期待を込めて夜に再訪。 素材、料理とも最高でした。 このお店の規模だから、こんなに丁寧な仕掛けが出来るのだろうか? 5000円のコース ◾️前菜 ・タコとトマトと夏野菜のガスパチョ ・ゴルゴンゾーラ ・豚肉のリエット ・ご飯に乗せた炙り帆立貝柱 ・スモークサーモンのサラダ 一番印象深かったのが、ガスパチョだ。爽やかなトマトの酸味、細かく刻んだ夏野菜の食感が冷え冷えで気持ち良い。塩が効いたタコが絶妙なアクセントに。 ◾️パスタ ・新鮮バジルのジェノベーゼ 新鮮なバジルが如何に香り高いか実感できる。インゲンがパスタと同じ形をしていて口に入れたときにどちらか判明。楽しいな。ポテトは特徴あるソースの中でもしっかりとした味わいを出してくれる。クルミのトッピングが全体を豪華に見せているようで、歯応えの気分転換にもなる。 ◾️メイン ・無菌豚「白王」のグリル山椒ソース この鮮やかなピンクを見よ! とばかりに迫ってくる色彩には驚かされる。筋がなくとても柔らかい。 付け合わせの野菜達も網焼きされ、丁度良い焼き具合。それぞれの歯応えを楽しめる。 ◾️ドルチェ この、チョコムースは今まで食べたことがない美味さだ。カカオ控えめ、甘さ控えめで柔らかくもしっかりとしたコクがある。上質な洋風羊羹? これは、違いの分かる大人たちを唸らせること間違いなしだ。 前述したが、とにかく丁寧な料理。 そして、思いやり溢れるサービスには感服。 なんと野菜は自家製だと!ここで出すために安全で美味い野菜を作るところから始めているのだ。 ボリュームが多いのも思いやりなのだが、満腹を超えると自らの貪欲さを責める心が芽生えてきて苦しくなる。結果、もったいないことに有り難さが目減りしてしまうのだ。 次回はひとつ大人になって、ボリューム控えめにしてもらおうかな。