Mihoko KumagaiTOP USER

Mihoko KumagaiさんのMy best 2024

シェアする

  • facebook
1

長野県

日本料理

Mihoko Kumagai

今年もやってきました、別所温泉の松籟亭‼︎ 毎年伺うようになってもう10年以上経ちます。予約は1月からできるのですが、今年は3月くらいに日程をまとめて連絡したら、なんと10月11月の週末は全て埋まってしまっていてやむなく9月の取れるところで一番遅いところで押さえました。毎年予約争奪戦が激化していますね。 予約したのはいつもと同じく松茸焼き1本が含まれる 琥珀コース 18900円 です。水菓子を除く全ての料理に松茸が使われた、松茸好きには堪らないコースなのです。この日のコースの内容は以下となります。 ・先付 松茸だけの土瓶蒸し ・前菜 松籟亭名物鯖の棒寿司と玉子焼き    信濃雪鱒昆布締め味噌だまり漬け松茸巻き    信州太郎ポークのナチュラルハム ・蒸物 松茸の玉地蒸し ナッタードのせ ・進肴 松茸と鰻の飯蒸し ・合肴 松茸と法蓮草のお浸し    信州豚肩ロースミニステーキ 松籟亭玉葱醤油ソース    スモークサーモンいくら掛け ・揚物 松茸の天麩羅と松茸のフライ、紅葉麩、藻塩 ・炭火焼 焼き松茸 ・鍋物 信州産牛サーロインと松茸のすき焼き ・お食事 長野県風さやかと松茸の土鍋焚きご飯     香の物 ・留椀 信州上田のブランド味噌「奏龍」のお味噌汁 ・水菓子 飯塚果樹園「ゴールドナイトとクイーンルージュ」     杉山農園「シナノドルチェ」     抹茶餡こんにゃく餅 まずはメルマガ特典でフリーファーストドリンクをチョイス、私は軽井沢ビールにしました。すぐに土瓶蒸しがセットされます。松茸のみのシンプルな土瓶蒸し、三つ葉もなくただ出汁と松茸の旨みのみの滋味深い味わいをじっくりと楽しむのです。最初はそのままで、酢橘を絞ってややさっばりと、最後は出汁で煮含められた松茸をいただきながらお酒を楽しむ、至福のスタートでした。 前菜は玉子焼き、鯖の棒寿司、今回お初の太郎ポークのハムと雪鱈昆布〆です。棒寿司はムッチリとした鯖の旨みが酢飯に融合した、安定の旨み炸裂な棒寿司、太郎ポークのハムは、これからブランド化を目指している上質な三元豚ベースの豚を育てている牧場のもので、きめ細かくて柔らかく脂が甘い肉質の良さを感じるものでした。昆布〆巻きは松茸を昆布〆のブランド鱈で巻くという、なんとも豪勢な素材の組み合わせにびっくりしました。蒸し物は松茸の茶碗蒸し、昨年も出たナッタードが食感と風味に刺激を与える良い仕事をしていました。 続いて酒肴となる盛り合わせです。信州豚のステーキは玉葱をしっかり炒めた醤油ベースのソースと共にいただくもの、松茸とほうれん草のお浸しはむしろここでは定番の一品、贅沢なお浸しです。 揚げ物は定場の松茸の天ぷらとフライ、フライにした松茸の美味しさはこちらで教えてもらったのでした。細かいパン粉でカラッと上がったフライは、噛めば中から旨みのエキスと森の香りが爆発、この季節だけの贅沢な楽しみ方です。 お待ちかねの松茸一本焼きは、2名に1つ七輪がセットされ、手で割いてじっくり焼きます。ついてくる酢橘、塩、もろみ醤油、お好みでいただくのです。小ぶりな蕾ですが凝縮した香りと旨みと中から迸るエキス、この瞬間のために来たという実感があります。 メインのすき焼きは信州牛がてんこ盛りと言っても良いくらいボリュームがあり、さらに松茸もほぼ1本分乗っていて、最後に追加オーダーした白飯で雑炊にして旨みを余さずいただきました。 最後は松茸炊き込みご飯と地元ブランド味噌の味噌汁、食べきれないので残った炊き込みご飯はおにぎりにしていただき、翌朝美味しい朝食としました。水菓子は地元農園のブランドりんごと葡萄で秋の味覚の先取りしました。 こちらの中居さんの動きの良さ、気づきの良さにはいつも感心します。新しいスタッフさんもいらっしゃり、お店全体の雰囲気も明るく生き生きしていて、今年も料理、雰囲気とも大変良いひとときを過ごせました。

