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大阪府

うどん

野添 裕幸

【問答無用!の大阪で人気のうどん店巡り(131)】数々の吉本芸人が思い出の味として取り上げる名物店『信濃そば』の味を継承したザ・大阪うどん! 《約4年の年月をかけ先代の味を継承》 創業から50年以上も愛されていた『信濃そば』があったのは、笑いの殿堂『なんばグランド花月』のすぐ近所で、2017年に惜しまれながら閉店。 舞台に立つベテラン芸人から若手まで、数々の吉本芸人が思い出の味として取り上げる名物店で、とくにダウンタウンの2人が最も愛したお店としても知られていました。 そんな名店の味を継承したのが『信濃そば』社長の姪っ子である山根正也店主。約4年の歳月を費やして『信濃そば』の味を追及し、2022年9月3日に千日前通りの北側「相生橋筋商店街」に『大阪うどん いなの路』を開店。 早速、ダウンタウンの浜ちゃんが出演するMBSの『ごぶごぶ』でも紹介され、かつて味わった思い出の『信濃そば』を継承した一杯を絶賛。メディアやSNSでも話題になり、すでに行列ができる人気店の仲間入りを果たしています。 メニューは、先代の『信濃そば』でも大人気だった、肉うどん・そばのほか、肉吸い、大阪うどんとそばの各メニュー、絶妙な塩加減でファンも多いおにぎり、丼物、肉すいやだし巻きなどの一品メニューにお酒なども提供されています。 外観は古木を使用したレトロな雰囲気。店内は、1階に厨房とカウンターが5席、2階がテーブル席になっています。 《待望の復活の味に若い世代も舌鼓》 ・肉吸い(豆腐・肉・玉子):850円 ・天ぷらうどん:1,100円 ・肉追加:300円 ・おにぎり:130円 さぬきうどんの味が世間で知られているように、大阪うどんの味ももっと広めていきたいという山根店主が先代の味を継承するための修行に費やした約4年間はかなりダメ出しの連続だったらしく、待望の復活の味にたどり着いてのオープン時は、なんばグランド花月に出演されている大御所はもちろん吉本の芸人さんたちもたくさん来店されていたようです。 私も、10月と12月と2回に分けて入店し、その伝説の味を思い存分堪能させていただきました。 とくに「肉吸い」は、器いっぱいに牛肉のバラの赤身と脂身、豆腐がたっぷり出汁に投入され、底に沈んでいる玉子を箸で割って、牛肉と絡めつつ甘い鰹出汁といただく一杯はまさに至極の味わい。さらに七味を加えることでピリッとした味変も楽しめます。これは絶対!オススメニューです。 天ぷらうどんは、海老天2尾、海苔、かまぼこに肉を追加した豪華なザ・大阪うどん。美しく澄んだ出汁は、鰹の香りと昆布のうま味がしっかりと感じられるほどよい甘さ。すべての味がまろやかにまとまっていてすっきりした味わいです。 麺は柔らかくコシの無いプリッとした、昔ながらの大阪うどん。出汁との絡みも良くスルスルッとのど越し良くいただけます。肉吸いと同様、牛肉のバラ肉からでる出汁もよくしゅんでいて、揚げたての海老天も出汁に浸しながら美味しくいただきました。 名物のおにぎりは、ずっしりとしつつ、ふわっとくずれる食感。塩がいい感じに利いています。この店では、にぎってから塩をふりかけるというスタイルで、それができるのは山根店主と、抜き打ちで実施される「おにぎり検定」をパスしたスタッフだけというほど塩加減にこだわりがあるそうです。 《追記》 スタッフは常時3人ほどで、元気な掛け声と丁寧な接客も継承され、店内は和やかな雰囲気です。 ランチタイムは。お店横で行列ができますが、14時頃は比較的すんなり入店できます。 待望の復活の味に若い世代も舌鼓しながら美味しいザ・大阪うどんを堪能していました。 #問答無用!の大阪で人気のうどん店巡り #話題の新店 #信濃そばの継承店 #ザ・大阪うどん #約4年の年月をかけ先代の味を継承 #ダウンタウンの2人が最も愛したお店 #MBSの『ごぶごぶ』 #行列ができる人気店の仲間入り #肉吸い #肉うどん・そば #待望の復活の味に若い世代も舌鼓 #名物のおにぎり #相生橋筋商店街 #にぎってから塩をふりかけるおにぎり #ミナミの人気うどん店 #コロナウィルス感染症防止対策店 #人生には飲食店がいる

