五感で楽しめる素敵すぎるフレンチ。予約が取れないで有名だったバカールの石井シェフのこだわりが詰まったレストランです。 こちらの素敵なところは、コースを自分好みに仕上げてくれるところ。予約はインターネットからですが、好き嫌いなど事前に細かく確認してくれます。 コースは石が敷きつめられた大きな銅の器に入ったズワイガニからスタート!北海道産のウニとズワイガニ、カリフラワームース、コンソメジュレが一体となっていて、そこに小さいながらパンチの効いたエディブルフラワー。 アミューズ5種は、バカールでも定番だった五味を味わえるミニトマト、鯖のタルト、蕪、チーズ、鶏のムース。どれも1口サイズだけど美味しさがぎっしり。 脂の乗ったねっとりとしたクロマグロは、液体窒素で凍らせたカレー風味のパウダーで。 シェフとスタッフが長野で採ってきたという天然きのこは、澄んだコンソメスープに入った鹿のラビオリと一緒に頂きます。臭みのない、でも野性味のある鹿にも負けないきのこが凄い! 船上締めの鰤はしっとりとした火入れで、たっぷりの白トリュフ♡ そしてシンシアといえばのたい焼き、ではなく、王道フレンチの白身魚のパイ包み焼き。鱸はふんわり、パイはさっくさく、ソースは濃厚なビスクで淡白な白身魚とのコントラストが際立ちます。 メインの仔豚のあとは楽しみにしていたストウブご飯♡数種類から好きなものを選ぶことが出来ます。定番の鰯とフォアグラ、牛肉のタルタルを選びました。鰯の方は香ばしく周りパリパリに焼かれた鰯に甘辛いタレが抜群に合う! タルタルの方も完璧な美味しさ!フレンチなのにつやつやピカピカのご飯が食べられる幸せ。途中でブリオッシュも食べてるのにご飯も完食! そしてデザートは和栗を贅沢に使ったモンブラン、砂糖の入っていないクリームに合わせるのは甘めの白餡。そして葡萄のデザートはチーズと一緒に。 最後は宝探しのような演出での小菓子。唐辛子のチョコレート、シューとあとひとつ失念…マドレーヌとブリオッシュをお土産に頂けるのも嬉しすぎた。 ソムリエの方が提案してくれるワインのペアリングもいちいち素敵で美味しい。カリフォルニアの赤がとても美味しかった。 味はもちろん、プレゼンテーションとホスピタリティがとにかく素敵なお店です。かしこまりすぎない雰囲気も良い♡本当に楽しい時間を過ごせる今年のマイベストです。ごちそうさまでした。 #マイベスト #都内屈指