Mihoko Kumagai

今年の福井遠征も前日泊は香林坊です。香林坊には金沢おでんで人気のお店がたくさんありますがどこも予約不可、早い者勝ちで並んで待たなければなりません。年齢的にも気候的にも外で並んで待つのは厳しい我々のグループなので、予約できるところを探してみなさんのレビューを見てこちらに決定です。予約はネットからすんなりでき、電話でどうしても食べたいものだけ事前予約して伺いました。 名前を告げるとすぐに席に案内されたところ、我々の年代にはキツい座敷だったのでできればテーブル席に変えられないか相談したところ、すぐに場所を変えていただけて助かりました。臨機応変な対応は素晴らしいです。フロアの真ん中にはカウンターで囲まれた巨大なおでん鍋があり、カウンター席なら鍋を見ながらオーダーするというのも楽しいですね。 まずは プレモル【香るエール】 538円 で旅の初日の夜に乾杯‼︎ お通し 440円 はしっかり密度のある豆腐の冷奴です。これが大豆の味がして美味‼︎ すぐに予約していた お刺身船盛り5人前 6600円 が来ました。これがスモークを焚きスタッフさんたちが神輿のように舟盛りの舟を掲げて掛け声をかけながら運んでくるのです。このパフォーマンスは店内ですごく目立って、みんなの注目を浴びてやや恥ずかしいかもσ(^_^;) でも他のテーブルでもオーダーされて、気づけばあちこちに船出していたのですぐに慣れました。この刺身が凄かった‼︎都内の居酒屋の3倍はあろうかという厚切り、しかも切り口の角が立つ鮮度の良さ、お通しも含めて最初からクオリティの高さにノックアウトです。 お刺身を目の前にして、各々食べたいものをオーダーしていきます。天狗ハム 605円、レアアジフライ 1540円、おでんの盛り合わせ6種 1518円、単品おでんで バイ貝 550@1個、あらかじめ予約していた カニ面 3080円@1個、焼きに時間がかかる のどぐろ一本焼き(大) 5280円、名物の 越前蟹のクリームコロッケ 968円、炉端長芋の焦がし醤油 550円、〆は海の幸いっぱいの 宝石ごはん(1.5合) 1958円 です。もうどれを食べても素材、調理、プレゼンのクオリティが高く、驚きの連続でした。金沢おでんも金沢ならではの種もあり、季節最終となるカニ面はぎっしり詰まった蟹が出汁を含んで贅沢おでんの真骨頂を見せてくれます。のどぐろは6人で食べても食べ応えのある大物、脂のノリも最高でした。そしてびっくりしたのが蟹クリームコロッケ、てっきり俵形のコロッケだと思ったら、甲羅にみっちり詰め込んだ蟹クリームグラタンの上に花びらのようになったトーストが載っていて、パンを割いて蟹クリームにつけていただくという、見た目も味も楽しめるものだったのです。これ考えた人、楽しすぎ‼︎ 〆の宝石ご飯もあっという間にサクッとなくなりました。 これだけ食べて、日本酒も飲み比べや能登応援キャンペーンの能登の地酒などたっぷり楽しんで1名あたり8000円程度、驚愕の値段です。素材、スタッフの対応の良さ、料理のバリエーションの広さ、味、店全体の雰囲気、どれをとってもハイレベルかつホスピタリティがあり、素晴らしいお店に出会えました。他の人に教えたくないですが、訪れるべきお店として私の中で再訪必至店として記憶します。