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【問答無用!の奈良で人気のうどん店巡り(2)】 日本で一番通り過ぎてしまう!?知る人ぞ知る一切機械を使わない完全手打ちの「活きているうどん」の名店。 《修行せず独学で開業した讃岐うどんと「ブレードランナー」が好きな店主》 日本最大級の木造観音がある長谷寺で知られる奈良県桜井市。国道165号線沿いの田んぼと山に囲まれたのどかな場所にある『手打ちうどん ぶれーど・う』は、クルマで行っても思わず通りすぎてしまうほど外観はツタに覆われた小屋のようなお店。SNSでも日本で一番通り過ぎてしまう!?知る人ぞ知る奈良でも人気の手打ちうどん店です。 ワイルドな風貌で髭が印象的な岡本忠之店主は、生粋の大阪人で大阪芸術大学を卒業後、グラフィックデザインの世界へ進んだものの、たまたま42歳のときに、釣り仲間の友人から讃岐うどんツアーに誘われた際、香川県の名店で食べたうどんの旨さに衝撃を受け、すぐさま讃岐うどんの魅力にとりつかれたんだとか。 衝撃的な讃岐うどんの出会いから、本業のデザイナー業の傍ら日々試作を繰り返し、なんとわずか1年で念願のお店を持ったのが2011年7月18日。 屋号は、岡本店主が、ハリソンフォード主演の映画「ブレードランナー」が好きということと、本来、うどんの名店で修業してから独立するのが業界の常道であるのに、全く自己流でお店を持ったため、無礼ですみませんという意味の「無礼道」をかけたそうです(笑)。店内には、店主の趣味のグッズが満載で、映画のポスターや、フィギュア、関西のうどんの名店のショップカードが所狭しと貼られています。 この場所にしたのも、大阪で開業しようと物件を探したものの賃料が高くて断念しかけた時に、たまたまクルマで通りかかった際この物件を発見!早速不動産屋さんに交渉したところ過去に7、8回と店子が変わる「いわくつきの物件」ながら、大家さんから残された備品も使用して良いとの了承も得て即決!立地風景も香川県の名店にも似ていたことからこの物件に決められたそうです。 《一本一本がツルピカの麺肌で曲がりくねった人間味のある手打ちうどん》 独学でうどん打ちから製麺まで手がける岡本店主は、一切機械を使わない完全手打ち麺。しかも手切りとあって、均一な一本の麺はなく、麺の曲線もそれぞれ違うのが特徴で「理想は人間味のあるうどん。工業製品みたいにしたくない」というポリシー通り、一本一本がツルピカの麺肌で曲がりくねった人間味のある手打ちうどんを提供されています。 茹でたてのうどんは注文してから約15分ほどかかりますが、周りののどかな風景を見てからお店の中に入ると時間がゆったりと流れて、多少時間がかかると言われても辛抱できます。 着丼してから、箸で麺を口に含んだ途端「これは旨い!!」と数々のうどんの名店を食べ歩いた私でさえ、ここでしか食べられない「活きているうどん」との出会いは衝撃でした!! 《オススメニュー》 ・かけうどん:330円 ・ひやかけ:350円 ・ニューぶっかけ:550円 ・肉のせ:320円 ・いなり(2個):120円 あえて「讃岐うどん」と謳っていないところが店主の控えめで謙虚な性格ゆえですが、さにあらず。本場うどん県でも味わえない麺は、外国産と国産をブレンドした小麦粉に中華麺用の準強力粉をほんの少し加えていて、小麦本来の香りと味わいを堪能できます。 ひやかけは、地元の澄んだ清流水を使用しているので雑味がなく、昆布にイリコ、アゴ、スルメ、鰹節やメジカなどの混合節など9種類の旨味が重なり、一度味わったら忘れられない味になることうけあい。トッピングの柑橘系の果実がサッパリしたアクセントになってさらに美味しく感じられます。 トッピングの「肉のせ」も国産牛の高級肉のバラ肉の旨味を十分引き出した一品。かけ出汁に浸しながら、麺と肉を重ねながら食べる至福の組み合わせに、遠出した甲斐も報われます。 しかも、うどん一杯が300円〜400円台!という安さそして、このクオリティーの高さには脱帽です。 《追記》 お店の横にある駐車場は、草も生い茂ったところに5台ほど停められます。店主と女性のお二人で切り盛りされていますが、基本はセルフスタイル。注文も口頭で、揚げ物やごはん類、おでんも自由にお皿に取って最後に精算します。ご丁寧にトースターや電子レンジもあるので、勝手を知っている常連さんは思い思いに注文のうどんが茹で上がるまでこのお店の雰囲気を楽しんでいるのがわかります。 ちなみにうどん以外に「キーマカレー」が人気だそうです。 #問答無用!の奈良で人気のうどん店巡り #知る人ぞ知るうどんの名店 #一切機械を使わない完全手打ち #活きているうどん #修行せず独学で開業した讃岐うどん店主 #「ブレードランナー」好き #日本で一番通り

