初めて一人で訪問してみた。 丁寧に作られた多彩なオードブルをチビチビやりながらゆっくりとワインを楽しみ、最後に珠玉の肉料理を頂く。 本を読みながら、音楽を聴きながら、とても贅沢なひと時でした。 ■蕪の冷静スープ 芳醇でありながらサラリとしたスープ。炒った海老の殻で出汁をとったソースと混ぜるととても芳醇で香り高い。大きなサイコロ状の蕪はしっかり出汁が染みている。そしてボイルした海老も一つ。スプーンを入れるのが楽しくなる。 ■オードブル ・大タコのカルパッチョ ・豚のリエット ・椎茸とハーブ鶏のグリル ・きのこのマリネに乗った蒸し鶏 ・生ハムを乗せたラフランス ■蝦夷鹿のしんたまのグリル【絶品】 それは珍しい。柔らかく、そして、きめの細かい赤身の肉は上品な舌触り。初めは塩で、次に特製のソースをつけて。丁寧に仕立てられたこのソースは艶やかなワインの香りを残したもので、肉の味を更に引き出していた。これは立派なフレンチの一皿だ。