Mihoko Kumagai

季節ごとにお誘いいただいているカウンター創作イタリアンに、また伺うことができました。予約していただいた幹事さんに感謝です。今回のテーマは初春の先取り、色彩、素材共に楽しめる仕立てとなっていました。いつもの如く予約したのは ペアリング付きコース 18000円 で、この日の献立は以下となります。 1 盛合せ (うに、ミル貝、ニジマス、トマト、飛来幸地鶏) 2 小長井の牡蠣 3 ホワイトアスパラと自家製パンチェッタ 4 鰯とウイキョウのカヴァテッリ 5 太刀魚の岩礁風 6 十勝マンガリッツァのスープ 7 十勝マンガリッツァ肩ロース 8 アマトリチャーナ 9 リンゴと生キャラメルケーキ 最初に泡でこれからの至福の時間を過ごせることに感謝の乾杯のあと、早速前菜の盛り合わせが並びます。ミル貝のカルパッチョ、カプレーゼ、ウニのライスコロッケ、虹鱒のフリットです。ミル貝のカルパッチョはフェンネルとみかんのサラダに珠姫酢のジュレがかかった見た目も味も爽やかなもの、飛来幸地鶏のグリルはパプリカのマリネ添えの華やかな色彩、王道のカプレーゼはトマトが甘い‼︎ウニはなんとライスコロッケに追いウニという贅沢なもので小粒でも存在感バッチリ、初物の虹鱒は軽く薫香を加えたフリットに野菜の甘酢漬けを添えるエスカベッシュ的な一品、どれも手がかかって春が表現されていました。次は牡蠣、広東白菜と共に軽く蒸し焼きにした長崎は有明の大粒な牡蠣にレモンと蒸した牡蠣汁の餡がかかっていて、もう牡蠣のエキスに浸る幸せと言ったら言葉も出ません。殻をそのまま器にしてビジュアルも素晴らしい‼︎ メニューカードではアスパラと自家製パンチェッタとサラッと書いてありますが、これがびっくりな一品、マンガリッツァ豚のバラを1年間熟成させたベーコンとアスパラをビスマルク風に溶かしバターと卵で仕上げたもので、とにかくトータルバランスが素晴らしい‼︎パンチェッタの塩味と旨味のバターと卵のコク、これはオンリーワンの逸品です。 自家製カヴァテッリは塩味ベースのシンプルなスープ仕立て、パン粉でカリッとグリルしたイワシと合わせたフェンネルが優しさと香ばしさが融合していました。太刀魚の岩礁風は宮城産太刀魚をアサリ、スダレ貝、姫サザエ、蛤、白バイ貝の貝だけで仕上げるアクアパッツァで、貝と塩とガーリックとトマトで旨みを出したスープが素晴らしい豪華な一皿でした。 続くスープはマンガリッツァ豚の頭の部分と豆で煮込んだコラーゲンスープで滋味溢れるスープです。 メインは669日の長期肥育のマンガリッツア豚のプレミアム個体の肩ロースをじっくりローストしたもの、添えられた脂身をバターのように薄く削り一緒にいただきます。豚肉の旨みと甘みが口の中に迸り、こんなにも美味しい脂身は初めてでした。付け合わせは黄にんじん、2年熟成のメークイン、プチベールでこれも同じようにいただきました。 アマトリチャーナはイベリコ豚の6ヶ月熟成の自家製パンチェッタを使い、香り豊かなパスタを堪能しました。デザートは奈良県の古都華と生キャラメルケーキ、最後まで素材を活かしたコースの見事な〆でした。 今回もワインとのペアリングも素晴らしいマリアージュを楽しめました。シェフの素材への情熱がそのままダイレクトに伝わる数々の料理、スタッフの気配り、カウンターを包む温かい雰囲気、全てが心地よいディナーのひと時を過ごしました。お誘いいただきありがとうございました。