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【あの『フスカケ』からステップアップした『イブかみ』ファン急増中!】唯一無二の煮干し系の魚介+豚骨が利いた清湯スープのらぁ麺! 《元『フスカケ』の實藤店主が、四天王寺に移転したちまち人気店に!》 2011年4月4日にオープンしてから、またたく間に関西屈指の人気店となった『フスマにかけろ 中崎壱丁 中崎商店會1-6-18号ラーメン』通称『フスカケ』が約10年間の営業を終え、2022年1月31日に閉店。その後の動向が注目されていましたが、2022年2月21日に四天王寺にあるJunk Story MIレーベル店舗を借用して『唯一無二のらぁ麺専門店 イ袋ワシづかみ』を新規オープン。またたく間に人気店となっています。 最寄り駅は大阪メトロ谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘」駅で3番出口から東方に500mほどのところにお店はあり、基本的に火~木は昼のみ営業11時~16時(LO)ですが、月・金・土・日は18時〜21時(LO)夜も営業されています。 屋号は、煮干し系のイワシに掛けて、胃袋のイ、鷲掴みのワシで繋げたユニークなもので、實藤店主が自ら『イブかみ』とSNSで発信されていて『フスカケ』からステップアップした『イブかみ』ファンが急増中で訪問した際も行列ができていました。 店主1人のワンオペとあって、オーダー時、メニューごとに割り当てられた番号を口頭で伝えてから、カウンター上のかごトレーに代金を入れる前金制となっています。 《豚骨✕煮干し✕肉=衝撃》 人気のらぁ麺は、こってりでもなく、あっさりでもない「こっさり」に「ちぢれ太麺」を合わせた昭和な中華そばに、實藤店主の独創性が加わった唯一無二の和だしの中華そばとあって、トッピングの具材も岩海苔、煮干しソース、皮ワンタンと吟味されたものを使用。 麺は、京都の創業80年を超える『麺屋棣鄂』謹製で、醤油が中太の縮れ麺、塩は細麺、まぜそばは太麺の縮れ麺と使い分けていて、スープとの相性も良く、上質な小麦粉のなせる麺の味わいが楽しめます。 《オススメニュー》 ・濃口醤油らぁ麺:950円 ・特製トッピング:400円 (チャーシュー4枚・皮ワンタン5枚・煮玉子) ・昆布玉子かけご飯:300円 スープは濃い醤油の甘辛な味わいで、煮干し特有なえぐみが無くスッキリした和風な味わい。一口目に魚介と醤油の深みを感じつつ、後から豚骨の旨味がじんわり伝わってくる感じで、なかなか奥の深い味わいです。 チャーシューは豚肩ロースとバラの2種類で、下処理も徹底しつつ塩もみ、昆布締めして炊いたものらしく、魚介出汁に良く合って美味しくいただけます。 手揉み風の中太の縮れ麺は、コシもほどよくプリッとした食感がたまりません。 口の中が磯の香りに満たされる岩海苔、ちゅるっとした皮ワンタン、煮玉子と個性派揃いのトッピングですが、どれもバランスの取れた一杯の配役としていい仕事をしています。とくに白ネギが後口をさっぱりしてくれ、店主のこだわりが最後の一滴まで伝わる渾身の一杯でした。 また、昆布玉子かけご飯は、青ネギと塩昆布、生卵がトッピングされ、昆布や鰹の出汁が効いたタレを混ぜていただく極上の玉子かけご飯。塩昆布の塩味と黄身が混ざってごく旨です!青ネギがサッパリした後口にしてくれ、らぁ麺におお供にぴったりです。 #話題の新店 #フスカケ #イブかみ #煮干し系の魚介+豚骨が利いた清湯スープのらぁ麺 #前金制 #豚骨✕煮干し✕肉=衝撃 #實藤店主 #和だしの中華そば #麺屋棣鄂 #濃口醤油らぁ麺 #皮ワンタン #渾身の一杯 #昆布玉子かけご飯 #四天王寺の人気ラーメン店 #コロナウィルス感染症防止対策店 #人生には飲食店がいる

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◆なつかしい平成時代の〆に人気の「青葉らめあん」を唯一継承している松屋町の人気店◆ 《鶏ガラ和風ダシの醤油スープ+青梗菜(チンゲンサイ)+角煮の渾身の一杯!》 大阪メトロ長堀鶴見緑地線「松屋町」駅3番出口を出て南へ200mほどの場所にある『青葉らあめん』は、かつて北堀江に本店を構え、現店主の髙橋さんのお父さんが台湾料理の流れを汲む角煮と青梗菜を鶏ガラ和風ダシで、お酒を飲んだ後の〆のラーメンとして「青葉らあめん」を提供したのが1985(昭和60)年。 以来、先代が病気で倒れ、心斎橋のステーキ店を経営していたお兄さんが後継者として先代の味を継承。一時期ミナミに3店舗構えていたもののお兄さんが病気で他界。お兄さんに師事していた当時32歳だった3男の現店主さんが「青葉らあめん」の味を引き継いで今年で22年経つそうです。 先代や兄弟が病気によって他界したこともあって、髙橋店主はスープ、麺、野菜、お肉、具材に徹底的にこだわり安心・安全な食材しか使わないことが信条で、メンマとザーサイ以外は全て国産。「角煮」や「スープ」は手間を惜しむことなくまさに「ほんまもん」の一杯を日々提供。自身の健康にも無理をしない程度に定休日もしっかりリフレッシュされているそうです。 ちなみに「角煮らーめん」には角煮が5切れ、「青葉らあめん」は角煮が2切れとそれぞれ黄身の中まで角煮のタレがまったりと染み込んでいる味玉がトッピングされています。 《わが平成時代の〆の一杯》 平成時代、阿波座の出版会社に勤めていた頃、深夜残業の際に先輩や社長がよく連れて行ってもらったのが『青葉らあめん』。当時の〆のラーメンは『金龍ラーメン』や『薩摩っ子ラーメン』『揚子江ラーメン』など鶏ガラや醤油豚骨が全盛で、鶏ガラ和風ダシの醤油スープの「青葉らあめん」は珍しく、インターネットも無い時代、クチコミで有名になった人気店の一つとして今でも関西のラーメン界の語り草になっています。 その懐かしい一杯に出会うため、やっと長年の念願が果たせました。たまたま13時過ぎの入店でお客さんも私一人。初対面ながら髙橋店主にこれまでのお店の歴史やこだわりについて語ってもらえました。 《オススメニュー》 ・青葉らあめん:1,000円 迷わず決めた「青葉らあめん」は、青梗菜が麺の上に敷き詰められ、角煮が2切れ、白髪ネギと味玉がバランス良く盛りつけられています。 名物の角煮は3~4時間炊き続け、寝かすことで肉汁が染みわたりお箸で持ち上げるとホロホロと崩れる柔らかさ。口の中に入れた途端にとろけるここでしか味わえない絶品な角煮の味わいが楽しめます。 鶏ガラ和風ダシの醤油スープは鶏ガラとモミジそして野菜のみ。 玉ねぎ、白菜、ニンジン、ニンニクなどの野菜を5Kg寸胴に入れ、毎日4時間以上炊き続ける創業以来継承されたもので、混ぜるとスープが濁り、使い物にならないため手間暇かけて丁寧にアクを取って仕上げているのだそうです。 鹿児島県枕崎産の鰹節が効いていて、あっさりとした中にコクがあり、ツルッとのど越しよくいただける中太ストレート麺によく合います。 角煮とスープを引き立てる青梗菜は、角煮のコクをほどよくやわらげ、あっさりスープの旨みをしっかり後押ししてくれます。 また、店主が新たな具材として加えた穂先メンマと白髪ネギのトッピングでサッパリした後味に。角煮のタレがまったりと染み込んでいる味玉も仕上げにぴったりです。 創業時からある「ピリ辛ニラ」を加えることで、スープの味変も堪能できます。懐かしい一杯に出会えて感無量でした。 《追記》 屋号は『青葉らあめん ほんまもん屋』が商標登録されているものの、屋外の看板は新たに『角煮らーめん青葉』という表記で営業されています。 髙橋店主は現在47歳。ワンオペで切り盛りされていますが、まだまだこの味を継承しつつたくさんの方々に「ヘルシーで美味しい一杯」を提供したいとの意気込みを熱く語ってくれました。昔食べた方にぜひオススメしたいお店です。 #懐かしい一杯 #なつかしい平成時代の〆に人気の「青葉らめあん」 #青葉らめあん #角煮 #台湾料理の流れを汲む #鶏ガラ和風ダシの醤油スープ #お酒を飲んだ後の〆のラーメン #ほんまもん #ピリ辛ニラ #昔食べた方にぜひオススメ #松屋町の人気ラーメン店 ##コロナウィルス感染症防止対策店 #人生には飲食店がいる

