Hiroshi  Sasaki

Hiroshi SasakiさんのMy best 2019

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東京都

焼き鳥

Hiroshi  Sasaki

【せせり】 店主は中目黒の名店「串若丸」出身。“ミシュランガイド東京”では、2015年から3年連続のビブグルマン。代々木上原のハイスペックな焼鳥屋「ふく」です。 場所は上原駅前商店街の中。代々木上原駅から向かうと「金兵衛」や「ジーテン」の先、左手です。2003年3月 OPEN。 まぁココに関しては、ビブグルマンに選ばれる何年も前から、予約の取りづらい人気店でしたよね。 でも、可能性こそ低いもののフラッと行って入れちゃうこともあるんです。コレ、完全予約制が嫌いな自分にとってはデカい。 「せせり」は1本300円。大量のネギが盛られたビジュアルはネタっぽいけど、ひと口で「遊んでいるワケじゃない」っていうのがわかるハズ。 “せせりの旨みがネギの香味をなぎ払い、最後にちょっとせせりが勝つ”っていう絶妙なバランス。その最適解を求めたら、このネギの量になったんじゃないかと。 「レバー」は1本280円。トロンとやわらかいタイプではあるんですけど、身にハリもあるし旨みも強いです。 「ねぎ肉」は皮目がパワフルなのと、塩を振って炭火で焼いたネギが抜群に旨いです。1本280円。 「あつあげ」は300円。本体(厚揚げ)が見えないくらい、かつお節・ネギがどっさり。こちらも炭焼きなので、表面はカリッといい食感。 …問題は6枚めの丸っこいヤツ。たぶん「つくね」だと思うんですけど、それならそれでなぜ串から外したんだろう。なぜ1こだけで撮ったんだろう。1本280円。 単価(焼鳥)は自分の理想の2〜2.5倍なんですけど、落ち着いて食べられるし、おいしいし、とてもいいカンジ。 トータルの会計も、そこまで高くはなりません。フツウに飲むなら1人5,000円でイケるんじゃないでしょうか。 個人的には、1人ないし2人でのカウンター利用がおすすめ。常に目の前で鶏が焼かれているので、目と鼻と耳が誘惑されっぱなし。 グルメじゃないブログ「しょくいんしつ」

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【特製ビーフカツサンド】 2011年4月 OPEN。下北沢と三軒茶屋の間、ちょいシモキタ寄りにある珠玉の洋食酒場「フライパン」です。 三宿「洋食屋“B”」のところで“もう何年もカツサンドを食べられていない”的なことを書いたんですけど。 その大きな理由は、部屋から徒歩数分で行ける場所にも極上のカツサンドを食べさせてくれる店(ココ)があるからです。 「お得な盛り合わせスリーチョイス」は前菜3品を1,000円で楽しめる、お得な盛り合わせ。内容は日替りで、魚介のフリット・ピクルス・生ハムメロンでした。 「牛アキレスと豚肉のメンチカツ」は、確か700円くらい。アキレスを使っているからか、ジューシーだけど味わいは軽やか。 ミンチ一辺倒ではなく、トマトやチーズも口の中でしっかりと主張します。“たこ焼き”みたいなフォルムもカワイイ。 そして、コイツの存在なくして“フライパン”は語れない。「特製ビーフカツサンド」2,000円。 旨みの濃い国産ヒレ肉にトーストが適度なボリュームを添え、デミグラスソースの甘みが全体を華麗にまとめ上げます。 たぶん、コレにもっとも合うのは赤ワインなんですけど。個人的には赤ワインだと綺麗におさまり過ぎるんですよね。 だから、ビール。完全に delicious 状態の食道や胃を、プリン体で荒々しくかき乱すのが気持ちいいんです。もはや官能と言っていいレベル。 数量限定なので、店に着いたら一刻も早くオーダーすることを強くおすすめします。 ちなみに。最寄りの下北沢駅から向かうなら、茶沢通りをひたすら三軒茶屋方面へ。10分くらい歩けば右手に見えてくると思います。 グルメじゃないブログ「しょくいんしつ」 http://eaters-room.blog.jp/archives/15744925.html

