【オススメニュー:冷かけ】Retty話題の新店/ミシュランガイド大阪2024ビブグルマン掲載/食べログ3.59 香川と大阪での修行経験が開花! 最後の一滴まで飲み干せる黄金だしの冷かけは麺も食感も超!絶品!! 《船場センタービルから西天満に移転後もますます大人気》 2018年に船場センタービル内に開店後、たちまち人気行列店として大阪のうどん好きを唸らされた『うどん処 重己』が、大阪高等裁判所近くで法曹界の事務所や画廊などが軒を連ねる西天満に移転したのが2024年2月22日。 大阪中津の『たけうちうどん店』などで修業した後、本場香川の名店『一福』でも経験を重ねた小川友作店主は、香川と大阪での修行経験から、讃岐で覚えただしが大阪の水では思うように出なかったため、イリコを用いずに昆布、うるめ節、さば節を使うことで、結果的に関西人向けの味になったんだそうです。 移転後、何回か訪れたものの定休日や内装工事で臨時休業というバッドタイミングを経て、やっと初訪問できたのが雨の日の午後2時半。先客の4人組のお客さんが入店したあとにカウンター奥の席に通され着席。ラストオーダーのタイミングとあって、お昼のセットの冷かけを注文。 店内はカウンター席と2人掛けテーブル卓と12人ほどのキャパ。シンプルで和風モダンな空間は清潔感が溢れていて、常に満席状態です。営業時間が10:00〜15:00で、水・日・祝日が定休日、地の利も必ずしも至便ではないことから、船場センタービルからの人気を継承し西天満でも行列必至店なのも言うまでもありません。 お店のスタッフは、小川友作店主を筆頭に老若合わせて5人で切り盛りされていますが、ひっきりなしにお客さんが訪れるものの、声かけも明るく接客姿勢も丁寧そのもの。それぞれの持ち場が機能的に動きお待たせ感のない時間で提供されています。 《オススメニュー》 ・お昼のセット:1,200円 なんと言ってもこの一杯が美味い!!と唸らせてくれる「かけうどん」は冷と温があって、麺と黄金色のつゆのみという、具材なしの超シンプルなもの。今回は「冷かけ」をしみじみ味わいます。 そのつゆは、関西風の白だしが味の決め手。昆布、うるめ節、さば節を使い、しっかりと旨みを引き出しながら、大阪では一味違う魚介風味の出汁が特徴的。最後の一滴まで飲み干したい、黄金だしになっています。 讃岐流の麺は、しなやかなコシと伸びを求め生地を寝かせ、艶やかで少し透明感ある麺肌が特徴。麺はもっちりしながらも口の中で跳ね上がる感じ。そのあとチュルリとした食感ののど越しに舌鼓。以前食べた時より格段にレベルが上がっているのがしっかり伝わります。 薬味は、ネギとショウガを別皿で添えられ、途中から少し足すだけで十分。シンプルがゆえに、麺とつゆに相当な自信がなければこのスタイルでは提供できないと言わしめるほどクオリティーの高い一杯に仕上がっています。 セットの「鯛ちくわ天」は揚げたてで、鯛の旨味が凝縮されたすり身が美味。そのままでも、つゆに浸しても美味しくいただけます。 また、ごはんは「卵かけ」か「じゃこ」で選べて「じゃこごはん」に。甘塩っぽく山椒の実がピリッと効いていて、これがめんつゆにぴったり!!おかわりしたくなるほどごはんも進みました。珍しい青のり入りの天かすも置いてあるので「温かけ」にはきっと潮の香りが増幅される一杯になること間違い無しです。 大阪と讃岐うどんの双方の良さを併せ持った『うどん処 重己』は、現時点でおそらく大阪でもトップ3に入るほどの名店になることでしょう。それほどクオリティーの高いうどんの名店だと私も太鼓判を押します。 #オススメニュー:冷かけ #Retty話題の新店 #ミシュランガイド大阪2024ビブグルマン掲載 #香川と大阪での修行経験が開花 #最後の一滴まで飲み干せる黄金だしの冷かけ #関西人向けの味 #シンプルで和風モダンな空間は清潔感 #西天満でも行列必至店 #なんと言ってもこの一杯が美味い #絶品かけうどん #艶やかで少し透明感ある麺肌が特徴 #チュルリとした食感ののど越し #クオリティーの高い一杯 #鯛ちくわ天 #じゃこごはん #珍しい青のり入りの天かす #大阪でもトップ3に入るほどの名店 #クオリティーの高いうどん店 #大阪の推しうどん店 #西天満の行列ができるうどん店