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鹿児島県

豚料理

野添 裕幸

【鹿児島うんまか食べ歩記(7)】唯一無二の秘伝の和風ダシで生卵に付けて食べる絶品「黒しゃぶ」は究極の黒豚料理! 《鹿児島を代表する「黒豚しゃぶしゃぶ」発祥の名店》  『黒豚料理 あぢもり』は、1978(昭和53)年に、鹿児島市の繁華街、天文館で開業し「黒豚しゃぶしゃぶ」発祥店として全国的にも知られた有名店。ちなみに屋号の『あぢもり』は「味を守る」という意味が込められているのだそうです。  Rettyでは、とんかつ好き人気店★★★という、地元のタクシー運転手さんに「黒豚のおすすめ店は?」と聞くと、10人中9人は『黒豚料理 あぢもり』を挙げると言われるほど、全国ネットのテレビやグルメ雑誌にも数々紹介されている鹿児島を代表する名店です。 《黒豚の不遇な歴史》  戦国時代から鹿児島では一般的に飼育され食べられていた「黒豚」ですが、高度経済成長期に東京などで鹿児島の黒豚は人気が高かったものの、1970年代になって、黒豚より多産で飼育期間が短い白豚が全国的に重宝され始めて、またたく間に黒豚の生産頭数が激減し、鹿児島県ではわずか2%まで激減。生産された黒豚肉はほとんど東京に行ってしまい、地元では食べられるところもなかったそうです。  畜産県で知られる鹿児島県でも「白豚を導入する」「いや鹿児島は黒豚だ」と大激論が勃発。最終的に当時の金丸三郎鹿児島県知事が「黒豚は鹿児島の宝。だから残す!!」と決着。県内で残された畜産農家が再起をかけて黒豚の継承に力を注いだ結果、今や鹿児島の黒牛・黒豚・黒鶏の「三大黒」の一つに数えられ、その美味しさとブランド力はゆるぎないものとなっています。 《「黒豚」の応援団長》  店主である佐藤光也社長は北海道生まれ。慶應義塾大学を出て神戸の会社に就職。そこで出会い結婚した女性が先代の食堂の娘さんだったことから、鹿児島に移住する事を決意。当時経営が芳しくなかった家業の食堂を自分が何とか立て直そうとしていたときに、肉屋さんを通じて「黒豚」に出会い、その美味しさに惚れ込んで一念発起!されたそうです。  当時の鹿児島では、豚肉は「牛肉より下」というイメージで、黒豚料理を出すお店がなかったため、牛肉に負けない高級なイメージの「しゃぶしゃぶ」で勝負しようと試行錯誤して誕生したのがこのお店の看板メニュー「黒しゃぶ」です。  その美味しさに惚れて「黒豚」の応援団長となった佐藤社長は、当初は地元でもまったく認知されなかったものの、バブル期のグルメブームをきかっけに、全国行脚し黒豚のPRに全力を注いだ結果、90年代には首都圏を中心に黒豚の人気が高まり、今や全国的に知られるようになったのは周知の通り。鹿児島ではその武勇伝が語り継がれています。 《オススメニュー》 特選黒しゃぶ ・維新コース: 4,400円 特選黒しゃぶ肉、野菜、小鉢、特製手延細うどん、デザート ・大久保コース:5,500円 特選黒しゃぶ肉(大)、野菜、小鉢、黒豚揚物、特製手延細うどん、デザート  皿の中央には、極上ランクの厳選した「かごしま黒豚」のバラ肉をバラの形にしたもの、そのまわりにはロース肉が置かれています。バラ肉のほうが少し厚めにスライスされているとのこと。赤身、白身、鍋は熱伝導率のいい銅製で表面は金色、その中には金色に輝くスープ。まさにおめでたい色の取り合わせです。  まずは真ん中のバラ肉を仲居さんが鍋に投入してくれます。金色に輝くスープに淡いピンク色のバラ肉がグツグツと煮立った中でばらけていきます。別の器には、椎茸、えのき茸、エリンギ、白菜、絹ごし豆腐、青菜、白ねぎ、もち巾着が用意され、肉の後にしっかり煮込むことでより味わい深いスープにしてくれます。  次に、器に新鮮な卵を割り入れ、少しスープを注いでロース肉をいただきます。牛しゃぶのようにポン酢やごまだれは使わないのがこのお店のスタイル。すき焼きとしゃぶしゃぶの中間のような食べ方で、スープに肉をくぐらせて、卵と一緒に食べると赤身も白身もとろけるような柔らかさで黒豚特有の甘味を感じます。  秘伝の醤油ベースの和風出汁で作られているスープは、肉の灰汁が出ないというこのお店の企業秘密とも言えるもので、最後まで金色に輝いています。〆のうどんは、島原で作ってもらっているという特製手延細うどんで、あらかじめ茹でた麺を残りのスープに入れてスルスルといただけます。これがまた絶品で、しかも残りの出汁に具材の旨味が凝縮されていて、追い飯でもしたくな絶品の「黒しゃぶ」でした。 #鹿児島うんまか食べ歩記 #「黒豚しゃぶしゃぶ」発祥店 #黒しゃぶ #極上ランクの厳選黒豚 #観光鹿児島 #鹿児島グルメ #コロナウィルス感染症防止対策店 #人生には飲食店がいる

