{ 長野市の新規開拓のおそば屋さん・光り輝くおそばに惚れた} 遂にこちら“そば八”さんをご紹介する時がやってまいりました、そば八と書いて、そばやと読みます。以前から下見をしておいたのに、お店に辿り着くのに迷ってしましました。 休日の土曜日、今にも雨が降りそうでした。 繁華街の中央通りから西に行った静かな場所、、ビルの地下にある隠れ家のおそば屋さん、良く見ないと通り過ぎてしまいます。 緊張しながら、地下に行く階段を下り、扉を開けます、カウンター席を含め14席のみの正に独り占めしたくなるお店。 まるで日本酒バーに来たような素敵な空間、、私は13時を過ぎてからの入店、、ランチタイム最後のお客だったみたいです。 これがかえって良い効果、、正にグッドタイミングにつながるのでありました。 ランチタイムメニュー、、「昼そば」を堪能しました、税抜き840円になります。おそばを100円増しで大盛りにしました。 いわゆるコースになります、そばサラダ、野菜天ぷら三品、そして、おそばの順番、写真はメインのおそばから載せました。 普通のお店なら?そばがきか季節のお野菜、、しかしながら、そばサラダであります。 カリカリのそばが香ばしく、、お口の中で飛び跳ねる?やうです。新鮮なお野菜とカリカリそばの食感がたまりません、なかなかイケます。 お野菜の天ぷら、、順々に出てきます、最初にかぼちゃの天ぷら、、サクサクとして甘さがたまりません。 しばらくして春菊の天ぷら、、独特の味わいに惚れ直しました。圧巻は長野市綿内産の蓮根の天ぷらです、これにはたまげました、厚み、歯応えが今までの蓮根と明らかに違います、もっと味わいたくなりました。 順番通り丁寧にお客さんの席におそばが到着していきます、私はランチタイム最後のお客なので皆さんのツルツルの心地良い響きを聴きながら待ちます。これもまた楽しいです、イイ音ですね〜 かかってる音楽とツルツルの音のハーモニー 実にヨロシです。 女性スタッフの方の親切丁寧な接客とご説明も見事であります。優しいお声、なんて心地がいいのでせう。 そして順番が回って来まして、カウンター越しにご主人さんがおそばを即座に渡してくれました。 どうでしょう、こちらが”そば八“さんの自慢のおそばであります、おそばが光り輝いておりますょ。 長野市の繁華街から少し行ったビルの地下で、水と空気の一体感のあるお蕎麦を味わえるとは、、これは夢を見ているのではない、現実なんだって感じです、厨房の中で一体どうしたらこんなに光り輝くお蕎麦が完成するのでありましょうか。 良質の挽きたての粉を打って茹でる、、厨房の中では真剣勝負が行われているのでせう。 正に“打ちたて”と表現したいそれを頂きます、水切りの演出も素晴らしい、、これは私のこだわるところです。 私の儀式として、何も付けずにそのまま頂く、おそばにご挨拶をしなくちゃ、、打ちたてのおそばと会話をしているようです、コシがあると言う表現ではなく、一本一本が生きている、しっかりとしています。 暫くは言葉にならず、、そのまま頂いてる自分がおりました。 そして、やや濃い目のつゆに優しく浸す、、 この瞬間が実にイイです、活き活きとしたお蕎麦が更に磨かれます。 かえし良し!出汁が効きまくりますね〜 細くて長くて繊細なおそばに惚れたのであります。ほんと、美味いおそばでありました。 この4年間、その年を代表する新規開拓・初訪問のおそば屋さんを選んでおります。 飯綱高原の“ふじおか”から始まり、季節営業の竜王高原の“山の実”、長野駅近くの“蕎麦旬菜 こすげ” そして、今年間違いなく4番目の衝撃に入るのが”そば八”でありましょう。 これだから信州のおそば屋さんの新規開拓は楽しいのであります。道に迷いながらも辿り着いてみせる、納得のいくおそばに巡り会える事を期待しながら。 先ほどの嬉しいタイミングとは、、私は ランチタイム最後の客でしたので、、ご主人さんとお話しをする事ができました。 「美味しいお料理をありがとうございました、ご馳走さまでした」とご挨拶します。 そして夜の部も楽しいとの事です、「コースなんですが、ごちゃごちゃしちゃって」と謙遜されていました。 こちらは日本酒も豊富です、大人気の長野市川中島の日本酒、、“幻舞”も用意されます。 まだまだお若いご主人さん、本当に優しい気持ちをお持ちです。2010年にお店を構え、これから益々進化されていくのでありましょう。 次回は夜の部に行きたくなりました、美味い日本酒を飲みながらおそばの到着を待つ。たとえ、おそばが切れたとしても、ご主人さんの素晴らしい”追い打ち“を期待しながら。 #とっておきのお店キャンペーン #隠れ家BARのようなお蕎麦屋