《日本中の日本酒好きが集まる店》 私好みの日本酒を伝え、日本酒専用の貯蔵庫(推測約10畳)3個所に保存されている日本酒の中から、大将セレクトで12種類提供していただきました。 特に魅了されたのは、新潟県の村祐酒造さんの「村祐」。 大吟醸のため、私が希望する以上の甘味も特徴でしたが、フルーティーな香り、深み、広がりのある口当たりに思わず顔がほころびました。 「村祐(亀口取り常盤純米大吟醸)」は大変印象深かったため、おかわりを希望すると、大将が村祐で他におすすめがあると言われ、黒ラベルの村祐を紹介下さいました。村祐酒造では、「和三盆糖を創造させるような上品な甘さ」をテーマに酒つくりをされているだけあり、こちらも十二分の甘味を持ち合わせていますが、香り、甘味、何よりの喉辺りで感じた特有の味わいに亀口取り以上の高評価でした。どちらも大吟醸であったので、次回は村祐の吟醸があれば味わってみたく。 大将にここまでこよなく酒を愛されるきっかけになったた理由を尋ねると、個性が少ない昔の日本酒の中で、感動した酒に出会ったことだと。 さらに、好きでなければ絶対にこのようなことは出来ないと、大切な酒たちの温度管理についても話て下さいました。通常、飲食店で使用される冷蔵設備では温度管理に限界があるため、日本酒の賞味期限が短くなるらしい。しかしヤオヤさんの3つの貯蔵庫では酒(状態)に合わせて、それぞれ温度設定を替えて大切に保存され、最高の状態で提供されています。 真の日本酒を味わうならば、愛情入りのヤオヤさんで味わってみて下さい。 日本酒も活き魚にも魅了されましたが、何よりも大将の人柄が最高でした。 大将との出会いは今後の人生に大きな影響がありそう。 今宵の八寸は、日本酒に合いそうな8品。 魚は基本活き。 刺身は、 氷見の寒ブリ(神経抜き) 関アジ 和歌山の本マグロの赤身 京都府伊根のマグロ中トロ 焼いていただいた、ブリカマは味があり、塩もふらずに頂きました。 間人かにのかにみそ #旅ごはん #日本酒 #活き魚