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大阪府

ラーメン

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◆乾物屋での経験を活かした数種類の節が際立つ至極の醤油ラーメン◆ 《「究極のラーメン2021」の醤油部門グランプリ店》 京セラドーム大阪の近く西区本田にある『麺処 天川(あまかわ)』の岡部大店主は、大好きなラーメンづくりのために乾物屋さんで約10年ほど勤め、営業から製造、配達まであらゆる経験を通じて知識を蓄積。満を持して2019年3月5日に開業された異色の経歴の持ち主。屋号の「天川」は、祖父母の姓で、感謝と恩返しの気持ちを込めて命名されたのだそうです。 スープづくりの要になる「丹波地鶏」は、鮮度を重視し冷凍ではなくチルドで調達。沖縄産「アグー豚」の背ガラと釧路・道南産昆布、鰹節、さば節など合わせた鶏・豚清湯スープが人気のお店で、Rettyラーメン好き人気店★、食べログ3.66、「究極のラーメン2021」の醤油部門でグランプリを獲得するなど、醤油味では新進気鋭の注目店としても知られています。 お店は、岡部夫妻の二人三脚でお店を切り盛りしていて、アットホームな雰囲気。お店の入り口横には、簡易の手洗い所が設置され、ウイルス感染予防が徹底されています。 《動物系に負けず節感が際立つ醤油らあめん》 店主のこだわりは無化調なのはもちろん、食を取り扱う上で非常に重要な「水」は、アメリカのシーガルフォー社の浄水システムを導入。不純物だけでなく細菌も除去してくれる高い浄水能力をもっているそうです。 数種の節を駆使した魚介出汁は、香りを出しすぎずバランスを重視して合わせたもので、動物系に負けず節感が際立つ醤油というクオリティーの高さが人気を博しています。 《オススメニュー》 ・肉と玉子醤油らあめん:1,050円 スープのベースとなるのは、新鮮な丹波黒鶏の丸鶏、ガラ、モミジ、手羽元、それに沖縄県産アグー豚の背ガラを合わせた鶏・豚清湯スープ。魚介出汁は、釧路・道南産昆布に鰹節、鯖節など数種類の節から取ったもの。 麺は『鶴見製麺所』謹製で、国産小麦の中太平打ち麺。一般的に生麺に使用されている添加物であるプロピレングリコール(PG)不使用のもので、安心安全で体に良い食材だけを使用したいという店主の思いで依頼されているそうです。 カウンター越しに登場した一杯は、中心にトッピングされているのが大阪産(おおさかもん)の「しろ菜」と青ねぎがアクセントとなって、アグー豚のモモ肉チャーシューが3枚、九州から取り寄せた無添加メンマ、味玉とシンプルながら「ザ・醤油」という琥珀色のスープに浮かぶ油膜から至極の味を連想させられます。 その期待を裏切ることなく、節が効いたスープは塩分濃度を抑えているため罪悪感なくゴクゴク飲めます。ラーメン店では珍しいシャキシャキの「しろ菜」が食感もよく、さっぱりした後味にしてくれます。 乾物屋さんで培った節が持つ特性を見事にバランスよく合わせた鶏・豚清湯スープは確かにクオリティーの高い至極の一杯。最後まで堪能できました。 ・旬炊込飯(ホタルイカ):200円 このお店でぜひ味わって欲しいのが、日によって変わる旬の炊き込みご飯。お米は兵庫県但馬産コシヒカリ。こちらも生産農家から直接仕入れをしていて、この日は珍しいプリプリの「ホタルイカ」がうす揚げ、にんじん、こんにゃくと一緒に出汁で炊き込まれていて、ホタルイカの旨味と出汁が美味いことこの上なし!!らあめんとセットでいただくことをオススメします。 《追記》 お店のモットーは3点! ・食を通じて社会に貢献する ・商いに関わるすべてに感謝 ・お客様へ活力の源のご提供 カウンターのみのお店ながら、小さなお子さんがいるファミリーの方にも気軽に来て頂きたいということで『お子さまらあめん』やキッズチェア、ヌードルカッターなども用意されているなど、小さいお子さん連れでも安心安全で体に良い食材だけ使用した美味しいラーメンがいただけます。 #「究極のラーメン2021」の醤油部門グランプリ店 #動物系に負けず節感が際立つ醤油らあめん #丹波地鶏 #アグー豚 #鶏・豚清湯スープ #大阪産(おおさかもん)の「しろ菜」 #節が効いたスープ #塩分濃度を抑えたスープ #罪悪感なくゴクゴク飲めるスープ #旬炊込飯 #九条の人気ラーメン店 #京セラドーム大阪近くのラーメン店 #コロナウィルス感染症防止対策店 #人生には飲食店がいる

