久しぶりに肩に力の入っていないナチュラルな居酒屋に出くわした。 一人でやってる初老の紳士然とした大将はこの業界のカウンターの向こう側の人特有の匂いがしなかったので聞いてみると、やはりこの業界に入って長くはないらしい。 料飲業界のベテランさん特有の捻った感じがしない、別の意味で執着を感じない、なんかわからんがサッパリしてる。 今は一人でボチボチ・ボツボツ…やってるんだとさ。 「予約なんかで10人位入ると大変でしょ…?」なんて野暮なこと聞くと、「まあ予約は先以って準備が出来るから案外なんとかなるものですよ…」「なんとなれば手伝ってくれる人も居りますよ…」ってなことだ、余計なお世話だった。 つまりこの店は、いきなり4・5人で押し掛けてワイワイ無粋に騒いで呑み散らかす店でなく、またアレコレ「美味しい・旨い」なんて自意識をひけらかし合う下世話な店でもない。 事実、吾輩が一人で飲んでるところへ常連らしき若リーマンがやって来て、「今から6人位になるけどいいですか?」なんて聞いてる。 「ええ、大丈夫ですよ、どうぞ…」なんて笑顔で答える大将だが、吾輩的には実に心配…Σ('A`)イランセワダガ。。。 しかして、三々五々集まって来た若リーマン君たち。 6人揃っても呑み方が、騒ぎ方がシュッとしてる、分をわきまえてる。 酒、料理のオーダーの仕方・タイミングなどもこの店に合った適度なリズムだ。 騒ぎ方にも清潔感があって、程々で楽しんでる。 あの様子で適宜ワイワイやってくれると、カウンターでちびちび遣ってる吾輩的には、その穏やかな喧騒感(?)がBGMになってて、なんだか映画の中で呑んでる(?)みたいな感触で心地よかったりする。 酒も肴も美味かったりする。 要は、店の空気感・感触が適度に大人びてて、『客層が良い』って事だかな…( ゚∀゚)・;'.、 Yukiちゃんにはエエ店を紹介してもらったもんだ…っと感心しつつ大将には「小倉からなんで、なかなか機会が無いかもしれませんが、それでも必ずまた来ますから、宜しく願います…」なんて挨拶して店を出て50mほど天神に向けて歩いてると、にゃんと! そのYukiちゃんから電話だ‼️Σ('A`) …つづく。。。 #1117 #清酒 #冷酒 #お通しからすでに美味しい #富士山麓 #Yukiちゃんが続きをUPするかな…?Σ('∀`)