【せせり】 店主は中目黒の名店「串若丸」出身。“ミシュランガイド東京”では、2015年から3年連続のビブグルマン。代々木上原のハイスペックな焼鳥屋「ふく」です。 場所は上原駅前商店街の中。代々木上原駅から向かうと「金兵衛」や「ジーテン」の先、左手です。2003年3月 OPEN。 まぁココに関しては、ビブグルマンに選ばれる何年も前から、予約の取りづらい人気店でしたよね。 でも、可能性こそ低いもののフラッと行って入れちゃうこともあるんです。コレ、完全予約制が嫌いな自分にとってはデカい。 「せせり」は1本300円。大量のネギが盛られたビジュアルはネタっぽいけど、ひと口で「遊んでいるワケじゃない」っていうのがわかるハズ。 “せせりの旨みがネギの香味をなぎ払い、最後にちょっとせせりが勝つ”っていう絶妙なバランス。その最適解を求めたら、このネギの量になったんじゃないかと。 「レバー」は1本280円。トロンとやわらかいタイプではあるんですけど、身にハリもあるし旨みも強いです。 「ねぎ肉」は皮目がパワフルなのと、塩を振って炭火で焼いたネギが抜群に旨いです。1本280円。 「あつあげ」は300円。本体(厚揚げ)が見えないくらい、かつお節・ネギがどっさり。こちらも炭焼きなので、表面はカリッといい食感。 …問題は6枚めの丸っこいヤツ。たぶん「つくね」だと思うんですけど、それならそれでなぜ串から外したんだろう。なぜ1こだけで撮ったんだろう。1本280円。 単価(焼鳥)は自分の理想の2〜2.5倍なんですけど、落ち着いて食べられるし、おいしいし、とてもいいカンジ。 トータルの会計も、そこまで高くはなりません。フツウに飲むなら1人5,000円でイケるんじゃないでしょうか。 個人的には、1人ないし2人でのカウンター利用がおすすめ。常に目の前で鶏が焼かれているので、目と鼻と耳が誘惑されっぱなし。 グルメじゃないブログ「しょくいんしつ」