Masaki Kobayashi

Masaki KobayashiさんのMy best 2024

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愛知県

フランス料理

Masaki Kobayashi

8月にランチで伺って以来、3ヶ月振りに再訪です。ランチだけでも今年のマイベストでしたが、真の実力がわかるディナーではどうでしょうか…とても楽しみに伺いました。 今晩も前回同様カウンターでしたが、ランチではフロアのサービスに徹していたシェフが目の前で調理されています…私にとっては超特等席です。 アミューズ~前菜4品~ポワソン~ヴィアンド~デセール2品~プティフール…これ以上ないほどのフルコースです。私はこれにペアリング5杯を追加しています。 前回印象的だったアミューズはディナーでも出されました…木や葉が装飾された台座に5種の小品が隠れるように置かれています。全て手で摘むものですが、どれも料理としてとても美味しいのです。アミューズはこれからのコースに期待を持たせるものとしてとても重要ですが、当店のアミューズはワクワク度ではその最高峰だと思えます。 前菜4品はどれも秀逸…シェフのアイデアが詰まった逸品ばかりでした。メニューを変えるタイミングでメチャメチャ考えてるんだろうなぁ…。 シェフが食材の「海老芋」や「根セロリ」の調理前の姿を見せてくれました。お忙しいのに嬉しかった!これもカウンターでシェフとの距離が近いが故の特権です…ありがとうございます! ポワソンは五島列島産の "ヒラスズキ" のヴァプール…偶然にも先月行った『a.ligne』で食べた甘鯛もヴァプールでしたね。これまた身がふっくらして究極に柔らかい…とても美味しかったです。 ヴィアンドは愛知県産の田原牛を店内で薪火を使ってそのまま炙ります。薪火を使えばフライパンと違って鉄を介在していませんから、とてもいい薪の香りがそのままします。 デセールにも全く手を抜いていません。アヴァンデセール〜プティフールまで完璧なんですが、私が最も感心したのはプティフールで出された小さな「水羊羹」が美しく、素晴らしく美味しかったのです。細部に至る井口シェフのこだわりと料理に対する姿勢に敬服しました。 オーセンティックな料理の技術が極めて高いレベルにあるからこそできるオリジナリティ溢れる料理が本当に素晴らしいと思います。 本日のディナーで、今年出会ったお店としてはNo.1だと思いました。素晴らしいディナーでした…またお伺いします。 #フレンチ #マイベスト2024

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愛知県

フランス料理

Masaki Kobayashi

名古屋を代表するレストランの中でも取り分け最高峰にあるレストランだろうと思います。 いつかは行きたい憧れのレストランでもありました。 15分程遅れて到着したのですが、正面のファサードではなく裏手に回り込んでしまいました。 少々迷っているとスタッフの方が中から出てきてくれて声をかけてくれました。 そこから、なんと何人もの方が料理をされている厨房を通ってメインフロアへ…とても恥ずかしかったのですが、あのレミニセンスの厨房に入れるなんて逆に「おおっ!」という浮かれた気分で着席しました。 店内は「白」がイメージされているようで清潔感に溢れ、天井も高く、スタッフの出立ちからも久し振りのまごうことなきグランメゾンです。 この店のディナーは1コースのみで、私はペアリングもオーダーしました。 ・第一章「余韻」 雲丹 西浦あさり ・第二章「創造」 アスパラ サスエ 毛蟹 ・第三章「記憶」 天岩戸 鰻 鴨肉 野菜 ・第四章「安堵」 パイナップル アメリカンチェリー ・終章「追憶」 綿あめ プッチンプリン ガトーショコラ 【余韻と記憶】というこの店のコンセプトをベースに、全五章からなる物語をイメージされたコース仕立てになっています。 第二章「創造」とは、アスパラをフリットにしたり、単なるフランス料理の手法からはみ出したイノベーティブさを感じさせ、終章「追憶」では見事な白い「綿あめ」が登場したり、あの「プッチンプリン」そのもののビジュアルでプリンが出されたり、シェフの子供のころの楽しみにしていたお菓子が表現されています。 肝心の味は、これまで私が経験してきたフレンチで他店よりも抜きんでた何かがあったかと言われると「決してそうは思えないかな…」というのが本音ではありますが、出された料理全てが当たり前に手間暇をかけたものであり、コンテンポラリーなビジュアルを含めた葛原シェフの極めて高いセンスに溢れた料理だったと思います。 ペアリングのワインは前菜1皿目でいきなり赤ワインがセットされたり、エッジの効いたイタリアワインが出されたりして、ちょっと普通とは違うセレクトがされています。 全体を通して攻めたワイン群でした。 感心したのはサービス陣の面々がとても頑張っていたこと。 働いているスタッフの数が多いのですが、ベテランのスタッフと若手のスタッフがうまく嚙み合ってるなぁ…という印象です。 笑顔とか立ち居振る舞いが楽しそうだったしね…それってゲストに敏感に感じ取られるので、とても大事なことです。 この店のソムリエールの方が、併設したワインバーをやられているとのこと。 リーズナブルな料金設定のようです。 近々、伺ってみたいですね。 フレンチがお好きな方なら、名古屋では第一選択として後悔しないレストランだと思います。 #フレンチ #マイベスト2024