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東京都

焼き鳥

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【やわらかゆでレバー】 ボリューミーでおいしい焼鳥・もつ焼きを楽しめる、ちょっと貼り紙が多めな北千住の人気店。 北千住駅の西口から飲屋街へ入り、「千住の永見」を通り過ぎてすぐのところ、左手にあります。 …出会った当時の“少女A”は16歳、ミニスカ・ルーズの、超カワイイ女子高生。自分はツイストをわりと強めにかけた、“奇行”が持ち味の19歳でした。 当時はもうね、じれったい、じれったい。じれったいったらありゃしないんですよ。自分だけが…好きになりすぎて…逆に何もできないっていう。 それから5年、10年、15年。過ぎた時間が長かっただけでなく、お互い子供から大人になりましたから。 時間の経過とともに接点はどんどんなくなり、自分の中では「もう会う機会はない」という結論がほぼ出て…いたんです。 そしたら、急に連絡がきて、急に会うことになりまして。それがこの日。そう、この“白&黒ギンガムチェック”、少女A。 まずは「やわらかゆでレバー」550円。最近、自分の中でホルモンの“茹”がアツいのもあるんですけど、コレすごく旨い。 “焼”だと、少なからず食感はツンツンしますよね。でも、“茹”はしっとりしていて気持ちいいんです。 もちろん、瞬発的な味の強さは“焼”が上。でも、“茹”は後から味をつけやすいから、こうやっていろいろ和えて食べるときの威力が絶大なんです。 「やきとり」は、白もつ・レバー・にんにくとり(たぶん)。すべて“みそダレ”、どれも1本100円です。 1串1串がジューシーで食べ応えもある。“みそダレ”がすごくいい。単なる甘さ・辛さだけじゃなくて、旨みのポテンシャルを底上げするカンジで味噌が効いています。 あと、焼酎の種類が多かった印象です。焼酎の知識なんてハタチで止まっているので、流行り廃りはわかりませんが。 自分が飲んだ「牧場の夢」っていう牛乳焼酎(600円)より、少女Aが飲んでいた「礼文島」っていう昆布焼酎(500円)のほうが旨かったです。 ちなみにココ、“30分に1杯は注文しなきゃダメ”っていうルールがあって、それに過剰反応するヤカラもいるみたいですけど…。 30分で1杯って、超ガバガバだよね。 「ふたりで牛角いって、会計20,000円オーバーだったの覚えてる?」とか「チョコ(少女Aが飼っていたシルバーテリア)に会いたいなぁ」とか。 思い出を噛みしめながらウキウキでマシンガントークをカマしても、10分くらいでジョッキはカラになる。 「ヤバい、楽しい」「やっぱり好きだなぁ」「あれ?ウソ?今でも好きなのかな?」「とりあえず明日、白&黒ギンガムチェックのシャツ買いにいこう」とか。 心の中でキモい自問自答をしまくっても、15分くらいでジョッキはカラになる。 だから、フツウに飲む分には何の問題もないです。 逆に、そういうルールを課すことの意味を、ココの奥さん?がいいカンジに自覚してくださっていると思うんですよね。 酒はオーダーしたらすぐに出してもらえるから、ハイピッチで飲めてありがたいです。 記憶の中で、多少“少女A”補正かかっている感は否めませんが…。安くておいしい、とてもいい店でしたよ。 グルメじゃないブログ「しょくいんしつ」

