フレンチ界の重鎮古賀シェフが創る至高のカレー。 閑静な住宅街にあるフレンチの名店。グランメゾンシェフ古賀氏のフレンチテクニックが生む至高のカレーで少し早いクリスマスを。 2名で行ってきました。 2024年12月7日 土曜日 17:58 *旬を味わうスペシャリティコース Amuse bouche エスカルゴ、トマト、マッシュルームの香草バター焼き エスカルゴとマッシュルームの食感のバランスが完璧。香草ソースと上品なバター風味が調和し、濃厚なのに驚くほど軽やかで上品。 Entrée Tiéde 戻り鰹の炙り焼き スパイス風味トマトガーリックソース 鰹を120%引き立てるソースが絶品。付け合わせの黄色いほおずきの優しい苦味と甘味にもびっくり。和の食材ですが100%フレンチ。圧巻。 Entrée Chaude 温かいフォアグラのフラン シャントレル 菊芋のピューレ ポートワインソース 口に含んだ瞬間、蕩けるように広がるポートワインソースに悶絶。濃厚なフォアグラはワインの上品な酸味を纏って軽やかな口当たり。古賀流茶碗蒸し。 Entrée Chaude 鱈の白子、牡蠣のムニエル パースニップのピューレ 焦がしバターソース 白子と牡蠣が主役の一皿。最初の口当たりはパンチがあって、牡蠣と白子の旨味が余韻として残る。これ程濃厚な味わいなのに、全くしつこくない奇跡の一皿。バケットとの相性も抜群。 Poisson モンサンミッシェル産ムール貝 白海老 鮑 浅利のリゾット ブイヤベースソース 時間をかけて丁寧に仕上げているのが良くわかる、海の香り広がるリゾット。鮑、浅利、ムール貝の奥深い味わいに白海老の香ばしさがアクセント。お口の中はマルセイユ。 Viande 蝦夷鹿シンタマのロースト 青粒胡椒風味 グランブヌールソース グランヴヌールソースのキラキラとした輝きにため息が出ます。スグリジャムなどを合わせたソースが、濃厚な旨味と完璧にマッチング。見るからに上質でジューシーな蝦夷鹿肉は、スッとナイフが吸い込まれる柔らかさでありながら、しっかりした歯応えもある。 青粒胡椒の上品な香りと柔らかな辛味のアクセントが、肉とソースの美味しさの輪郭を明確にし、最後の一口まで深みのある美味しさを堪能できる至高のジビエ。 Petit curry ソースキュリー(要予約) フレンチの凄みを感じる究極のカレー。和牛すね肉とたっぷりの香味野菜をじっくりと煮て抽出したベースとなるブイヨンは、油脂分を極限まで取り除いてます。非常にクリアな味わいで軽やか。さらりとした食感と素材から抽出した旨みが幾重にも重なり、極上の美味しさが体を満たしてくれます。フレンチの基本であるソースやフォンを大切にし、徹底的に追求してカレーソースの可能性を最大限に引き出している古賀シェフの実力と拘りが詰まった逸品。 Dessert ひめかみ林檎のタルトタタン クレームシャンティ シナモン風味 林檎の程よい酸味のある美味しさとシナモンの風味が化学反応を起こして大爆発する極上デセール。兎に角林檎の美味しさにほっぺが落ちまくります。ホイップは林檎とタルトタタンをまとめてくれる名脇役に徹しており、とても濃厚で甘いのに後味がすごく爽やかですっきり。 Café プティフール & コーヒー 又は 紅茶 マカロン、ガトーショコラとコーヒー。コーヒーをゆっくりと口に含みながら、余韻に浸りました。 美味しく完食いたしました。 『ラ・ファソン古賀』は、2013年3月にオープンしたフレンチレストラン。オーナーシェフは「古賀 義英」氏。2001年春、東京・代々木上原に自身がオーナーシェフをつとめる『コム・シェ・ヴ』をオープン。その後、2013年3月に同じ代々木上原に移転されて、店名を『ラ・ファソン古賀』と改名されました。店名はフランス語で「古賀流」の意味を持ちます。古賀シェフは、『シェ・イノ』、『トロワグロ』と、日仏を代表するグランメゾンで修業された方。それ故、ソースに並々ならぬ思い入れがあり、「ソースは人生」とも語られています。古賀シェフの詳しい経歴は、お店のホームページにも記されているので、ご興味があれば読んでみてください。 さて、「ラ・ファソン古賀」と言ったらやはりソースキュリー。このカレーは、フレンチテクニックの集大成。ソースを徹底的に追求され、究極的なカレーが完成したと言えます。たった一皿で、グランメゾンシェフの凄みを感じました。感動の連続でした。 とってもおすすめ。 #フレンチの巨匠 #一度は行きたい店 #特別な日のデートに #フレンチ #有名シェフの店 #グランメゾン #Retty人気店 #百名店 #Awardbronze #代々木