4

東京都

焼き鳥

Mihoko Kumagai

さるお方からご紹介を受けて大変興味を持ち、その場で即予約、待つこと3ヶ月でようやくこの日が来ました。完全紹介制なので今回から次の予約ができるようになります。場所は三軒茶屋駅から徒歩3分程度、少し路地に入った場所で、店名は出ていますが扉は鍵がかかっているのでインターホンで呼び出します。 2階にあるカウンター11席の小さなお店の中は、古民家風で全体的に控えめな照明の中、テーブルとキッチンには温かみのある光が溢れていて期待度が上がります。メニューはワインペアリング付きお任せコース 14000円、今宵のテーマは「note(香り)」、前半は日本、後半は世界の香りを巡る仕立てです。 【食文化NOTE】 ・だし-3種の神器- ・3種の神器と鶏卵の茶碗蒸し 自家ワイン醸造所のロゼワインと合わせる前菜は枕崎本枯節、利尻昆布、ドンコの出汁とアオサと鶏もも肉の茶碗蒸しです。 【里海NOTE】 ・笹身と里海の磯辺 ・砂肝、イワナガマス、ホタテ、雪桜ジュレのパルフェ ワインはスペインのアルバリーニョ、ミネラル香が海の幸にピッタリです。磯辺は実山椒、シラス、自家製カラスミをササミで挟み、海苔の磯の香り、カラスミの濃厚な旨み、ジューシーなササミが渾然一体、食べたことのない組み合わせですがこれを合わせるシェフの感性に脱帽です。パルフェはイワナガマス、バルサミコで漬けた砂肝とホタテをロゼワイン「雪桜」と出汁のジュレを合わせた冷製、微かな薫香も感じる複雑な風味は一期一会となる絶品でした。 【畑NOTE】 ・セセリ ・神奈月の在来農場/3種の固定種~フェンネル、ディル、レモングラス~ ・四季の果実の備長炭焼き ワインは長野のソービニオンブラン、グリーンアロマで野菜に合うのです。セセリはマイルドなトマトソースと合わせ、ケール、ルッコラ、からしなのお浸しと里芋のチップスが添えられ、彩も鮮やかな一皿です。同じ皿にシャインマスカットの炭火焼きも添えてあり、弾けてほと走る果汁はセセリの塩焼きの贅沢なソースとして楽しめます。 【里山NOTE】 ・今宵の地鶏/かしわ~秋香るジュ・ド・ヴオライ~ ・栗の渋皮煮/キノコの備長炭焼き ワインはフランス産ロゼ、脂分が多い鶏を酸味でさっぱりとさせてくれます。秋田の地鶏を丸ごと使ったジュ・ド・ヴォライユをスープ仕立てのソースとする感性、スープに仕込まれた山椒の爽やかな刺激が旨みを倍増させます。きのこの炭火焼きの下には栗の渋皮煮、キノコのエキスが栗に染み込み秋感全開です。 【オリエンタルNOTE】 ・今宵の地鶏/抱き身~ヒヨリ・マカニソース~ ・神奈月のアチャール ここから世界の香りへ出発、ワインはアロマティック発酵のカリフォルニアのシャルドネ、胸肉を皮で巻いた抱き身はバター風味のガラムマサラとクミンのマカニソース、加賀蓮根のアチャールが箸休め的な良い仕事をしています。 【地中海NOTE】 ・秋の手羽飯~イカスミソース〜 ワインはアルザスのナチュールオレンジワイン、手羽飯とありますがイタリアとスペインをイメージしたパエリアできのこご飯を手羽先に詰めて炭火焼きした一品です。リンカトマトとイカ墨のソース、オリーブオイル、パルミジャーノで贅沢な一皿‼︎ 【アフリカンNOTE】 ・ちょうちん~ヒヨリ・デュカ〜 ・ハツ焼き~マフェソース・エチオピアフムス〜 ニュージーランドのピノと合わせるのは、エジプトのスパイスを塗して焼いた食道とフムス添えのキンカンを口内ミックスして食感とコクを、マフェソースと合わせるハツでエスニックな爽やかさを、ベビーリーフは「ブラックオリーブの土」をつけて大地の香りを楽しむ壮大な世界の一皿です。 【カリビアンNOTE】 ジャークメンチカツサンド~ヒヨリ・モレ~ カリブ海をイメージした庄内鴨のジャークメンチカツサンドにはカルフォルニアのジンファンデルです。モレソース、生胡椒の爽やかな刺激、ビネガーマスタードのやわらかい苦みと酸味が素晴らしいハーモニーでした。 【民族NOTE】 •酸辣湯拉麵 高山村のシャルドネと合わせるのはマレーシアのラクサにインスパイヤされたココナッツミルクを使ったエスニックなラーメンで、鶏白湯に黒酢を合わせたスープが濃厚‼︎ 【エッグNOTE】 ・白レバーとカタラーナの最中 ・エッグノート/トンカ豆プディング ハンガリーのデザートワインと共に楽しむのは、ドライイチジクを練り込んだ白レバーとカタラーナの最中、レバーなのに生臭さは一切なし、かかっているフルーティなマンゴーのコンフィチュールがデザートワインとマッチします。エッグノートは珈琲豆、トンカ豆のプディングで、ワインとのマリアージュは今までにない組み合わせに驚愕でした。 狩野シェフの世界観に引き込まれた3時間はまさに至福の時間、夢の中のようなひと時でした。

5

福井県

かに料理

Mihoko Kumagai

今年も越前蟹の季節の最後に三国港まで行ってまいりました。東京から車で6時間、いゃ〜遠かった‼︎でも今年はしっかり雪道なんぞもあり、わいわい騒ぎながらのロングドライブは楽しいですね(^ ^) ということで、総勢7名でやまに水産さんにお邪魔しました。いつもの看板オバちゃまに出迎えられ、色々と水槽を見せてもらった結果、今年は総額と料理法を決めてオバちゃまに蟹の選択はお任せすることにしました。蟹は本体だけでなく調理費もかかるので、一番効率の良い個体の選び方に期待です。加えて、良いつぶ貝が入っているとのことなので見繕って刺身にしていただき、蟹の甲羅に残った蟹味噌を使った雑炊の かに玉 650円は人数分お願いしました。 蟹の調理は1時間ほどかかるので、お約束の東尋坊散策に出かけ、戻ってくると2階の個室に案内されるのです。そういえば昨年は畳の部屋にテーブル席だったのが、今年はリフォームされて床が変わっていました。オバちゃまに聞いたら、最近座敷よりもテーブルの希望が多くなって2階の個室は洋室のように改装したとのこと、私たちもその方が楽な年代になって来ていたので嬉しい変化です。 すぐに大皿でつぶ貝の刺身、茹でた若がに(脱皮直後の柔らかい蟹)、黄色タグのついた越前蟹の刺身、焼き、茹での3通りが並びます。いや、これは壮観な眺めで、しかも食べ切れるのか?というくらいポーションが大きい‼︎オバちゃまのチョイスでしたが、大丈夫だろうか? つぶ貝はコリコリで新鮮そのもの、噛めばほのかな磯の香りがなんか懐かしい感じがします。蟹は焼き蟹から食べるのがお約束、熱いうちに食べないと身が剥がれなくなって大変食べづらくなるのです。とはいうものの、他の蟹もたっぷりあってなかなか減らないσ(^_^;) 今回若がにを初めて食べましたが、ずぼ蟹ともいってズボッと身が抜けてとても食べやすいのです。最後に蟹の甲羅のかに玉が運ばれ、熱々の雑炊をふうふう言いながら別腹でサラッと頂いてしまいました。 黄色タグがついた越前蟹をこれだけ食べて、刺身と雑炊もつけて飲み物も入れて1人あたり約3万円、決して安くはないですし、ここに来る交通費など諸々費用がかかりますが、年々獲れなくなる越前蟹を年1回味わう贅沢は自分への応援として考え、また来年来れるように頑張ろう、と自分に喝を入れるのでした。蟹よ、来年もよろしくね‼︎