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東京都

洋食

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【ダブルコロッケ定食】 洋食屋としてはもちろん、広く“メシ食うところ”っていう括りでも自分の中では五指に入る三宿の名店。 246の三宿交差点から「du Barry」 や「OGINO」がある裏通りへ入っていくと、右手に見えてきます。2006年 OPEN(たぶん)。 どうしてもココの「カツサンド」が食べたい。そう思ったあの日から、かれこれ5年?6年?7年は経過したでしょうか。 未だに「カツサンド」は食べていないけど。いつ訪れても、何を食べても、MAX で満足させてもらえます。 オーダーは「ダブルコロッケ定食」900円。それを待つ間、チビチビ飲んでいたハートランドは中瓶で750円。 “ダブルコロッケ”の内訳は、「クリームコロッケ」と「肉じゃがコロッケ」が1つずつです。 「クリームコロッケ」には、たっぷりのデミグラスソース。さらにタルタルソースまで添えられちゃったりして。 ベシャメルソースだけでも旨みは充分だから too much な気もするけど、逆を言えば味のバリエーションが幅広くて。 “ベシャメル&デミグラス”然り、“ベシャメル&タルタル”然り、“ベシャメル&デミグラス&タルタル”然り。 いろんな味わいがクリーミーに口の中を駆けめぐります。コレが抜群の“オカズ”感を演出。 一方の「肉じゃがコロッケ」は、またアプローチが違って。食べればわかると思うんですけど、マジで“肉じゃが”です。 甘みはあるけど、“牛肉コロッケ”みたいなカンジではなくて。野菜や煮汁の存在が感じられるような、落ち着きのある甘み。 この素朴さが秀逸なので。無闇にソースとかつけないほうが真価を発揮する気がする、そんなコロッケです。 “肉じゃがコロッケ⇒味噌汁”はスムーズな“和”の流れだし、“クリームコロッケ⇒味噌汁”の摩擦も“洋食”の魅力が詰まっていて、快感そのもの。 相変わらず旨いです、ココ。どうしよう。「カツサンド」とか食べた日には、失神しちゃうかも。 グルメじゃないブログ「しょくいんしつ」

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東京都

居酒屋

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【ねぎ間】 創業は1993年。“高くて旨い”系ではあるものの、高いと感じさせないパフォーマンスのよさが光る代々木上原の焼鳥屋。 「サンカントサンク」あたりから「ジーテン」や「ふく」の方へ向かう途中のクランク付近にあります。 黒が基調のシックな空間で味わう焼鳥は、1本200円以上。なかには1本500円近くするものも。 1本150円以下の「シロモツ」で満足できちゃう自分からすると、まぁ好んで手は出さないよね…っていう価格設定です。 ただ、結論から言いますと“高くて旨いけど安い店”なんですよね。何を言っているのかワカラナイですよね。 つき出しは、甘めの味噌ダレが添えられた「キャベツ」。おかわり無料だけど、特筆すべきポイントはココじゃない。 まずは「海老」。コレを“塩&レモン”でキリッと楽しんだら、いよいよ焼鳥です。なお、“塩 or タレ”は全部おまかせ。 「はつ」1本240円(3枚め)。ハリはあるけど変にかたくないっていう、食感のよさが秀逸。素材の味を塩でそっとフォローするカンジもすごくいい。 次は「関節なんこつ」と「ぼんじり」です(4枚め)。どちらも1本350円。どちらも塩。 「関節なんこつ」はヒザ?の肉も適度についていて、歯ごたえと旨みの両方をバランスよく楽しめます。「ぼんじり」は火の入れ方が見事。“カリッ”からの“ジュワッ”。 「レバー」は1本350円(6枚め)。そもそも脂質の多いタイプだけど、それだけでは説明がつかないような、滑らかな口溶け。 「ねぎ間」1本350円(1枚め)。引き締まった味・食感の“ふりそで”と、そこに差す青々としたネギのコントラストがヤバい。 「せせり」は1本450円(5枚め)。これぞ鶏肉という“らしさ”満点の旨さと、鶏肉らしからぬ肉汁の溢れっぷりに悩殺されます。 ラストの「砂肝」は1本240円(7枚め)。完全に歯を押し返すというよりは、ちょっと受け止めてくれるカンジのいい食感。 国産のいい鶏を使っているとか、紀州のいい備長炭を使っているとかもあるけど。コレってどちらも“質を高めるための材料”でしかなくて。 やっぱり“どんな部位もふっくらジューシーに焼き上げる技術の高さ”がココの強みであり、魅力だと思います。 そして、1串1串のサイズがデカめだから、ボリューム面でバシッと満足させてくれるんです。 …っていうのをムリヤリひと言でまとめると、さっきの“高くて旨いけど安い”になります。いい店です。 グルメじゃないブログ「しょくいんしつ」 http://eaters-room.blog.jp/archives/55782575.html