女子が今週末から米国、フランスと留学するので壮行会に利用。 占部シェフとは来年からここでも境界のないワイン会を一緒にやっていく話もまとまり、谷さんもクリコを開けに駆けつけてくれて4時間かけて戴いたムニュ・デギュスタシオンによるディネが素晴らしぎて楽しすぎてあっと言う間だった。 シェフが直接買い付けた99' Morey-Saint-Denis 1er cru Clos La Riotte Domaine EARL ODOUL-COQUARD。充分に飲み頃に達していてジュブレイ・シャンベルタンとシャンボールミュジニの中間に位置し、この畑自体はミュジニの直ぐ北側。期待されるアペラシオンとヴィンテージの特徴を見事に開花させてくれた素晴らしいワインでした。 写真は1枚目から 説明もいらない Veuve Clicquot と サルディーニャのミネラルたっぷり軽快な白ワイン Fonte Frontini Vermentino di Sardegna。 2枚目、つぶ貝とホワイトアスパラ入りガスパチョ。 3枚目、明石さん真鯛のキャビア添え。刺身の出し方は死後硬直を解くためのエイジングをした京都風。 4枚目、活き手長海老のグリエ。サルディニアのヴェルメンチーノと言うワインと合わせる。ワインのミネラル感が海老とあう! 5枚目、たらの肝のオイル漬けとアリコベールのサラダ 6枚目、マグロのステーキとカモとフォアグラに合わせるワインを選ぶ。こう言うひと時がまた楽しい。この中から選んだのがシェフが直接買い付けた99' Morey-Saint-Denis 1er cru Clos La Riotte Domaine EARL ODOUL-COQUARD。 7枚目、99' Morey-Saint-Denis 1er cru Clos La Riotte Domaine EARL ODOUL-COQUARD。 8枚目、本鮪のステーキ、ナスのグリエ添え。 9枚目、口休め。シャンピニオンのサラダ。 10枚目、鴨のロースト、フォアグラのソテー、アンディーブのリソレ。 11枚目、山羊のフロマージュブランとリコッタチーズ、カシスのジャム添え。 12枚目、デザートはシンプルな焼きチーズケーキ