6

東京都

焼肉

Mihoko Kumagai

個人的に焼肉のベンチマークとしている絶品のお肉と野菜を楽しむため、今年初めての大門さんに肉友達と集まりました。そういえば先日、肉食女子会やったばかりなのはナイショですσ(^_^;)今宵は6名でお邪魔しました。奥の個室のように使えるテーブル席が用意されていて、いつもながら女将さんの配慮には頭が下がります。 最近こちらへは車で行くので、この日もノンアルです。でも名物のレモンサワーをアルコール抜きで提供していただけるので、スタートはそれにしました。 まずは前菜代わりに 白菜キムチ 419円(全て税別)、イカ刺し 1000円@1皿 を味噌と塩で2皿をオーダー、青唐が薬味としてつくので別皿で出していただきました。キムチはしっかりと漬かっていて濃厚な風味が素晴らしい‼︎ イカ刺しはイカの鮮度がよく、身の甘さが味噌と塩で引き立ちます。春菊、パクチーがそれぞれにそえてあり、よく混ぜていただくと葉物の爽やかさが口の中で広がり、清涼感のある一品となってこれは必食です。 ここから焼き物に移り、最初はワインダレでいただく 黒毛和牛上ロース 1364円(以下一皿の価格)、タン食べ比べはタン先 1082円、黒毛和牛上タン 2091円、タンなか 1173円、タンもと 1173円 を個別に盛り合わせで提供、特選ハラミ 1800円 です。焼く前にワインダレに潜らせて焼き、食べる時にワインダレでも醤油ダレでも、むしろそのままいただいてもお肉が良いので十分楽しめます。上ロースはとろけるような口当たり、タンの食べ比べは歯応えに差があり、しかもサクッと噛み切れる柔らかさで上質なタンであることを実感‼︎そして特選ハラミの柔らかく肉の味の良いこと‼︎ 次は趣向を変えて豚バラ 728円 と ナス 182円 を味噌で、マルチョウ 455円、名物の 松きのこ 473円、ネギとロマネスコの野菜焼き盛り合わせ 719円 です。松きのこはホイル焼き、野菜焼きは塩胡椒でいただくのです。自家農園で採れた野菜は味が濃くて本当に美味しいのです。最後に カイノミ 1390円 で絹のような肉質と美しいサシ、肉の旨みを堪能しましてお肉を終えました。 〆は丸鶏で取った出汁が絶品の しばちゃんリゾット 855円 です。そのままでいただけは鶏の旨みが染み込んだお米が美味しい‼︎ そして薬味の梅肉とネギ、塩胡椒で味変して身体の芯から温まりました。 今や、平日ですが2回転とも満席となる人気店となったこちら、今宵も最高のお肉とホスピタリティのひと時を過ごせたことに感謝です。