Masaki Kobayashi

今月初めに伺った「le Lotus」と同様に、愛知県のオススメとして紹介していただいたお店です。 食べログでの評価点は4.00のようなので、名古屋のフレンチとしては屈指のレストランですね。 ネットでは2名~の予約のようで、私は当日に「空いているなら…」ということで電話で予約しました…カウンターでおひとり様での予約です。目の前が厨房でシェフを含めた4名のスタッフの動きを見ることができます…これは私にとって超特等席!…嬉しいです。 オーダーしたのは、ディナーとしてはスタンダードなフルコース「MENU DE LA FLORAISON」です。私はこれにペアリングを併せてオーダーしています。ペアリング最初のグラスはシャンパン…「2種からチョイスしてください」とのことで、これはちょっと変わった趣向です。 L'AMUSE-BOUCHE L'ENTRÉE 冷前菜 L'ENTRÉE 温前菜 LES POISSONS 魚料理 LES VIANDES 肉料理 LES DESSERTS デセール(2皿) LES CAFÉ OU THÉ ET SON PETIT FOUR(ドリンクとプティフール) アミューズは玉蜀黍を使った3種のバリエーション…コーンスープとタルト、それにインド料理のパニプリだったかな…「よく考えられてるなぁ」という味と構成で、この後の料理が楽しみになってきました。 前菜2種が極めて秀逸。 「本鮪と夏野菜のニソワーズ 愛知県産フルーツトマトのソース」は皿の色どり、野菜の種類の豊富さ、フルーツトマトのソースだけではない数種のソース…何より、サラダベースとはいえ、フレンチで "鮪" を出すのがとても珍しいと思いました。もちろん、メチャメチャ美味しかったです。 温前菜である「北海道産帆立貝と蝦夷鮑のロワイヤル」も香り、食感、味… "茶碗蒸し" として和食として出してもいい逸品…この前菜2皿はどちらも甲乙つけ難い今日一番の皿でした。 その後のポワソン〜ヴィアンド〜デセール〜プティフールの流れ、ビジュアル、もちろん味も素晴らしく、大変レベルの高いコースだったと思います。 ペアリングワインはロゼ、イタリアワイン、ヴィンテージなどもセットされ、5グラスで10,000円(税・サ別)です。リーズナブルでなかなか美味しかったと思います。この5杯で私の許容量ぎりぎり…かなり酔いも回った状態でしたがデザートワインを追加しました。これはこの店とスタッフに対して敬意のつもりで無理に飲みましたが、帰りの駅までの道が辛かった…。 素晴らしいレストランだったと思います。シェフ筆頭に、厨房のいい意味でピンと張り詰めた緊張感や、フランス語が飛び交うスタッフ同士のやりとりもグランメゾン的です。 店的には私のようなおひとり様ではなく、2名様以上のゲストを理想としているんだろうと思います。シチュエーションとしては皿の美しさもあり、カップルや女子会なんかがいいのかな。 今年のマイベストにさせていただきます。 #フレンチ #マイベスト2024

