赤坂のANAインターコンチネンタル東京にある、ミシュラン獲得店。 36階でエレベーターを降りるときから、もう期待でワクワク。 東京タワーが正面に見えました。 モダンフレンチと、うたうこちらの一皿目は、木の年輪と石で大自然を凝縮したような中に一口でつまめる秋を感じさせる楽しいアミューズ。 ホカホカで出てきたパンは深めの器に盛られ、水蒸気でベタベタにならないようにとの心遣いにおどろきます。 切り株の上に乗って登場したのは、 ブリニ。リコッタと、いくらとオイスターリーフ。一口サイズでほのかに甘いブリニと、いくらの塩味が混ざります。 グラスの中にはとろけるマッシュルームロワイヤルジュレ。その上には色の鮮やかな雲丹。 刻み海苔が添えられ、コールラビも乗っかって 甘い甘い雲丹が海を口いっぱいに感じる冷製前菜。 次はフォアグラのポアレ。 ポルト酒の濃厚なソースにはアサリと生姜が効いていて、食べ飽きないアクセントとなっていました。 魚料理は、真はたのグリル。 アンチョビバターが、ちょうどよく脂ののった白身に合いますね。 さっと火の入ったトマトもフレッシュに感じられて添えられている白菜も口の中をリフレッシュさせてくれます。 メインはシャラン鴨。 提供されるときにはガラスの蓋が被せられ、モクモク白い煙が… ふわっと蓋が開けられると、瞬間にスモークされていた香りが広がって期待が増します。 チョコレートのソースでビックリなのですが、さすが見事に甘みとカカオの香りと、スモークの香りとがグリルされた鴨によくあっていました。 ピエールガニエール特製デザートは夢のよう(笑) 7種も目の前に並びました。 誕生日のお祝いケーキは濃厚な濃厚なショコラ。 ゆずのムースが爽やかに香り口の中でショコラムースと溶けていきました。 サービスもとても細やかで、付かず離れずの距離感がさすがです。 素敵な誕生日を過ごすことができました。 (投稿が遅れ、来店は9月です。 #お洒落にきめたい日ディナー #遊び心あり #恋に効くディナー #ミシュラン