7

東京都

焼き鳥

Mihoko Kumagai

銀座というより汐留に近いところに隠れ家的焼鳥割烹がある、というお誘いを受けて二つ返事で伺いました。場所は銀座7丁目、中央通りの晴海側にあるビルの1階です。地図アプリを頼りにいくと、ビルには着くのですがお店が見当たらない⁈ 実はこのビルは裏も道路に面していて、お店は裏側にありました。エントランスは白木の引き戸となっていて、ビルの1階とは思えない料亭か割烹のたたずまいで期待が高まります。 引き戸を開けて入ると、内扉でスタッフに出迎えていただき席にご案内、大変洗練された流れで席に着きます。個室もありますが、焼場が見える白木のカウンター席は気持ちが引き締まりますね。 この日は季節のコースで 花椿コース 15000円(全15品)を予約、サイトに掲載されているコース内容は以下となります。 ・御味酒 ・季節逸品料理3種 ・地鶏や銘柄鶏及び希少部位おまかせ串10種 ・食事 ・デザート 席にはあらかじめ盃がセットされていて、最初に食前酒という位置付けでお清めの御神酒が供されます。出てきた日本酒は天賦、最近目にすることが多くなった鹿児島のお酒です。ほんの少しですが口に含んで香りを楽しみ、この後はじまる料理に備えます。 コースメニューには敢えて料理順は載せず、何が出てくるかはお楽しみですね。スタートはふぐの玉地蒸し、フグ出汁の銀餡には10月から3月まで獲れる三重のあのりふぐと白子がトッピングされています。玉地蒸しからほのかなバターの風味が感じられたので伺ったところ、ベシャメルソースを少しだけ加えて滑らかさとコクを出しているとのこと、これは初めての味でした。 ここから串物も始まり、1本目はつくね、軟骨と大葉が入ったつくねはこんがりと焼かれて熱々でジューシー、七味をつければキリッと味が引き締まります。箸休めの大根おろしが出された後は塩でせせり、銀杏と続きます。セセリは塩味が絶妙で、高火力で焼いているので表面はカリッカリ、中はジューシーでカラシがよく合うのです。銀杏はホクホク、もう無限に食べられるのではないかと思うほど美味しい‼︎ ここで一品料理のブリの藁焼きが出ます。ブリは脂がのっていて、割醤油とイギリスのマルドンクリスタルソルトに柚子胡椒や酢橘を絞っていただくと、口の中で甘い脂がとろけ、野趣のある藁焼きが上品さを備えるとこうなるのか⁈と感心しました。 再び串物に戻り、さび焼き、レバー、胸小肉(むねこにく)、長茄子、うずらの卵と続きます。さび焼きはウェルダンな仕上がり、私的にはもう少しレア感を残した方が好みかしら?レバーは完璧なレアな仕上がりで、臭みがなくレバーの味がよく出るのはきっちりした下処理の賜物ですね。胸小肉は胸肉と肩の間の肉で一羽から2個しか取れない希少部位、プリプリした歯応えと味の濃さを楽しみます。長茄子は生姜醤油が塗られて香ばしい一品、ナスの中から熱々のエキスが出てくるので火傷注意です。うずらの卵はトロトロの半熟、卵自体の温度をやや下げてあるのでとても食べやすくなっていました。 三品目の逸品料理はカニクリームコロッケです。ベシャメルソースには松葉蟹がぎっしりと詰まり、蟹味噌と蟹出汁のソースをつけていただくのです。お箸で割と崩れるくらい蟹が詰まっていてこれは美味‼︎ 最後の串物はハラミと手羽先、ハラミは歯応えを楽しみ、手羽先は隠し包丁で食べやすく下処理されているので、手で持ってホロホロと崩しながらいただけました。こういう細かい気遣いは素晴らしいですね。 食事は親子丼、そぼろ丼、スープかけご飯からのチョイス、私は親子丼にしました。クリアな鶏スープが付いていて、流行りのトロトロではなくふんわりと固められたオーソドックスな親子丼がかえって新鮮‼︎このふんわり感を残すとじ方は難易度高そう⁈ デザートは卵の殻を器にしたプリン、バニラビーンズがふんだんに使われた固めのプリンは一口はそのまま卵の味を楽しみ、別添えのカラメルソースをかけて濃厚な味にビターなテイストが加わった大人のプリンでフィニッシュしました。 こちらの鶏は信玄鶏を使っているそう、故に最近ポピュラーな鶏なので大変リーズナブルな価格設定になっているのですね。また開業時にスケルトンで改装し、横回しの排煙設備など随所に工夫が見られるお店の造りには感心しました。排煙がしっかりした焼鳥店では換気扇の音が気になることもありますが、こちらはそんな無粋な音は皆無、白壁白木も美しく、時折炭を折る乾いた音が響く素晴らしい空間でした。 東京の真ん中で隠れ家的な名店に出会えました。