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愛知県

ビストロ

Masaki Kobayashi

最近大ファンになった池下の『レクラン ド ユミコ』に向かう途中にあるビストロです。 先ず、添付した写真のパテ・アンクルートを見てください。 よくある長方形のものでなく、この店のシェフは円形で焼き上げます…美しいでしょ…特にジュレの "ぶ厚さ" がエクセレント!そして美味しい! フレンチの店で、メニューにあれば必ずオーダーするのは「パテ・アンクルート」です。 何故なら、客に出すレベルを作るには作り手側の腕に自信がなければできない料理であること、何より、フランス料理が大好きな人でなければ作りたいとも思わないだろうな…というほど手間のかかる料理だからです。 今晩はカウンターでした…調理を間近で見ることができ、シェフとお話しもできて私にとっては特等席です。 出される料理は何せポーションがデカい! 「シャリュキュトリの盛合せ」はこれだけでお腹膨れます…それにまたこれがメチャメチャ美味いんだなぁ。 「舌平目のムニエルとワイルドライスのリゾット」もビックリするポーション…これも当たり前に美味しいよね。 多分、この店のシェフが作る料理はなんでも美味いだろうな。 ワインも最初の泡を入れて4杯…久しぶりに腹が膨れて動けないほど飲み食いしました。 パテ・アンクルートが絶品のビストロ…今年のマイベストです。 次回はフォアグラやパイ包みをオーダーしましょう。 #フレンチ #マイベスト2024

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石川県

スイーツ

Masaki Kobayashi

私が最も敬愛するパティシエである、東京 神谷町『Restaurant L'aube』のシェフパティシエである平瀬祥子さん率いる金沢のパティスリーです。 やっと伺うことが叶いました。 3種のプチガトーと1種のアシェットデセールをオーダーしています。 ・フォレノワール インパクトのあるビジュアルです。 米粉のココア生地とキルシュのクリームでロールしています。 チョコレートクリームはビターであっさりして全く重くありません。 アメリカンチェリーはロゼでコンポートしているとのこと。 かなり大きなサイズのケーキですが、あっという間に完食してしまいました…美味しかった…傑作です。 ・鏡 能登大納言餡子 葛餅 キャラメルバタークリーム 抹茶ムース 玉露のジュレで包まれていますが、これがスライムみたいにプニョプニョして面白い。 餡子が美味しかった。 和洋の感覚がクロスする作品を平瀬さんはお得意なのです。 ・ジュレペーシュ 桃のコンポート ロゼワインのジュレ そして…ロゼワインの "わらび餅" ! 超傑作!…今回食べた中では一番気に入ったケーキです。 桃のコンポートなんて素材として美味しいのが当たり前で、これは料理とは言わないんじゃない?と思うのがほとんどなんですが、流石に平瀬さんのセンスは並じゃないよね…ってことを証明したような逸品です。 ロゼワインのわらび餅が最高でした。 ・ティラミス (アシェットデセール) ザクザクとした食感のクランブルとパリパリのチョコレートの上に苦味のあるコーヒーのアイスクリームが添えられています。 ティラミスとして、そして平瀬シェフの作品として、ちゃんと " らしさ " が詰まってるシンプルなアシェットデセールでした。 美味しかった! 実は名古屋から高速バスで往復しました。 兼六園やらひがし茶屋街やらと、計画はしていたものの猛暑で汗だく…この花鏡庵に寄った以外はほぼどこにも寄らず…で帰宅しました。 可愛らしいスタッフの方から「観光ですか?」と聞かれましたが「ちょっと仕事で…」と答えました…。 こんなおじさんがわざわざ名古屋からケーキ食べに来たって言うのが恥ずかしかったのです…ごめんなさい。 名古屋に異動したことから毎年楽しみにしていたフランス展にも行くことが叶わず残念でしたが、思い切って金沢に来て良かった…。 高速バスでの日帰り弾丸ツアーでしたがとてもいい思い出が作れました。 #1300投稿 #スイーツ #ケーキ #マイベスト2024