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鹿児島県

和食

野添 裕幸

【鹿児島うんまか食べ歩記(3)】霧島の山奥にポツンと佇む知る人ぞ知る鶏料理専門店! 《まるで昭和時代にタイムスリップしたような畳座敷でいただく絶品のみやま厳選鶏》 霧島神宮よりさらに北へ連なる霧島グリーンロード沿いの山奥にポツンと佇む地鶏料理・鶏料理 『みやま本舗 霧島店』は、本店にあたり1991(平成3)年5月1日創業の老舗鶏料理店。Rettyでは、食好き人気店★となっています。 現在、鹿児島県内に10店舗を展開し、創業時から伝わる自家製刺身ダレでいただく鶏刺しや、自身で焼く焼きものが人気です。霧島店は一見、山小屋を思わせる外観と昭和時代にタイムスリップしたような畳敷きの座敷、テーブル席とレトロで素朴なロッジみたいな雰囲気が魅力で、初めて訪れた方でもほっと安心させられます。 そもそも鹿児島では、江戸時代から自宅で鶏を飼っていて、祝の席などで一羽をつぶし、近所にもふるまっていました。それらは「地鶏刺し」「地鶏料理」と言われ、鹿児島の伝統的な郷土料理のひとつとして継承されています。 鹿児島の三大黒と言われる「黒毛和牛」「黒豚」「黒さつま鶏」の一つ、黒さつま鶏を、お刺身や鉄板焼きで楽しめるお店として人気の『みやま本舗』は、新鮮な地鶏でしか味わえない食感や歯ごたえ、味わいが堪能できます。 焼きものは、秘伝のタレを用いたまろやかでコクがしみる「タレ焼」、鶏本来の味が楽しめる「塩味」の2種類。素材は常に新鮮な鶏肉を用いているので、焼き加減はレアの状態でも十分いただけます。 《オススメニュー》 ・みやま厳選鶏 炙りタタキ(1人前):890円 ・鶏の二色タタキ(もも・はね)2人前:1,580円 ・黒さつま鶏あぶりったき:1,320円 ・焼き盛り七種盛り合わせ(2〜3人前):2,580円 ・特製とりめし:780円 ・サッポロ黒ラベル〈樽生〉中:540円 ・鹿児島タンカンサワー:540円 創業から継ぎ足している自家製刺身ダレは必食!!刺身にも、焼きもののタレにも使用されていて、まさに万能タレといっても過言ではない、やみつきになる甘さとコクのある秘伝のタレです。 「焼き盛り七種盛り合わせ」は、ガスコンロを使って自身で焼くので、味はもちろん、目でも楽しめます。レアな状態でもいただけますが、予め鶏肉の表面は熱殺菌しているそうで、生肉が苦手な方でも焼き加減をみながら旨味を堪能できます。 それぞれの部位によって、肉の柔らかさ、歯ごたえも異なり、焼いて食べるとそのおいしさに衝撃を受けます。とくに鶏皮の香ばしく噛む毎にジュワッとジューシーな味わいにノックダウンされ、生ビールがどんどんすすみます。 タレの味だけでも十分なのに、おろしニンニクを少し加えると、さらに美味しさが倍増します。 全てにわたって、絶品な鶏肉料理三昧。お店の雰囲気もお店のスタッフの接客姿勢、とくに店主の女将さんもいろいろ配慮していただき、大阪と東京からきた家族6人全員満足の霧島の夜の宴でした。 #鹿児島うんまか食べ歩記 #霧島の山奥にポツンと佇む知る人ぞ知る鶏料理専門店 #昭和時代にタイムスリップしたような畳座敷 #霧島グリーンロード沿い #みやま本舗 #霧島の鶏料理専門店 #食好き人気店★ #鹿児島の伝統的な郷土料理 #黒さつま鶏 #肉の表面は熱殺菌 #生肉が苦手な方でもオススメ #絶品な鶏肉料理 #霧島の隠れ名店 #霧島の夜の宴 #観光鹿児島 #鹿児島グルメ #コロナウィルス感染症防止対策店 #人生には飲食店がいる

