Rettyをしていますと自分の人生の中に入ってくる予定のなかったお店が時おり顔を出します。こちらのお店もそのひとつ。 港町である酒田市のほうから海を背にして車で普段は絶対通らない山の方面へグングン進み、「あれっ、道間違えたかな?」という感じの山道をさらにドンドン進むと田んぼの真ん中にこちらのお店が鎮座しております(・・;) まず茅葺き屋根の門で構えてる時点でかなりテンション上がります*\(^o^)/* 門をくぐると古い民家を改造して造られたお店となぜかクラシックカーが入った小屋がお出迎え。 もの凄く空間を贅沢に使ったフロアに土間から上がり、中心に囲炉裏のついたテーブルのある縁側の座敷に着座。 途中、氷水に入った1本もののキュウリ(サービス)を手に取り味噌つけてポリポリやりながらメニューを拝見。 遅い時間ということもあって今日はこの空間は全部私のものであります(^ν^) 後に知ったのですがこちらのご主人さんは、もとは美大出身で芸術家を目指されてたらしいのですがど~りで店の内装が素晴らしいわけですよ~(^^♪ 古いだけの店なら何軒か私もレビューしてきたのですが(それはそれで感動しますが)古いうえに引き込まれそうな感覚をおぼえたのは山形の蕎麦屋さんでは初めての経験です(^.^) 能書きがちと長くなりましたがあとは写真をご覧下さい。残念ながらこの店素晴らしさをウマく表現できる言語能力を持ち合わせてはおりませんので...m(._.)m 頂いたのは 【手打ちそば 並】 やや黒っぽい挽きぐるみの蕎麦はツヤツヤで喉ごしが良く、それでいてやや太めで食べ応えがあります。ツユも濃過ぎず薄過ぎずでいい感じの塩梅でした。 名前を聞いてピンとくる方もおられると思いますがご主人は銀座で修行されたそうです。 【鮎の塩焼き】 今回は私一人だったので厨房で焼いて出てきたのですが、通常は土間で焼いていたり目の前で囲炉裏に刺して焼いたりしてるみたいです。 他にも焼き鳥や山形牛、魚介類も「いろり焼き」で食べれます(^ー^)ノ もちろん次回、地酒の楯野川を片手に「いろり焼き」を狙ってますが、運転手が一人いないとなかなか実現出来ないのが悩みのタネです(笑)