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東京都

フランス料理

Masaki Kobayashi

1月16日…池尻大橋フレンチの超人気店『Lien(リアン)』が、虎ノ門ヒルズ ステーションタワー4階に新店舗をオープンしました。 私が引っ越しして以来だから4年以上振りにシェフやスタッフの方々とお会いできてとても嬉しかった。 料理はオールアラカルトです。 前菜・テリーヌ・リゾット・メイン・デザートがラインナップされ、好きなものをオーダーします。 懐かしくて、絶対美味いことがわかってる "カキ" の前菜とテリーヌ…これまた懐かしいシェフのスペシャリテである海鮮のカクテル…。 いやぁ、参っちゃうなぁ…メチャメチャ美味いぞこれ…ビックリするな…。 上原シェフはとんでもなく忙しいながらもゲストと会話したり自ら配膳したり、調理をすれば相変わらず手の動きは超ハイスピードです。 2月からは上原シェフのリアン開店以来の右腕である塚本さんがシェフとして料理されるとのこと。 心配なのはこれだけ食べて飲んで8,000円以下なんです…ハイレベルな店が集まっているので競争もあるんでしょうが、この金額で利益があるんでしょうかね…ここヒルズだし…。 うん、食べて応援! また伺います。 #フレンチ #マイベスト2024

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愛知県

フランス料理

Masaki Kobayashi

名古屋で初めてのフレンチでしたが、年に数回出会えるかどうか…素晴らしいお店に出会えたと思います…今年のマイベストです。 池下駅から徒歩7〜8分でしょうか…閑静な住宅街にお店があります。 店に入ると和服姿のマダムと職人然としたシェフが迎えてくれました…いい意味で入った瞬間にこの店のピンと張り詰めた空気感を感じます。 そんな空気感は声をかけていただいたマダムの柔らかな物腰で一気にほどけます…この時点で「うん、この店はいい店だ」…と確信しました。 ディナーはおまかせで、魚と肉はプリフィクスになります。 ペアリングもオーダーしました。 アミューズのスープはぐい呑み、カツオの入った最中を筆頭に "和" を感じる小品はおぼんに盛り付けられて出されます…シャンパンが進んで前菜前に空いてしまったのですが、マダムが注ぎ足してくれました…ありがとうございます。 その後の前菜2品「北海道産ウニのフォンダン今市蕪のすり流し」〜「きわめトマトのサラダ仕立て根セロリのレムラード」はペアリングのワインの旨さも相まって椅子からずり落ちるほどメチャメチャ美味。 シェフに「これは美味しいですね」と声をかけましたが、今晩はこの連発で、私ももう少し語彙力というか、美味しいということを言語化できるようになりたい。 ポワソンは「平目のムニエル」、ヴィアンドは「鴨のロースト」をチョイス。 オーセンティックな逸品でシェフの高い実力が如何なく発揮されています。 デザートは "セロリ" …これがサッパリとした冷製のゼリーのようなもの…実はセロリは少し苦手なのですが、これまたセロリ独特な臭いは無くとても美味しかったのです。 和とのフュージョンやコンテンポラリーなビジュアル、オーセンティックな皿もお得意であるシェフの技法は大変素晴らしいの一言です。 料理に引けを取らずワインもいいものを出してくれています…久し振りにレストランでのワインだったのでグイグイ飲んでるとマダムが注ぎ足してくれますので申し訳ないほど。 食べログのフレンチ百名店のようですが、ミシュランやらゴ・エ・ミヨやらでも高い評価を得ているようです。 いやいや名古屋のフレンチのレベルはこんなに高いのか…。 "美味しい" という以外にもレストランとしての魅力に溢れたお店でした。 また再訪させていただきます。 #フレンチ #マイベスト2024

Masaki Kobayashi

7年振りに蓬莱軒のひつまぶしを食べました。 東京勤務の23年間にすっかり「鰻」と言えばうな重派になってしまいましたが、ひつまぶしであれば蓬莱軒の右に出る店はありません。 久し振りに食べた今回も、改めてその思いに変わりはありませんでした。 会社帰りに伺って40分程度待ちましたかね…松坂屋の店は初めてでしたが、広いですね…何席あるんだろう? オーダーしたのは「一半ひつまぶし」と「うまき」です。 ひつまぶしのお櫃の大きさに圧倒されます。 1杯目はそのまま・2杯目は薬味・3杯目はお茶づけ…にして食べますが、それでもお櫃に残っている量は半分近くあります。 美味いですね…鰻そのものは東京の名店も決して負けていませんが、これが「ひつまぶし」というメニューになると、冒頭書いたように蓬莱軒の右に出る店は無いように思えます。 何が違うんでしょうね…。 ひつまぶしを待つ間に食べた「うまき」も絶品でした…美味かったぁ。 熱田神宮の蓬莱軒も風情があっていいんですが、この松坂屋本店も綺麗で何より席数があるので回転がいいです。 今年のマイベストに決定です。 #うなぎ #マイベスト2024