8

東京都

居酒屋

Mihoko Kumagai

2年前に予約したこちら、当時は2年後に予約を覚えているかどうかわからないと思いましたが、そんなことは全然なく、2024年に入ってから指折り数えている自分がいましたσ(^_^;) ほぼ1週間前にリマインドメールが来るはずでしたが今回は手違いでメールが来ず、念のため電話で確認してしまいました。そんなハプニングはありましたが、当日は天気も良くお出かけ日和となり、これから過ごす驚きの2時間が楽しみです。 今回もデフォルトで 飲み放題付き14000円 のコースです。だいぶんお値段が上がったようです。まずは生おろしサワーのみかんで乾杯‼︎ この濃厚な味は愛媛みかんかしら? すぐにシグネチャ料理のウニオンザ煮卵 イクラのせが並びました。いつもの如く安定の先付け、イクラのプチプチ感が心地よい口当たりです。イクラは次の皿にとっておくのはお約束ですね。次はフグの白子のお寿司、先ほどのイクラを載せて口の中に入れると、軽く蒸した白子がトロッととろけてイクラと合わさり、それはもう至福の瞬間です。二口で食べ終わりますが、味、食感、素材の組み合わせともどもかなりインパクトのある一品でした。お椀はボウズギンポの酒蒸しと筍のお椀、貝出汁が優しい上品な味わいです。 次は刺身、ブリと金目鯛を玉ねぎのおろし、粗塩、山葵で食べると魚の旨みが全面に出てきて海の幸を存分に楽しめます。揚げ物はフグと里芋の唐揚げでした。フグはアニス風味でピリ辛の中華風と少し変わったテイストで、何よりもフグの身が大きくてびっくり‼︎ お口直しはフルーツの白和え、スイートレモネードという柑橘系フルーツでレモンの仲間だけれど糖度が高い品種なので爽やかな白和で創作和食ならではのものでした。 お口直しでさっぱりしたあとは、今やこちらの名物となったごぼうどうふ、今回は鰻が練り込まれてパルミジャーノかかっています。トロトロのごぼうどうふは揚げてあり初めての食感、鰻を練り込んであるとのことだけれどあまり鰻の風味は感じさせたないくらい牛蒡の土の香りが強いのですね。パルミジャーノがクリーミーかつ全く異なる風味をプラスする良い仕事をしていました。本日のメインは豚バラとホタルイカとわかめのしじみ出汁しゃぶしゃぶ、優しい貝出汁ですが豚バラの脂でコクがあり、味のバランスがとても良いスープ仕立ての一皿でした。 一口おつまみは甘納豆チーズサンド、桜の葉がアクセントとなっています。 〆のご飯は2本立て、最初のご飯は筍と鶏そぼろの炊き込みご飯、次のカレーに備えて一口だけいただいてお持ち帰りです(^ ^) ふわっと香る筍とフキの香りが春満開、全体に柔らかい鶏出汁テイストの味付けに山椒の刺激がピリッときいてコントラストが秀逸な炊き込みご飯でした。2つ目はもちろん名物とだカレー、コックリと煮込まれたポークカレーで後からピリッとくるコクのあるカレー、最近は〆のご飯の定番なのかしら? デザートはその場で作る苺大福、食べきれずいつもお持ち帰りとなったこの日もやっぱりお持ち帰り…でも大満足なコースを堪能しました。 値段が上がったといっても内容をからすればやっぱりコスパ最強な和食です。大将の発想で毎回楽しめ、大将やスタッフのパフォーマンスもあって店内は知らない方とも和気あいあい、美しく美味しい料理とドリンクを囲むひとときを過ごせました。次回は3年後、果たして行けるのか、私?

9

岐阜県

炉端焼き

Mihoko Kumagai

今年もありがたいお誘いを受け、鮎真っ盛りの時期にこちらに伺うことができました。初めてのランチタイムの訪問です。コースの内容は夜と変わりませんが、なんとなく新鮮に感じますね(^ ^)そして今回は初めてのノンアルモードでの参加です。夜は別の予定があり、移動のことを考慮して車での参加でした。早めに着いたのでどこに停めるか分からず、お店に電話して聞いてしまいました。母屋の前に端からバックイン、この場所が埋まった後は奥の広場の石垣に沿って停めるようです。これで次回からは大丈夫です(^ ^) 部屋にはすでに囲炉裏に鮎が準備されていました。すぐにお通しがきます。伝統の蜂の子佃煮、季節の茗荷の酢漬けと行者ニンニクの醤油漬け、うーむ、これはワインが欲しくなりますなσ(^_^; すぐに数時間かけてじんわりと火を入れた鮎が串から外されて供されました。のっけからメインの鮎塩焼きです。今年は小ぶりの鮎だそうですが、私的にはとても立派な躯体です。頭からかぶりつき、手強い顎骨は外しましたが全ていただきました。いつもならヒレは外しますが、極暑の季節はヒレの飾り塩の塩分が身体に染み込みますね。次は冷製で鯉のあらいです。上品な酸味の酢味噌をつけていただくのですが、身そのものは淡白な中にも旨みを感じるもので、鮎のしっかりした香りと旨みとの対比が面白い‼︎ 口の中もさっぱりとさせる秀逸な料理の流れだと思いました。 再び温製に戻り、鮎の開きです。少し小型の鮎を開いて一夜干しにしたもので、皮が香ばしく身は味が凝縮していて、もうこれは何匹でも食べられそうσ(^_^;) 次は鮎と季節の野菜の天ぷら、薄ごろもの天ぷらの鮎はふっくらとした身の仕上がりで、塩焼き、開きとは全く異なる風味と食べ心地になります。抹茶塩もgood‼︎ 野菜はどれも味が濃いのですが、インカのめざめ(ジャガイモ)と茗荷が大変印象に残りました。 ここで鮎はひとまず区切りとなり、この後はジビエになります。この日はししバラ、鹿ロース、ししサーロインでした。ししバラは脂が甘くて柔らかでクセもなく、下処理の素晴らしさがわかります。粒マスタードの酸味と脂の甘みのハーモニーを楽しみました。鹿ロースは赤身の部分の味が濃く、山葵と共にいただくのです。ししサーロインには柚子胡椒、ピリッとする刺激と柚子の香り、香ばしく甘い脂身、とろける赤身が混然一体となり、素晴らしい肉料理のトリとなりました。 ご飯ものは2種類、鰻ご飯と鮎の山菜炊き込みご飯です。秘伝のタレでパリッと焼き上げられた鰻は外はカリッと、中はふっくら、タレがかかった一口ご飯と一緒に食べれば口の中で米の旨みが加わり、贅沢極まりない鰻丼を堪能しました。鮎と山菜の炊き込みご飯は焼き鮎の香りが移って高貴な炊き込みご飯となっています。添えられた香のものは実山椒とわさび漬、わさび漬けは茎わさびを長いまま使っていて、刻みよりも風味が閉じ込められているようでした。 水菓子はシンプルにメロン、完熟メロンと暖かいお茶で至福の時間の最後を楽しみました。 通された部屋は最近改築したとのことで、部屋の天井からの排気排熱機能を強化してエアコンも強力なものに変えたそう、そのために屋根を二重構造にしたそうですが、全く雰囲気を変えずにうまく収めてあり、言われなければ気づかない進化は流石です。外から見ていてなんとなく屋根伏がきれいになった?と感じたのはそういうことだったのですね。炭火焼き料理はシンプルであるだけに、素材、下処理、焼き、盛り付けや提供方法、薬味やタレ、全てに職人、料理人の技量が出てしまいます。完成された世界観、エンターテイメント性を出しながらも料理へのこだわりを随所に演出、変わらぬ中でハードウェアも料理も進化を遂げている、だからこそ世界中から人が訪れるのでしょう。この進化がどのようになっていくのかを楽しみにしつつ、次回の機会に巡り会えればこの上なし、ですね(^ ^)