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大阪府

オムライス

野添 裕幸

◆㊗️オープン11周年記念!!トッピングが多彩で個性的なオムライスが大人気のお店◆ 《多くの人気メニューを抱えるシアワセとろとろオムライス専門店》 心斎橋で、オムライス好きなら絶対はずせない『浪花オムライス』は、2011年4月11日つまり今日でオープンして11年目を迎えた大阪でも人気のオムライス専門店。 Rettyでは、オムライス好き人気店★★、食べログは3.49の高評点のお店で、シアワセとろとろオムライス専門店として、この11年で多くの人気メニューを抱え、多数の著名人のサインや数々の表彰歴でも分かるように、オムライスの実力ある人気店として知られています。 お店は、日宝シルバービル1Fの右手奥にあって、カウンターのみ6席(コロナ感染防止配慮)とこじんまりした雰囲気のなか、厨房の調理風景を観ながら、まずはミニサラダと南淡路産のオニオンスープをいただきます。 店主お一人で切り盛りしながら、お客さんの注文を聞いてからフライパンを振る姿はまさに洋食職人そのもの。とろとろの玉子から絶品なオムライスの一皿が出来上がるまでの手際の良さは一見の価値ありです。 《もっともプレーンな「卵とろとろオムライス」のふわとろ感がたま卵!!》 2015年4月にRettyで投稿して以来7年ぶりの訪問。看板メニューのとろとろオムライスにどて焼きがトッピングされた「浪花オムライス」が750円から1800円に大幅値上げしていたのにはビックリ!でしたが、おそらくコロナ渦以前のインバウンドの際のお値段がそのままなんだと納得。 開店当初から大分県の「がんこ村 ネッカリッチ卵」、国産和牛の稀少部位の「カッパ」の牛スジ、南淡路産の玉ねぎをはじめとした食材自体にこだわっているので、コストに見合った厳選食材を使用したオムライスとトッピングは文句なし!とくに、サクサク揚げたての揚げ物のトッピングは、プレーンな「卵とろとろオムライス」にぜひ加えてください。 ・卵とろとろオムライス:1,200円 ・ポークカツ(4個):300円(サービスクーポン) 老舗洋食店からゆずり受けたデミグラスソースがたっぷりかかったふわとろ玉子に、揚げたてサクサクの分厚いポークカツが4枚トッピングされたプレーンなオムライス。 淡路産の玉ねぎがふんだんに使用されたケチャップライスがデミグラスソースに少し押され気味ながら、オムライス全体がふわとろ感に包まれ、文字通り口の中が幸せ気分に浸らせてくれます。 さらに驚くべきはサクサクッとした衣に分厚いポークの柔らかすぎる食感とあっさりした味わいのカツ。トッピングと侮るなかれ、かなりクオリティーの高い洋食屋さんのポークカツとしていただけます。 7年ぶりの『浪花オムライス』は、さらに進化したオムライスとして進化していました。 《追記》 初めて来店される方は、ビルの前にある「看板」に300円のサービスクーポン付きのチラシが貼ってあるのと、帰りの精算時にも次回来店時に使用できるクーポン券がいただけますので、ぜひ、トッピングに利用してください。 #オープン11周年記念 #トッピングが多彩で個性的なオムライス #心斎橋の人気オムライス専門店 #卵とろとろオムライス #がんこ村 ネッカリッチ卵 #淡路産の玉ねぎ #大阪の人気オムライス店 #心斎橋のランチ #浪花オムライス #コロナウィルス感染症防止対策店 #人生には飲食店がいる

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大阪府

うどん

野添 裕幸

㊗️Retty全力1900投稿&2022 TOP USER再任御礼【問答無用!の大阪で人気のうどん店巡り(124)】 ◆お互いの食人の腕を競いながら進化が止まらない夫婦で切り盛りする注目店◆ 《Retty初投稿の新進うどん店》 近鉄南大阪線「北田辺」駅から高架下沿いで南方に行き、松虫通を左折した徒歩5分にある『釜揚げうどん たまり』は、2021年4月9日に開業されたばかりの自家製麺が自慢のうどん屋さん。 店主は、心斎橋で人気居酒屋で知られた『網元直送海鮮居酒屋 大北』のオーナーの大北良輝さん。コロナ渦の影響もあって心斎橋店を2020年にやむなく閉店することになり、以前から出店したかった讃岐うどんで勝負しようと奥さんと一念発起し、もともと実家の近くでもある西今川のこの地に開店されました。 系列店で大手前にある『旬魚菜居酒屋 大北』には、たまにオーナー兼助っ人として顔を出すものの、現在はうどん道に専心、日々研鑽しながら、麺と揚げ物は店主、出汁や新メニューの開発、接客は奥さんの裕美さんと役割分担しながら進化した大阪讃岐うどんをめざしていらっしゃいます。 お店は、白い壁が印象的な2階建て。1階が奥に長いカウンター5席と2人席1卓、4人席が2卓と和風モダンな雰囲気で明るく清潔感溢れる空間です。驚いたことにテーブル席の奥には将棋盤と碁盤が置いてある席があります。 実は、1階がうどん店、奥と2階が会員制の『囲碁・将棋たまりクラブ』という、奥さんのお父さんが主宰し、小学生から老若男女問わず、囲碁や将棋、健康麻雀とくつろぎスペースとして活用してもらおうと、文字通りいろいろな人たちの「たまり場」を提供しようとオープンされたのだそうです。 《夫婦で磨く大阪讃岐うどんと関西出汁の一杯》 ・釜揚げ肉汁つけ麺(大盛り):780円 ・鶏天盛り:280円 お店自慢の釜揚げうどんは、独学で作り上げた大阪讃岐うどんは、注文を受けてから釜揚げするので15分以上じっくり待ちます。 湾曲した独特な器で着丼した釜揚げうどんは、半透明の釜湯に浸ったつるんとしたうどん。桜のお麩がアクセントになって食撮映えします。柔らかい白い麺肌は、時間が経ってもしっかりした伸びをキープしていて、最初から最後まで小麦の旨味とつるつるっとしたのど越しを堪能できます。 つけ汁は、鰹と鯖節、うるめいわし節がメインで関西風のとても上品な味わい。薬味の青ねぎと生姜そしてレモンの酸味が効いてサッパリしています。豚肉と白ねぎもたっぷり入っていて麺と一緒に口に運ぶとこれぞ至福の肉汁つけ麺!と感嘆してしまうほど飽きが来ない絶品な味わいです。 追加でお願いした「鶏天盛り」は、ほのかに塩味を帯びた下味のムネ肉に大葉が巻いてあり、サクッと揚がった鶏天2個と甘い南京がまた美味。釜揚げにぴったりな天ぷらでした。 ・海老天盛おろしぶっかけ 冷(大盛り):880円 ・かやくごはん:+100円 香川から取り寄せた小麦でつくった自家製麺は、刺身のようなつるもちのまさにべっぴん麺。エッジの立った断面ながら、ソフトで伸びがあってそのまま口に含むと、のど越し良く上品な味わいに唸らされることしきり。店主の独学という自家製麺ながら、新店とは思えないほど素晴らしいレベルの高い麺が味わえます。 トッピングの海老天は、大葉巻き(しそ巻き)と合わせて2尾、南京とともにサクッと揚がった衣がまた絶品。元魚の仲買人という目利きで選んだ食材は間違い無く、プリッとした食感で美味そのもの。大根おろしと青ねぎ、レモンをぶっかけつゆに加えることでサッパリそして上品なあじわいのぶっかけうどんが堪能できました。 かやくごはんは100円で提供!細かくカットされたタケノコや、鶏肉、シメジ、お揚げなど具沢山なうえに、お焦げまで混ぜ合わせていて、出汁がよくしゅんでお米の粒も立ってこれだけでもお替わりしたくなる美味しい一品です。 《追記》 新店とは思えない自家製熟成べっぴん麺とサクサク天ぷら、やさしく上品な鰹と鯖節の出汁と、長年飲食店を経営しているご夫妻とあって、食人としての才覚とセンスがキラリと光っているのはもちろん、お客さんに対するホスピタリティーも素晴らしいお店です。 Retty1900全力投稿にふさわしい、これからも応援したくなる!そしてきっと人気店になる!お店です。うどん好きな方にぜひ!食べに行く価値あるお店としてオススメします。 #Retty全力1900投稿 #問答無用!の大阪で人気のうどん店巡り #Retty初投稿 #北田辺のうどん店 #釜揚げうどん #大阪讃岐うどん #囲碁・将棋たまりクラブ #べっぴん麺 #きっと人気店になる #コロナウィルス感染症防止対策店 #人生には飲食店がいる

