[南米キューバの世界遺産コーヒー農園の原始的カフェvol.5]世界遺産になっているキューバ南東部コーヒー農園発祥の地に行き、今まで行ったカフェの中で最も衝撃的なコーヒー体験をしてきました。 キューバの首都ハバナから国内線を乗り継ぎ第二の都市サンティアゴ・デ・クーバへ。そこからタクシーで約2時間かけ山の頂上へ。そこからさらに数キロ歩いたところ、世界遺産エリア内に地元住人が経営するカフェを見つけたので入ってみたのですが、その原始っぷりが凄い。藁葺き屋根で壁なしの外観を入ると、木製テーブルのコーヒーカウンターだけが土の上に置かれてあり、斜めに傾いてるし他には何もないんです、、、。これぞ究極のミニマリスト。 エスプレッソは鉄鍋らしきポットでお湯を沸かし、ネルらしきドリッパーに入れてぐりぐり押し込みながら落としていきます。エスプレッソマシンがないので手動で出来るだけ濃く落とそうと頑張っていました。そんなドリップのやり方をしつつも、コーヒー入れる前にはお湯で器をしっかり温めててくれるんです。足りない道具はちらほらあるものの、いろいろ拘りをもって一生懸命淹れてくれているのです。 1杯しか頼んでないのに、やたらたくさんの量をおとすんだなぁって思っていたら、どうやらたくさん作りすぎてしまったようで、お替わりしろとじゃんじゃんカップに継ぎ足してくれました(笑)価格はたしか1CUC(約100円)。 経営しているのは、ここから5km先に農園を持っているコーヒーファーマーでした。自分たちで苗を植えて焙煎までしているキューバ人ファーマーに淹れてもらったコーヒーをいただけるのは貴重な体験。スペイン語全くわからないのになぜか通じてしまうのって、旅の魔法ですね。近くを野生のロバも歩いていました。 #南米キューバー #南米キューバ #コーヒー