“ついにシリーズ最終回 89店舗完全制覇!” 【神田カレーグランプリシリーズ vol.89】 〜約3か月のスタンプラリー巨編完結〜 『神田カレー街食べ歩きスタンプラリー2018』も、 今月末で終了。残すところ、あと3日。 本日の訪問が89店舗目となる。これがラスト。 神保町駅6番出口から、徒歩1分。路地裏の通り。 本とカレーの香りが入り混じるビルの2階。 ここに行列必須の超人気店がある。 時間は14:20 普通ならランチタイムは終わってる時間。 しかし、平日水曜日に階段下まで行列が…マジか。 ちゃんと一階部分にも行列客へのマナー掲示がある。 平日のこの時間でもこの案内が必要だとは…。 さすが人気店。 列の最後尾に並ぶ。一階のエレベーター前。 店舗は二階。どれくらいかかるのだろうか?? ラストに相応しい展開。 少しずつ列は進む。10分ほど待ったあたりで、 二階へ続く階段下に辿り着く。 階段のステップにも案内が貼られている。 ビルに入る他の店からクレームが来るんだろうなぁ。 そして、壁には浦安の某有名テーマパークばりの 行列所要時間の目安表示。 ここから、さらに15分か… ようやく店舗のフロアへ。入り口に続く通路には 椅子が並べてあり、そこで順番に待機となる。 女性店員さんが、メニューを持ってくる。 オススメはビーフですと、一声添えて渡す。 少し時間を置いてから、メニューを回収しながら、 先にオーダーを取るという、非常に効率的な行動だ。 私のスタンプラリー最後のオーダーは、これ。 「ビーフカレー@1480円」 「大盛り@150円」 「チーズ乗せ@150円」 王道の選択で楽しむことにした。 待つこと30分強。ようやく呼ばれて着座。 奥の方にある、壁に向かって食べる カウンタースタイルの席。ここは落ち着く。 オーダーはしてあるし、あとは待つだけだ。 おしぼりで手を拭き、水を半分くらい飲み干す。 これから来る皿が、最後の一皿になる。 感慨深いものがあるなー。そして、程なく料理が到着。 前菜的に先に来るじゃがいもも同時に運ばれてきた。 テーブルの上が、一気に賑やかだ。 ん?このチーズ、北海道産?と思うくらい、 北海道のような形で浮かんでいる。奇跡(笑) まずは、じゃがいもから。恒例の食べ方。 1つはじゃがバターとしていただく。 もう1つは、皮を剥き小さく崩してライスの上へ。 カレーライスの具として機能してもらう。 すごく皮が剥けやすじゃがいもだ。気持ちいい。 続いて、カレーをチーズを溶かすようにかき混ぜる。 大きな牛肉ブロックとチーズが絡む。 沢山の野菜やフルーツが擦られている濃厚なルーが、 さらに深さを増す。 先にルーだけ一口いただく。 ファーストタッチはインドカレーのような スパイシーさを感じ、そしてピリッと辛い。 欧風カレーとは思えない先制パンチ。 食欲に火がついた。 福神漬け、らっきょう、シソの実をライスに乗せ、 その上からカレーを一気に流し込む。 「イヤッホー!」心の中で叫ぶ。 改めましていただきます。 スプーンで、カレーとライスを大きくすくって 口の中へ運ぶ。 今度は、フルーティな甘さと濃厚な味わいを ちゃんと感じる。最強の欧風カレーのお出ましだ。 牛肉も脂が乗っていて美味しい。 角煮のような柔らかさとジューシーさ。 元々ライスに乗っている梅干しと漬け物も含め、 すべてが役割をきっちり果たし、 口の中ではモンスターフェスが開催されている。 少しずつカレーが減っていく。 これが無くなると、このチャレンジも終わり。 なんか寂しいなぁ。でもカレーはどんどん減る。 そして、最後の一口。 牛肉とじゃがいもとライス。ちょいと福神漬け。 美味いなー、これ。本当に美味い。美味かった。 コップ半分の水を飲み干す。 ついに、完全制覇、全89店訪問&完食達成…。 ちょっと涙が出そうだ。 10月半ばくらいに、このペースでは間に合わないと、 焦ったこともあった。 無理して1日で複数の店舗を回ることもしばしば。 雨の日も多かったし。キツいと思うことも… でもすべての店が美味しい一皿を提供してくれるから、 毎日が新しい味との出会いにワクワクして、 すごく楽しい3ヶ月だった。 ありそうでない、この規模の食のスタンプラリー。 企画運営されてる方々の大変さも分かるので、 本当に頭が下がります。 このような事例が他の地域でも立ち上がり、 地域と食の繋がり、文化の継承などを感じながら、 楽しんで街歩きと食べ歩きをして、 お金を落としていってほしいものです。 明日、スタンプシートを郵送します。 神田地区の店舗の皆様、ご馳走様でした。 また、お替り訪問させていただきます! #神田カレーグランプリ #食べ歩き #スタンプラリー #欧風カレー