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大阪府

うどん

野添 裕幸

◆一客一客に対して違う器で提供する出汁とお肉にこだわった選べる麺の専門店◆ 《麺は、うどん(太麺・細麺)・そば・中華麺の3種類、お肉はA5クラスと超リッチな肉麺専門店》 今、大相撲春場所が開催されている「エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館)」の向かいに2021年8月12日に開店された『肉麺 まるきゅう(まる9)』は、A5ランクの牛肉を使用し、うどん(太麺・細麺)、そば、中華麺の3種類からお好きな麺が選べるという新スタイルの肉麺専門店。 牛の前足の内側(胸部)のブリスケやあぶらかすを仕入れ、自慢の出汁と合わせて提供し、従来にはない贅沢で深い味わいに仕上がった一杯が堪能できます。 その自慢の出汁には鯖うるめ、宗田節や花鰹などを合わせて店内で丁寧に作り上げていて、店主曰く、この出汁に合う3種類の麺を独自に開発し、最近進化を遂げている冷凍麺の技術を加えて特注されているそうです。まさに進化系の肉麺がいただけるのもこの技術があってこそという通り、クオリティーの高い麺が味わえます。 店内はかなりスタイリッシュで、高級和食店のような佇まいで落ち着く雰囲気。カウンター席の奥にゆったりとしたテーブル席が2つあり、シックで居心地の良い空間でゆったりとお食事を楽しめます。会計は最新のタッチパネル。あらゆる電子マネーやカード決済ができます。 さらに店内で使用する器にも特徴があり、窯元で制作した2つとして同じものがない器をはじめ、店主がこだわって選んだ高級器を使用。一客一客に対して違う器が出てくるので、それも楽しみのひとつとなっています。 《オススメニュー》 ・肉麺(太麺うどん):1,090円 一番人気の「肉麺」は、生でも食べられるA5ランクのブリスケを一枚贅沢にのせているだけでなく、ブリスケの下には甘く煮込んだ大ぶりの国産和牛が敷き詰められている2段構えの肉麺。これは、外せません。 鯖うるめ、宗田節や花鰹などを合わせた出汁は濃厚で、笹掻きした九条ネギとゆずの風味がたっぷり。うどんは、もっちりと弾力のある麺で、喉越しもよく、味わい深い出汁によくなじんでいて、あくまでも主役の肉を立てているバランスの良い一杯に仕上がっています。 ・肉かす(中華麺):1,190円 たっぷりのA5ランクの特選和牛のバラ肉と食感も楽しい「肉かす」そしてしゃきしゃきの水菜がこれでもかと器を覆いつくしています。言うなれば、ゴージャスな「肉吸い」そのもので、選んだ中華麺はやや太麺でコシもしっかりしています。 出汁は、鯖うるめ、宗田節や花鰹などを合わせた濃厚で少し甘めながら、肉の旨味を十分引き出し、しゃきしゃきの水菜がさっぱりした後口にしてくれます。 これも大阪の名物「油かす」を高級に仕上げた一品で、中華そばはもちろんうどんでもぜひ召し上がっていただきたい一杯です。 ・卵かけごはん:300円 プリッと新鮮な龍のたまごを使用したTKG。お米もつやつやで、専用の醤油をかけてお箸でかきまぜると高級卵ならではの色鮮やかな黄卵が絶品のTKGになっていただけます。 #肉麺 #まる9 #まるきゅう #肉麺まる9 #A5ランク肉 #コスパ最高 #大阪うどん #大阪つけ麺 #大阪そば #3種類からお好きな麺が選べる #一客一客に対して違う器 #贅沢で深い味わいに仕上がった一杯 #超リッチな肉麺専門店 #エディオンアリーナ大阪前 #肉かす #なんばのうどん店 #コロナウィルス感染症防止対策店 #人生には飲食店がいる