表参道、根津美術館近くのイタリアン。 知らないと見落としてしまいそうな木の入り口を入ると、奥のオープンキッチンが目に飛び込んで来て、ゆったり配置されたテーブルが広い店内に5つ。 9月のこの日は気候も過ごしやすく、外の空気とテラスからの風と繋がりながら食事することができました。 プレ前菜2種は一口サイズ。 トマトの香りと酸味が口にふわっと広がるジュレにクリーミーなハムのムース、ココットに入った一口スフレは熱々で… そして、前菜はハーブの香りをまとった毛蟹が贅沢に入った一品。 魚料理のアナゴはパリッと軽やかに仕上げられていてライムのさわやかさが絶妙です。 パスタが2種。 赤ワインとトマトソースが絡まった細くてもモチっとしたパスタはキャビアが贅沢に塩気をプラスしてくれて、スープ仕立てのパスタは九条ネギと松茸♡ お口直しのグラニテのあとは、メインのジュワッと肉汁が広がるポークをいただきました。 ドモーリ社のショコラを使ったガトーショコラはパルメザンの塩気がなんとも甘さを引き立てていて、マスカルポーネのジェラートが添えられています。 最後はコーヒーと、いろいろなプチガトー。 調理される鍋を扱う音や、漂う香りを感じながらのゆっくりした3時間におよぶ食事を楽しませていただきました。