私が出会って良かったと思っているお店。 銀座のカフェドランブルや吉祥寺のモカなどの 名だたる喫茶店主たちと珈琲の研究を重ねられ 研究成果を自店だけでなく 業界研究雑誌に寄稿する店主の中村操さん。 美味しい珈琲を淹れるのに実地や観察だけでなく 数式や化学式を用いて考える喫茶店主は珍しい。 珈琲の良さは【舌離れ】と表現されるが ここの珈琲こそ、珈琲の良い部分を体現できるお店だと思います。 「最近ではカフェやコンビニコーヒーが増えましたがどうなんですか?」と伺うと 『珈琲が一般の人の身近な存在になるように裾野を広げてくれてありがたいと思ってる』 と答えられた。 そして 『いろんなところの珈琲を飲み比べて欲しい。その上でうちの珈琲を選んでもらえるよう頑張っているし、それが喫茶店冥利だよね^_^』 とおっしゃられた。 『生豆は香りがしない。それに火入れし、 湯を通してカップに落とし込む。 だからこそ生豆が珈琲豆に変わる焙煎が 一番とても大事なのだ』 とおっしゃる。 このお店の水蒸気焙煎は 豆の状態を細かく研究した結果 常識的に考えられないほど 高温で短時間に火入れする。 だから珈琲を口に含んだ瞬間に 香りが口内に広がりつつ余計な雑味ない珈琲となり 胃腸への負担なく飲むことができる。 また中村さんは 『ここの富士山麓の水のおかけで美味しい珈琲ができる』とおっしゃられた。 『日本では珈琲を珍しくブラックで飲む。 それは天然の水がありがたいことに美味しいから飲める。 他国なら水自体に独特の風味があるので、牛乳や練乳を足し算せざるを得ない。日本の気候風土と自然に感謝だね^_^』 と教えてくださった。 なかなか行ける場所ではないが カフェドランブルや吉祥寺モカなどの店主が 鬼籍に入られていることふまえ 煎りたての珈琲を淹れて飲むチャンスを考えると もっと頻繁に通いたいと思っているお店。 焙煎した豆も100g500円前後と リーズナブルに購入できるのもありがたい。 自宅で他の珈琲豆と飲み比べて 自分に合う味を吟味していただいても良いかと思います。 #珈琲 #喫茶店 #福茶ならぬ福珈琲を自宅で #初食投稿キャンペーン