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愛知県

フランス料理

Masaki Kobayashi

食べログの百名店で高評価のレストランです。" フランスレストランウィーク " のメニューをオーダーして伺いました。 1階がレストランなんですが、2階にもサロンがあります…バーなのかな?カウンターがありました。アシェットデセールやワインが出されるみたいです。 1階のレストランは白が基調…フロアが広く作られてとても美しいです。席はカーテンで仕切りができるようで、簡易的なプライベート空間も確保できます。今晩は4人掛けテーブルにおひとり様なので申し訳ないなぁ。 アミューズ〜前菜2種〜ポワソン〜ヴィアンド〜デセール2種〜プティフール…のフルコースです。 アミューズは手で摘む5品…とても美しく、もちろん美味しい。一番気に入ったのは名古屋コーチンを団子状にして揚げたもの。熱々で出されて一番最後に食べてみましたが、コリコリした食感もあり美味しかったです。 印象に残ったのはポワソンの「甘鯛のヴァプール」…ポワレはフライパンにバターを挽いて蒸しますが、ヴァプールは水蒸気で蒸すだけというヘルシーな調理法です。9月末で閉店した『ル サロン ジャック・ボリー』のスペシャリテ「キャビアを纏った甘鯛のヴァプール」が有名です。甘鯛はよく口にする魚ですが、当店のそれは別次元に美味いので驚きました。身の柔らかさやソースとの相性など、シェフの技術の高さがはっきりとわかります。今年のポワソンとしてはNo.1かな…。 もう一品、印象に残ったのはデセールの「フォンダンショコラ」です。美味しかったなぁ…当店はパティシエが他にいるのかなぁ?聞けば良かった。ビジュアルも素晴らしくて、2階のサロンで出されるアシェットデセールがこのレベルなら是非来てみたいです。 シャンパン+ペアリング5杯飲んでかなり酔いました。実は事前にお店に問合せたことがあったのですが、非常にレスポンス早く詳細に回答してくれました。そういう対応の店にハズレはないことは経験則からわかっていましたが、今回もそれは確かであることを証明しました。 今年を振り返って印象的な一店になりました…またお伺いします。 #フレンチ #マイベスト2024

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東京都

イノベーティブ

Masaki Kobayashi

昨年11月にオープンしたばかりのお店ですが、間違いなく今年のマイベストに入るお店だったと思います。 白金高輪駅1番出口より大通りを渡ってすぐ…オシャレなファサードのお店が現れます。 店内は無機質でシンプル…とても落ち着く雰囲気です。 当店はシェフのワンオペですが、シェフの手捌きを見るに、このカウンター席数(10席くらい?)であればゲストにストレスをかけることなく提供できると思います。 今晩はフルコースとシャンパン+ペアリングをオーダーしてみました。 アミューズ〜前菜はいずれも秀逸。 なかなかこのレベルを初っ端から出せるレストランはありません。 器はとても個性的…和食器のように思えます。 "紅芯大根" を使った前菜が秀逸でした…初めて?食べた食材です。 皿のビジュアルといい、肝心の味といい、シェフの実力が垣間見れてこの後の料理に期待が膨らみます。 食べログのレビューにもこぞって書かれていますが、出されたパンが驚くほど美味いのです。 これはレストランの脇役として出されるようなレベルの代物ではありません。 バターには香り付けでウイスキーが使われているとのこと…そんなバターも初めて食べました。 東麻布にある「Crony」で食べたパンはレストランで出すパンとしてこれまでのNo.1ですが、あのパンに勝るとも劣らないくらい美味かったと思います。 "ポワローと牡蠣" を使った皿や "椎茸" をソーセージにした皿もなかなかその辺のフレンチでは見られないものです。 ジャンルとしては純粋なフレンチの皿よりも和食のエッセンスを感じさせる皿の方が印象的だったかな。 うん、素晴らしいお店だったと思います。 シェフの人柄も穏やかで好印象…頑張ってください。 また応援したいお店が増えました。 #フレンチ #私が応援したいお店 #マイベスト2024