10

東京都

居酒屋

Mihoko Kumagai

京王線グルメ会の第30回の定例会は、調布駅の目の前にあるビルの1階にあるスペインバルです。隣には系列の人気のピッツェリアがあり、そこで焼いたパンがこちらでも食べられるそう、とても楽しみ‼︎ 幹事にセットアップしていただいたのは一般のメニューにはない ランチコース 3300円、グループ向けのメニューは都度オリジナルで組み立てていただけるようです。ドリンクは飲み放題のようなものはないので、個別にオーダーすることになりました。 この日はノンアルモードでの参加なので、最初は グリーンズフリー 580円 で乾杯‼︎ ビールも豊富でハートランドやクラフトビール、スペインビールまで揃っていました。もちろんサングリアやワイン系も完備、良いドリンクのラインナップですね。最初はタパスが4品出てきました。ブリのカルパッチョ、紫キャベツのピクルス、マダコとセロリのセビーチェ、生ハムの盛り合わせです。驚いたのがブリです。身厚な切り身が惜しげもなく広げられ鮮度も抜群、下手な居酒屋の刺身よりも魚の鮮度の良さと切り方が鮮やかで、これは技ありな一品でした。紫キャベツのピクルスもマイルドなビネガーがgood、セビーチェはセロリの爽やかな香りとこれも新鮮なマダコで食感を楽しめます。生ハムの盛り合わせはハムとサラミの相盛り、これはワインが欲しくなります!! 季節のガーデンサラダは彩りも美しい春を感じさせる野菜がどっさり、野菜ベースのドレッシングも美味しいので無限に食べられそうです。 温菜はヤリイカと天然セリのフリット、天然セリのほろ苦さ、ヤリイカの甘さ、サクッとした衣、あまりのハイレベルなフリットだったので、失礼ながらこのコースの値段で大丈夫なのかしら、と一同動揺しているのが見て取れました(^ ^) 温菜の二品目は広島県産牡蠣のアヒージョ、人気の系列店で焼いた石窯パンが付きます。これまたオリーブオイル控えめの牡蠣の旨みを全面に出した変わったアヒージョでびっくり‼︎石窯パンをスープに浸すと牡蠣のエキスと小麦の香りで贅沢なテイストになります。これは目から鱗のアヒージョでした。3品目の温菜は岩手県産ムール貝白ワイン蒸し、これはもう王道でしょう。 最後に出るのはコースの主役となる地鶏と九条葱のパエリア、柚子胡椒を入れたアリオリソースが添えてあり、好みでパエリアに少し加えていただくと、コクと爽やかさを併せ持つアイオリソースが良い仕事をしてくれてスプーンが止まりません。ウェットタイプのパエリアは本場の仕上がりに近く、炊き上げているスープもチキンベースのしっかりした出汁がでていて下ごしらえから手間がかかっていることが容易に想像できました。鍋にこびりついたお焦げまでしっかりこそげとって最後まで楽しみました。 今回のコースはメニューにはありませんが、大人数で予約する際に提案されるようです。3300円でこの内容、ビールはややお高めですがサングリアやワインなどのドリンクを2、3杯飲んでも合わせて5000円程度、最強のコスパだと思いました。スタッフに料理の質問をしても即答で説明があり、下げ膳のタイミングも良く、味良し、サービス良し、コスパ良しと良いこと尽くしのお店としてお勧めです。